あの日を忘れてはいけない・他「月刊アフタヌーン・9月号」

市川春子先生が連載ですってよ



市川春子 新連載

正直、市川春子先生を過大評価しすぎなんじゃないかと思ってます。だって連載したことがないんだから。
虫と歌で四季賞を取った時、これはすげぇ・・・と驚嘆してしまいました。それから何度か読み切りを載せて、異例中の異例で作品集が2回出ています。これだけで市川先生の人気、そして編集部の期待の大きさが伺えるというものです。しかし、連載作品を持ったことはありません。俺の意見を批判する人ばかりかと思いますが、連載をやってナンボじゃないでしょうか。毎週、毎月、作品が載っていることが読者を楽しませることなんじゃないでしょうか。
もちろん好きな漫画家さんなんですよ。そこだけは取り違えてほしくないです。


そんな市川先生が連載を持つ。煽り文では新連載と謳っていますが、正確には初連載ってところでしょうか。批判っぽいことを書いておきながら気分はウキウキだったりします。再来月が待ち遠しいです。







おお振りは面白い>◇<おおおっ



三橋は阿部が大好きなんだね!

おおきく振りかぶってが載っているのと載っていないのでは、アフタヌーンという雑誌の出来不出来に大きな違いが出てしまう。そんなレベルの作品になっています。現在、三橋たち西浦は武蔵野と試合中。豪腕・榛名を打てるのか??と思っていたんですが、チームとしての完成度の差が出ているのか・・・勝ってます。正確には武蔵野のミスのおかげで逆転しました。
地味にバッテリー勝負になるかな?と思っていたんですけど、やはり三橋と阿部のコンビはさすがだなと。球が速い投手vsコントロールが完璧な投手の対決とも見ることができますけどね。捕手のおかげで何倍にも頑張れてる三橋の方が上・・・なのかな??
気になったのは、最後のページの柱文章が武蔵野寄りだったな〜くらいでしょうか。三橋のストレートをとらえられるのか?・・・って、まるで榛名が主人公みたいですよねぇw
秋丸を見て思いますが、やっぱり捕手がしっかりしてるかどうかって大切ですよ。いくらエースの球が捕球できるからってね。三橋のストレートの説明場面なんてちょっと泣けてきます。まぁ、武蔵野も3年+マネジが抜けたとあって、全然違うチームって感じなのも痛いですが。いや、主人公チームは西浦なので、もちろんそっちを応援しています。







ああっ女神さまっの盛り上がりが正直嬉しい



信頼しあう二人

ここ1、2年のああっ女神さまっは全盛期以上に面白いと思うんですよ。いや、今さら全盛期を迎えてしまったという可能性もあります。
魔界編が終了したな〜と思ったのもつかの間、ベルが森里にした「真実のキス」が大問題を引き起こしています。簡単に言えば、天使は異種族と愛し合ってはいけない。いや、今さらかよ!!という話なんですけど、どうやらある程度以上の恋愛を拘束されていたようで。そして、それを解除したのが・・・真実のキス。
で、やって来たベルの母親・アンザスによって、森里とベルの両者に恋愛検定が行われることに。・・・この恋愛検定、絶対に面白いでしょ!!?この作品の根幹部分に突っ込んでいく展開に、今からワクワクしています。失敗すればさようなら。受けなかったら、手をつないだだけで死亡。じゃあ成功したら?・・・というのは今後のお楽しみですね〜。
それに加え、真実のキスについて黙っていたベルに対し、信頼が一切揺らいでいない森里という構図も素敵すぎ。来月以降も楽しみ・・・なんですけど、このシリーズ終わったらどうなるんでしょうね。







○アフタで一押しの作品



ユイコさんきゃわわ

「幼軍隊」もプッシュしたいところですが、今アフタで一番いいなと思ってる作品は今日のユイコさん。釣り目でちょっと頑固な女の子・ユイコさん。彼氏のトモヤに対して、いつも厳しい言葉を放ちます。とはいえ、かなりラブラブすぎて羨ましい・・・。
相思相愛って前提がいいんですよ。あと、ユイコさんがちょっと素直になれない感がたまらない。トモヤ自身も格別かっこいいとか、頭がいいわけでも、スポーツが抜群というわけでもないのがいい。ユイコさんにちょうどいい男なんですよね〜。まぁ、ユイコさんの彼氏がチャラ男だったらキレるわww
というわけで、今月は2本立てでした。1話は料理。2話目はお家訪問。


ほっぺを押さえて何があった!?

2話目が特に好きでした。貧弱野郎のトモヤがユイコさんに膝枕をねだるんですよ。それを、仕方がないな〜と渋々引き受けるユイコさん。まぁ、トモヤの家族が妨害して夢かなわずでしたが・・・。
ユイコさんはねぇ・・・恥ずかしいんですよ!!普通のカップルがすることを常に恥ずかしがるんですよ。でも、ちょっとずつ進展していく二人がもう・・・・ね。とにかく、ユイコさんの赤ら顔も素晴らしい作品です。今月号で2話掲載したり、来月号も2話掲載したりと、アフタ編集部もプッシュ中??早く単行本でないかな〜。なお、9月に発売の模様。買うしかないね。







○ケツ、ケツ、ケツ



ケツを揉んで何が悪い!

友沢マサオ先生の「午後のお花屋さん」が先月号から載っています。小ページながらも、インパクトがありました。特に今月のケツをわしづかみにはやられましたね。
初めての彼女、初めてのデート。お祭りで着てきた浴衣とそのケツに欲情して揉んでしまいました。「ぐわしっ」「もむもむ」「こねこね」という擬音に面食らいつつ、一番面を食らったのが、ケツを揉まれている彼女というね・・・。まだ2話目で“人気もちょっぴり控えめ”とか言われてましたが、これからですよ。俺は好きです。作品テーマが“花”のはずなのにね。もう、“ケツ”でいいんじゃないかと。
友沢先生といえば、2011年夏の四季賞で特別賞をもらっていましたね。「魔球セックス」という言葉、今でも忘れていません。・・・やってること変わってないなw







○あの日を忘れてはいけない



はじまりのはる2 故郷

アフタヌーンという雑誌で東日本大震災をテーマにした作品をやるというのが、何かいいなあと思うんです。「はじまりのはる2 故郷」というタイトル通り、作者の端野洋子先生が描くのはこれで2回目。前回は酪農、今回はふくしま駅伝を走ろうという少女のお話。
端野先生は福島在住ということで、数十ページにものっそいエネルギーが詰まっていました。前作からそうなんですが、人々は変わっていない。ただ、世界が変わっていったというだけ。それを端野先生の絵柄も相まって、淡々と淡々と描かれていきます。皆が不安であること。だけど一生懸命生きていること。この作品をこんな駄ブログで文章に書いてしまうことが勿体無いエネルギーを抱えています。本当にこう・・・やりきれないという感情が・・・ね。
主人公がね、ホント不安そうにしているんですよ。でも最後は笑顔で終わっている。もちろんそれは頑張ろうという意味での笑顔です。作中でちょっと出てきていましたけど、原発の近くにいら「将来、差別されるかもしれない」という言葉が出てきています。何でこんなことを思わせなきゃならんのでしょうね。俺からすれば信じられないんですが、ありえちゃうのが今の世の中なんです。そんなことを福島の漫画家さんに描かせるって・・・何か辛い。
いや〜、あの震災って自分が生きている間だけでも風化させちゃいけないなと思わされます。もちろんまだまだ復興途中なので、風化すること自体ありえないんですけど。どこか辛い思い出だし忘れてしまえば?という雰囲気が無いとも言い切れないのが辛い。そういう意味でも、こういう作品があるってのは大切です。前作も含めて単行本化してほしいです。



絶対的に読むべきやで・・・。







○まじめな時間はあと1回



全然あの子に伝えられなかった

あの世のことは分かりませんが、自分の世界は行き続ける限り進んでいきます。「まじめな時間」、今月の話・・・めちゃくちゃ泣かされましたね。というか、久々にオカンに会いたい気にさせられました。親孝行ってしとくべきですよ。
親より先に死ぬことほど親不孝はないなぁと思うんですが、この作品では主人公の一沙がいきなり死んでしまいます。そして、その死後の世界を描いているのがこの作品。今月号はそんな死んでしまった一沙への想いを母親が語っています。娘のいいところをいっぱい知っていたけど、1つも伝えられなかったと泣いています。漫画のお話なのですぐ近くに一沙はいるわけですが、ちょっとでも声が届くのかと思えば、何でも言っておくべきですねぇ。
「あなたを誇りに思ってる」
母親にそう言われるって、すごく素敵なことですよね。ええ、泣きました。今月号の話で泣いてしまいました。年のせいか、こういう話に弱いのです。




お母さん、ありがとう。転勤で実家から遠く離れたところにいて、あまり会えませんね。たまには家に帰って昔話なんてのもしたいものです。




お母さん、本当にありがとう。






僕は、








僕はお盆にコミケへ行きます。







斑目モテキ到来である



1回くらい付き合えばいいのに

おっ、おい・・・。お前が言うのか。お前が言っていいのか??お前のせいで斑目は・・・。
仮にげんしけんに咲ちゃんがいなかったら、斑目はきっとフツーのオタクライフを過ごしたのかもしれません。もしかすれば大学の近くを離れた可能性もあります。万が一にも女性と付き合う可能性すらあったかも??それもこれも咲ちゃんに未練タラタラなのが・・・。


とにかくモテキなんですよ

モテキが来たからどうした・・・というね。斑目にとって本当に彼女を作ることが大切なのかは悩むところですが、確かに自分の居場所ってのをそろそろ固定しなきゃいけないかなぁとは思います。本来なら今のげんしけん斑目って必要なのか?と思うところもありますし。いやまぁ、だからといって咲ちゃんが斑目に何かしてやれよ!というのも違いますし。何が斑目にとって一番いいんでしょうね。
いや、マジで波戸くんが女だったらなああああああとか思っちゃいます。でも違うんですよねえ。木尾先生は斑目に対して鬼畜すぎます。もういっそのこと、波戸くんでいいか(←
なお、俺にはいつモテキが来るんでしょう?