感想

○コミック

おおきく振りかぶって(7) (アフタヌーンKC)

おおきく振りかぶって(7) (アフタヌーンKC)

野球を知らなくても絶対楽しめる!
野球を知っていたら何倍も楽しい!

という煽り文どおりの内容でした。ちなみにアニメ化も決定したということで、作者のひぐちアサ先生も心配しているようです。いい漫画=いいアニメであるとは言い切れませんが、そうなることを期待しています。

さて、7巻の内容ですが2−2の同点からです。ここから逆転につぐ逆転という展開になってきています。
この漫画の面白いところはそれぞれのチームのバッテリーの心の内が見えるところでしょうね。特に三橋と阿部が良いです。この巻では三橋の一生懸命さが阿部だけじゃなくチーム全体に伝わっているのがいいですね。まさかあの水谷まで打つとは・・・。
まぁ、これに付け加えて、他の野球漫画だと選手同士の力のぶつかり合いという面が多いんですが、この漫画はチームとしてしっかりと読み合いをしてるのもいいとこですよね。桐青の監督なんかは特にいい味だしてます。


どういう流れになっていくかまで分かっているんですが、やはり通して読むと改めて面白いなぁと実感しますね。感動しっぱなしですよ、ホント。
あとはこの発売のペースがどうにかならんかということぐらいですが・・・。これは贅沢なのかな。



そういや、表紙下のマネジのちよちゃんの話が良かったです。もっとスポットライトがあたってもいいキャラだと思ってたんで、こういうの良いと思います。それにしても、もうほとんどチームのお母さんだねぇ。俺の高校時代にもこういうマネジがほしかったよ・・・。