感想
○コミック
とめはねっ! 鈴里高校書道部 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)
- 作者: 河合克敏
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/05/02
- メディア: コミック
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そういった意味ではかなり珍しい作品になってると思います。
そして、やはり面白かったです。
というか本当に書道をしてるんですよね・・・。
字体の歴史から、書道の基本、初唐の三大家(欧陽詢、虞世南、褚遂良)といったところまでしっかり描いていて驚き。
まぁ、まだ楷書の段階なんでこれからも色々と出てくるんだろうと少し楽しみです。
書道をやっている人からすれば普通の内容ですが、あまり知らない人からすればかなり新鮮でしょう。
それと、作中に出てくる字って実際に書いてもらってるんですね。
皆さん上手い。本当にきれいです。
そういえば、最後の方で色々と作品を募集されていたようなんで、久しぶりに・・・と思ってみたり。
書道に関して細かい描写もそうなんですが、やはり全体的に話の作り方が上手いですよ。
書道のように静と動が必要なテーマに対して、しっかりと動が描ける人が描くと面白い。
相変わらずキャラ作りは上手いし、ラブコメとしてもいい感じ。
ただ、前作や前々作ほど長編にはならないような予感。
ギュッと面白さを凝縮して終わっていってもらいたいです。
2巻も楽しみ。
- 作者: 藤方まゆ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2007/05/02
- メディア: コミック
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主人公の平山そうかは一人っ子、お兄さん的な加藤雄二は大家族。そんな二人で恋愛モノ。
2巻に出てくるキャラも変なナルシスト、忍者、データ解析大好き男・・・。
なにより、不良高校に入ったはずなのにそうかは何もされない・・・というか、番長だし。
1巻の終わりでは子分も1422人。
2巻ではナルシストを倒して2447人。さらに忍者が1人増えて2448人になっています。
見所としてはやはり、ありえない環境設定とそうか&加藤の恋愛でしょう。
まぁ、そうか自身が鈍すぎてあまり恋愛の方は進展が見られないですけどね。
男としてはこの漫画を面白く読ませてもらっていますが、
女の子はこの漫画をどう読んでいるのかが気になります。
意外に面白くないとか思われていたら嫌だなぁ。
1巻の感想にも書きましたが、乱れる性表現を
このピュアな漫画で番長そうかに取り締まってもらいたい。