いつのまにか月マガのスポーツ漫画が充実していた件について

今月の月刊少年マガジンの巻末コメントを読んでいたら、あまり漫画家さんはカラオケに行かないようで・・・。勝手な漫画家さんのイメージとしては、とにかく仕事場ではラジオをつけっぱなしというくらいしか思い浮かびませんでしたが、カラオケでストレス発散とかしないんですねぇ。お酒ですか?やっぱりお酒に逃げるんですか??(←失礼
俺としては八神先生の青春アミーゴが気になるところですが、雑誌の連載陣によって歌う内容も違うかもしれませんね。月マガ連載陣はわりと一般向けを歌ったり、カラオケは行かないようです。週マガあたりだとアニソン歌う人が多い・・・とか思ってみたり。*1


あと、月マガの巻末を見ていたら「スポーツ漫画が多い」ということに気付きました。昔からのバスケ漫画であるDEAR BOYSをはじめ、最も月マガで熱いレース漫画のcaeta*2、野球だと天のプラタナスなんと孫六が連載しています。サッカーにいたっては蹴児、YATAGARASU、新連載のふでかげの3つもやっています。
今月号では19作品中7作品がスポーツ漫画でした。つまり1/3以上がスポーツ漫画ということになります。これって割合としては多いように思いますがどうでしょうか。




空飛んでるけど





もう野球すらしてないけど



月マガってスポーツ漫画多いんだね^^
・・・とまぁ半分冗談ですが、とにかく俺はスポーツ漫画大好きなのでこの流れは大歓迎です。


最近気になるのはサッカー漫画の「蹴児」でしょうか。ジャイキリのように監督が主人公の漫画ですが、プロではなく高校サッカーの物語です。しかも監督も高校生。これが意外と面白い。



サッカー漫画 蹴児

新しくサッカー部が新設される高校に入学し、有名な監督が率いてくれる・・・と思いきやその監督が高齢でお亡くなりになります。主人公はサッカーのプレー自体はヘタですが、その監督を元々崇拝しており、監督の教えを、サッカーを理解していました。そんなことから新しい監督に任命されるんですが・・・。ちょっと単行本になるのが楽しみです。もちろん少年漫画っぽい展開ではあるんですけど、時折見せる戦術の話は結構面白いです。


で、今日の本題。サッカー漫画としてはYATAGARASUを忘れてはいけないわけですが、それに蹴児が今年連載を始め、また新しくサッカー漫画が追加されたわけです。タイトルは「ふでかげ」。




ここで注目してほしいのは、川原先生が絵を担当していないことです。修羅の門異伝として原作に携わっているのみです。ただ、絵を担当している飛永先生がやたらと川原先生の絵なのが面白いです。川原先生のアシスタントだったのか?と思うくらい似ています。
話としては修羅の門に出てきたイグナシオがサッカーをしているという、とんでもない展開の作品になっています。イグナシオといえば神武館の南米チャンピオンで九十九とも戦った強者です。確かに再確認したところ、サッカーをやっていた過去があるんですが、空手のチャンピオンがブラジル代表でサッカーをしているとは・・・。これも正史に入るんですよね???


スポーツが万能なら何でもできるとは思いますが、国の代表でサッカーができるとはちょっと思えません。それなりのテクニックもいりますからねえ。まぁ、そんな状態でも空手のテクニックが活きた可能性もあります。特に身体を使ったプレーには強そうですな。
ブラジル代表でサッカーをやって認められているということは、世界のトップクラスの選手ということになります。そんなイグナシオですが、彼が主人公というわけでもなさそうで・・・・。



上:空手好きのさつか  / 下:サッカー好きの主人公・拳将

空手をやっている親から生まれながらも、サッカーをやる拳将の物語・・・のはず。イグナシオも拳将を認めている節があり、日本代表にとってもかなりの有望株だと思われます。
1話目ではイグナシオのサッカーシーンくらいしか出てこないので、本当にサッカー漫画なのか?もしかして空手物語になるんじゃないのか?という疑念が捨てきれませんが、まぁ、うまくは言えませんけど違和感があるんです。いや、拳将って絶対から手やるって・・・。これでGKなら正拳突きでボールを止めるでしょう。


なお、舞台はぶち広島のようです。このまま何かがいる町のように、さつかと拳将の恋愛物語になるとかだと逆に笑えます。サッカーのために上京したのに何故か彼女と大学生活を送ったり、親友が死んでしまったり・・・。はいはい、ないよ。
週マガの広島漫画もそうですけど、やっぱり方言を喋る女の子はぶち可愛いです。サッカー好きの親が名付けた「さつか」という名前ですら愛おしいなるほどにヒロインのさつかが可愛い。




ほっぺにチューしたくなります。さつかたん、ちゅっちゅ。



いや、繰り返しになりますが、やっぱり川原先生の絵に似てるよなぁ・・・。本当に何も気付かず最初から最後まで読んで、表紙を見て違うことに気付くという・・・。だからどうだって話ではないんですが、このまま空手物語になるんじゃないかと疑ってしまうというかね。
何にせよ月マガにはサッカー漫画というジャンルが3つになったことは事実。お互いがうまく特徴を出して差別化を図ってほしいものです。まぉ、まずはサッカーしようぜ!先が楽しみです。

*1:週サンあたりはアニソン一択なんでしょ、フフン

*2:レースはスポーツですよね?