感想

ひとひら 3 (アクションコミックス)

ひとひら 3 (アクションコミックス)

いつのまにかこの漫画がアニメ化だそうですよ。まぁ、面白いから大丈夫とは思うんですが・・・。見れないとは思いますが期待しときます。
さて、3巻ではついに麦が主役の舞台が始まります。いやぁ〜、それにしても結構ギリギリでしたね。まさか野乃があんな早くに声が出なくなるなんて思ってなかったですからね〜。しかも、麦が「声出ないんですか?」という本番ではやってはいけないことをやってしまいました。大丈夫か?と思ってしまいましたが、野乃の頑張りや周りのサポートでどうにか無事に終了しました。そういや、仲間内以外でははじめて麦のファン(?)ができましたね。まぁ、きょーちゃんですが・・・。

結果としては良いデキだったので、無理して声を出す野乃を見て泣いていた美麗も一安心でしょう。裏表紙で泣いてないといきがっていましたが・・。

対決は演劇部が勝利という形になってしまい、麦たちの活動も終了ということになってしまいました。才能があるんだから演劇を続ければいいと思うんですが・・・。きっとオリナルあたりが引っこ抜くか、消えていく佳代ちゃんが後押ししてくれるんじゃないかと思っています。というか、佳代という親友を失うことは麦的にはかなり辛いとは思うんですが、親友の門出を祝ってあげてもらいたいものです。


それにしても、演劇部の新部長決定に何らかの圧力がかかったのではないかと思うんですが・・。多分、2巻あたりに・・・。





妄想少女オタク系 2 (アクションコミックス)

妄想少女オタク系 2 (アクションコミックス)

何だかんだで仲の良い4人組ですねぇ。浅井と阿部、松井(G)と千葉で組めばいいんでしょうけど、そうしないあたりがいじらしい。しかもワザとだったりするし・・・。特に浅井にいたっては2と3の区別がついていないしね。


というかどうなんだ・・・。この漫画って普通の恋愛ものとして見ればいいのか?ちなみに普通の恋愛漫画としても面白いんですけど・・・。この漫画って普通の恋愛漫画によくある障害がただ単にオタクというだけなんだけど、ここまで面白くなるのか。


2巻では恋の進展についてとコミバの2つに分けられるでしょうね。1巻の引きでは浅井が阿部の一言(といっても、ただ単にカヲルのセリフを偶然に言っただけだが)にやられそうになりましたが、そのおかげで2巻では浅井が阿部を意識し始めました。浅井的には進展かも?さらに、松井と千葉もいい感じにキスしまくりでしたが、最終的にはお互いのプライド(?)が邪魔して恋人同士にはなれず。というか、一生なれんのではないか・・・?
で、なんと千葉の姉がコミバで壁サークルをやっているという衝撃の事実。浅井&松井的にはかなりおいしい話だったのではないでしょうか。ということは、これで完全に阿部のみ4人の中で取り残された感じです。もう自分の体を差し出すしかないんじゃないか?
コミバ編では阿部がいじけたり、いじけたり、いじけたりします。そのせいでオタクをボロクソに言ってしまい浅井を怒らせますが、ここらへんは一般人とオタクとの差な感じがします。こういうとこうまいよなぁ〜。

そういや、途中で3日間とか2日目とかの話で盛り上がってるんですが、男性陣(一般人)がフジロックなのに対して女性陣(オタク)がコミ○と勘違いしています。ありえそうではありますが・・・、そもそも一般人とオタクがここまで仲がいいというのも珍しいから起きうることなんじゃないかと思ってみたり。ちなみに夏で3日間と言われればまだフェスだと思える俺はまだまだ大丈夫・・・なはず。この漫画を買ってる時点でアウトか・・・?

オタク系では珍しく好感が持てる漫画ですな。まぁ、主人公が腐だからというのもありますが、やはり一般人との差が見れるのは面白いかも。というわけで、3巻が楽しみではありますが、複雑になっていくだけなんだろうなぁと逆に楽しみな一冊です。