さようなら全ての進撃の巨人

進撃の巨人」が終わりました。11年半くらいでしたっけ?長かったような短かったような。そんな気分です。


読み終わったあと、諌山神お疲れさまでしたという気持ち、楽しんで読めたなーという気持ち、寂しいなという気持ちが入り混じった感じでした。皆さんはどうだったでしょう。

作品の内容は置いときますが、諌山神は徹頭徹尾、エンターテイナーでしたね。個人的な諌山神の評価ですけど「最初は肉じゃが作るって言ってたのに、途中でみんなお腹すいてそうだからカレーにしたってノリで漫画を作ってる人」という印象。・・・ん?これ伝わりますかね?


まぁ、ち密な漫画を描いているというよりはノリで決めてる印象が強いと言えばいいでしょうか。←こんなこと言っていいのかね?
それで面白いんだからすごいとしか言いようがない。



さて、このブログの方に話を移します。
別冊少年マガジンが創刊されるよ!と言われて最初から読んでいた人はどの程度いたのでしょうね。講談社ブログを自称していたので、当然、別マガの創刊に言及しましたし、過去を遡れば第1話の感想なんてのも書いてます。


そこからあれよあれよと進撃の巨人が売れていき、このブログも少しは気にされるようになって、それ以上に進撃が売れて売れて売れまくって。
このブログを読んでましたーという方をたまに見かけますが、そんな人のちょっとした役に立てたのであれば幸いです。・・・・ほとんどの人がアニメから入ったと思いますが。



あと、仕事が忙しくなったりを理由にブログ自体を止めてますが、進撃の感想に関しては止めた理由が明確にあります。
単純に自分が書いてるものが蛇足でしかなくなったから。諌山神が描くものが全てで、それを読んでしまえば他に言えることがなくなったから。そんだけ。


漫画の感想を「面白い」という言葉以外で面白いを表現できるなら漫画ブログの才能あるよって思ってるんですけど、進撃は面白いしか言えなくなっちゃいましたねー。


その分、まとめサイトができたり、2ちゃんで盛り上がったり、多くの人が感想を言い合ったり。ここをステマブログとか呼んでた人もいましたが、ステマもなにもさあ・・・・。ステマする必要もないくらい、めっちゃ売れてんじゃん。




閑話休題




とにもかくにも、諌山神お疲れさまでした。
おそらく、おそらくですが、どこかで作品へのモチベが下がったこともあったかもしれません。個人的には、諌山神の手から離れた作品になったようにも見えた時期もありました。でも、それすらも飲み込んで、それもまた進撃なんだよと原作を終わらせた胆力に感動すら覚えます。


進撃の巨人の何が凄いって、色んな媒体にまで広がっていっても、別マガの創刊から休まずにずっと連載し続けたことだと思います。そのうえで別マガの表紙を準備したり、定期的に単行本を準備したり。そこは本当に凄いことだと思います。

進撃が終わってゆっくりしてほしいですねー。稼ぐだけ稼いだと思いますが、次の連載をやるのかどうかもちょっと気になります。




とりあえず、別マガ創刊時の作品はこれで終了。ここから別マガはどうなるんでしょうね。・・・・できればコミックDAYSで雑誌が読めると嬉しい。







進撃について書こうと思えばいくらでも書けますがここまで。色んな裏話もありますが、その辺は墓まで持っていこう。進撃の巨人を読んで楽しめた。それだけで十分です。







※追記
書こうと思って書き忘れてたことありました。
ベルセルクの件があって思ってたんですけど、やっぱり最終回を無事に迎えられるってすごいことだなと思います。名作であればあるほど終わるという作業へのパワーがいるような気もしますし。連載中に名作として語られて、それを終わることができた。非常に尊いことだと思います。