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暑さが残るこの季節、妖怪漫画でも読んで最後の涼みといきませんか？

妖怪研究家ヨシムラ (怪COMIC)

・・・・この漫画で涼しくなれるかは分かりませんが。

この作品はにて不定期連載されている４コマ・・・もとい、５コマ漫画です。
(ライブドア４コマ自体、かなり面白い作品が多いので色々と見てみるといいかもしれません。)
内容としては、妖怪大百科を作ろうとしている妖怪研究家のヨシムラがいろんな妖怪と会っていくお話です。
最初に出会ったのがカッパのブリック(命名はヨシムラ)ともう一匹のカッパ。
そこから多くの妖怪と出会っていきます。

基本的にはギャグ漫画なわけですが、出てくる妖怪、ヨシムラ、ヨシムラの知り合い全てがアホみたいに元気です。
本気でアホなことをすると面白く見えるのは某よつばとでも証明済み。

いや〜、ホント妖怪って何のためにいるんでしょうね？
この漫画の中でヤツラは何もしていません。ただ黙々と、妖怪としての責務を果たしているだけ。
まぁ、元々妖怪の存在自体がそんなものなのかもしれませんが・・・。(←あれ？人間を驚かせる生き物じゃなかったっけ？
例えばあずき洗いなんて、大きな工場であずきを洗って捨てています。
しょうけらなんてヨシムラのトイレシーンを覗き見しているだけ。
とうふ小僧なんて自分の豆腐を食べちゃうし・・。(←とうふ小僧−とうふ＝小僧
あまのじゃくはひねくれ者という自分の性格に対してあまのじゃくしています。
そして、カッパにいたっては遊んでいるだけ。
そう考えていくと、妖怪のやっていることって実は人間から見れば不思議なことが多いですよね。

ちなみに一番のオススメはやはりカッパたちですね。
カッパたちのおかげで、よつばと的な面白さがこの漫画にも漂っています。
もちろん、４コマ漫画であることによるストーリーや絵的な制約が課されているため同じものとまでは言えませんが・・・。
ただ、４コマが元々持っている持つ起承転結のシンプルさがとても際立っています。
むしろ、これだけのキャラクターを上手くまとめているな〜と感心するほどです。

話は変わりますが、よつばとのよつばって髪が緑色でしたっけ。
もしかしてよつばってカッパなんじゃなかろうか・・・。これはこれで一考の余地があるかもしれません。

この漫画では妖怪たち以外、つまり人間ももちろん出てきます。
ツッコミ役のヨシムラを筆頭に、そのヨシムラにとってのライバルである芹沢教授が人間側として出てきます。
なお、芹沢教授の専門は地底人・・・。まぁ、これ以上は言いません。読んでみて笑ってやってください。

色々な妖怪たちが面白おかしく自分達をアピールしまくるこの漫画。
やはりメインテーマは「癒し」だと思います。
たまに上がってくるライブドア４コマで新作を読むも良し、１巻を買って時間が空いたときに１話を読むも良し。
とりあえず、この漫画を読んで妖怪たちの襲来に備えましょう。オススメ。