Ｗ杯予選 対カタール

○メンバー
GK　楢崎正剛
DF　中澤佑二
DF　田中マルクス闘莉王
DF　内田篤人
DF　今野泰幸
MF　阿部勇樹
MF　橋本英郎
MF　中村俊輔
MF　中村憲剛
FW　岡崎慎司
FW　玉田圭司

交代
阿部ちゃん→松井大輔
玉田→興梠慎三
スンシュケ→本田圭佑

○総評
想像通りです。まさかとは思いますが、気が抜けてたりしませんよね？きっとお疲れモードだったんですよね。そうですよね。

しかし、近年まれに見る酷さだった可能性があります。こんなにたらたらしたサッカーの何が面白いんでしょうか。これまで・・・というか、前の試合は勝つことに最大の意義がありましたが、今回は引き分け。ホームでの引き分け。これって負けと一緒ですよね？何度も言いますが結果は伴わないし面白いサッカーをしたわけでもない。チャンスをたくさん作ったわけでもない。あまつさえ「日本代表」なわけですよ？これで代表してますかね・・・。

何が悲しいって、これでメディア、とりわけテレビ媒体ではいいとこを無理矢理探す作業が始まることです。日本が目指すサッカーはポゼを高めてより多くのチャンスを作ることにあるのに、ほんのわずかな、重箱の隅をつつくようなことばかりなわけで。

「あまりいい試合とは言えませんでしたが、ちょっとこのシーンを見てください」
「○○選手がここでボールを持ったシーン」
〜中略〜
「こういったプレーをどんどん続けていくことが大切なわけです。」

・・・・よくあるパターンですね。

にっぽんのちょっといいとこ見てみたい

まぁ、一つ分かったことがあると言えば、主力組みとサブ組で分かれてしまっているという事実でしょうか。チームとはサブが入っても何ら遜色のないものを作り上げることだと思っていたんですが・・・。まさかこんなにフィットしないとは・・・。それだけ遠藤と長谷部が大きかったのかもしれませんね。
監督が使いたい選手を前線で使って、攻められまくって、ＤＦが苦労する。・・・・あぁ、ジーコ時代みたいなものか。主力とサブに差があることも似ていますね。試合に出ていない選手でも監督の信頼があれば出られるのも似ていますね。唯一違うところは主力とサブでそれなりに仲がいいことくらいですかね。
選手を固定することによってプレーの質を上げることも大切ですが、今回の試合みたいなことに陥る可能性も秘めていたわけで。とりわけどういう試合をどういつチームを作りたかったのかが分かりません。そんなの実は前々から言ってきてはいましたけどねー。「切り替えの早さ」をテーマにしていますが、君ら切り替えてすぐボール取られてるやーん。

遠藤はもう今の日本代表チームの中で心臓になっています。心臓のないものが動き回れるわけもなく。俊輔は今の日本代表チームの中で頭脳になっています。頭の回転が悪い脳みそで素早く行動できるわけもなく。身体を守ろうとする防衛機能ばかりが頑張っている今の状況も何だかなー。それだけ遠藤と俊輔が核になっているというのは前の試合で書いたのでこれ以上はなし。

はっきり言っておきますが、今日の試合で阿部ちゃん、はしもー、今野は決して悪くないです。そういうチームにしてしまった誰かの責任じゃないですか？

そんなところでカタール戦の話は終了。

ところで、強いチームと戦って力を上げたいとか言っていますが、どこの世界に日本と戦ってみたいとか思う国があるんでしょうね？残り１年という状況で胸を貸してやるよとか思う国がどれほどあるんでしょうね？よく分かりません。

・・・・。

ガンバレニッポン！！！(ジャ○風に)