天使しのーか光臨「おおきく振りかぶって・21巻」



阿部復活!

おおきく振りかぶっての21巻が出ました。20巻目って何だっけ?と考えていたら、甲子園を見に行き、関西の高校と合同練習&練習試合をやった話だったな〜と思い出したわけです。あれってそんなに最近の話だっけ??とちょっと驚いてみたり。合同練習編はすごく面白かったですよね〜。どのチームも全学年揃っており、体つきも全然違いました。皆良い人ばかりだったのを思い出します・・・。


ん・・・?20巻の話って雑誌だと2010年じゃなかったっけ??確かにおお振りは中断期間があったけど、なんやかんやで雑誌と単行本の読書感覚がおかしくなってるなぁ。どこか20巻の内容がすごい昔に感じるのはそのせいか。なるほどね。





武蔵野第一と試合!!

20巻の話になりますが、練習試合ではまだ阿部が使いものになってません(ケガが治ってない)。そのため、目の前の目標としていた新人戦では捕手を田島が担当しています。クソレからクソサーへとジョブチェンジした水谷を心配していましたが、この新人戦を勝ち抜き秋季大会のシード権を獲得しています。秋季大会シードということで、阿部も復帰!!ただし、相手は武蔵野第一!!



・・・って、武蔵野第一は新人戦勝てなかったのかよ!!!!






亡くなった?

なお、秋季大会の抽選会で少しモモカンの話題になってます。いや、モモカンというよりは昔の西浦高校の話題と言った方がいいかもしれません。これまで小出し小出しで描かれていた昔の西浦高校。昔は軟式だったのをモモカンが硬式に変更させ、そこへ初年度にに集ったのが三橋や阿部、田島といった才能たちとなるわけです。あ、花井もね。そこから、この物語はスタートしていますが、どうしてそこまでしてモモカンは西浦高校の野球部に力を注いでいるのかが割とモヤっとしてたんですよね。その回答の一つとして、モモカンと一緒にいた軟式時代のチームメートが亡くなったことが明かされてます。
軟式最後の年、モモカンとその亡くなった選手だけが在籍しており、モモカンたちが卒業した後、一度は部活が消滅しています。それを硬式として復活させたあたり色々と意味深ですよねぇ。確実にその亡くなったOBと何かあったに違いありません。あえて話してなかった雰囲気のモモカンといのがなお更ですな。その話を聞いたキャプテン花井も最初は皆に話すことを躊躇ってましたけど、モモカンの許可もあり最終的にはチームの皆に話しています。さて、皆は何を思うのでしょう・・・。
ハッキリと明言されていないものの、モモカンは諸々の理由で高校野球に対してガチです。超ガチです。選手たちも自主的にガチになってますけど、改めて甲子園という舞台を目指すキッカケになったかもしれません。この作品の最終回にでも、甲子園優勝後にモモカンがお墓の前で涙する場面なんかもあるかもしれませんねぇ。まぁ、まずは試合を一つ一つ勝っていかないとね!!






三橋と阿部でベタベタ

21巻では武蔵野第一戦の序盤までが収録されています。阿部の怪我も完治し、三橋曰く「阿部くんがいれば勝てる」とのことなのであまり心配はしていません。投手がよければ試合は成り立ちます。ただ、西浦のエース三橋の場合、良し悪しは阿部の力が大きいこともあるので・・・。


マッサージという名の・・・

どっちもベタベタしてんなあ、おい!
一方の武蔵野第一。エース榛名は語る必要はないでしょう。リアル野球界では眉唾ものとされる左の速球派です。投げる球も超強烈です。夏の大会ではベスト4の原動力となっています。まぁ、そんな超高校級のエースを擁していても新人戦では勝ててないわけですけど・・・。
原因は女房役の秋丸でしょうねえ。榛名のことなら何でも分かる、榛名に何でもつくす。そんな女房役です。もちろん普通の捕手では捕れないであろう榛名の本気の球をキャッチできます。なお、それ以外はポンコツです・・・。夏大で負けたのも新人戦で勝てなかったのも、わりと原因になってます。ただ、普通では捕れない球を捕れるというのはちょっとした才能ですし、榛名が望んでいることを無意識的に実行できるあたるすごい才能だと思うわけですよ。阿部なんて三橋の考えてることを理解するのに四苦八苦してますからね。まぁ、そういう意味では対照的な主従逆転対決となります。



大暴投

ぶっちゃけかなりポンコツです。打撃はうんまぁ・・・。重要な守備の方は、サインを出さない&投げれば大暴投な選手。もう完全に榛名の“壁”状態です。おかげで盗塁しまくりです。ただ、肩はいいので、ちゃんと投げられれば・・・といったとことです。
夏大でもチームの仲間から言われまくってたんですけど、どこか真剣みがないんですよね。完全に今の状態に満足しているというか。榛名曰く、「自分に尽くすことに満足してしまっている」とのこと。いや〜実に献身的ですねぇ。はははは(乾いた笑い)。裏を返せば、秋丸が頑張れば武蔵野第一の強さは格段にアップするわけですよ(榛名が本気で投げられる&守備も安定する)。そんな姿が本当に拝めるかは甚だ謎ですけども・・・。まぁ、21巻の中で、ちょっとだけ進歩が見られるので確認してやってください。もちろんミスしまくりですけどwww



あと、田島(旦那)と花井(嫁)のコンビ愛も素敵だったので、要チェックですな(何を!?





さて、21巻では秋季大会が始まってるわけですけど、秋といえば学園祭じゃないですか!!高校時代の花形イベントです。クラスの仲間と楽しく、また女子たちとキャッキャウフフなわけですよ。そんなわけで、西浦高校野球部の面々も学園祭を迎えています。もちろんマネジのしのーかも・・・



大天使しのーか

めっちゃ可愛い!!!
うっひょー。しのーか可愛すぎる!!ジャージか制服ばかりのしのーかだけど、やっぱり私服(今回はコスプレ)も似合いますなぁ。むふふ。ちなみに、コスプレしのーかを見た三橋は顔真っ赤になってたり・・・。そういや三橋って性的な免疫ってあるんだろうか・・・?え、三橋がエロ本とか読む姿が想像できん。


天使「行かない」

しかもガードも完璧です。学園祭の後のイベントなんてもってのほか。何が待っているか分かりません。お酒を飲む場面に遭遇するかもしれません。悪い虫が寄ってくるかもしれません。でも、我らがしのーか様はそんな誘惑に負けることはありません。何故ならチームに迷惑がかかるかもしれませんからね!!!
最近、何かと高校野球で事件があったりする手前、こういった姿勢は本当に大切ですな。あぁ、しのーか可愛いなぁ。結婚してーなぁ。これで阿部に恋してなければ完璧なんだけど(←






クソレ様「何かあったら困るから行かない」

あと、ちょっとだけクソレのことを見直しちゃったぞ。