読みたい文章、読まれたい文章、読まれている文章

というブログをやられていてるタカヤマさんがいいこと(面白かったこと)を書いていたのでちょっと反応してみます。というか、どうしてウチが今週の天牌のリンク集に入っているのかが謎で仕方がありませんよね。


天牌という漫画*1を世に知らしめたいというタカヤマさんは、新規読者を開拓するためにニュースサイトに取り上げられることを選択しました。それと同様にスマッシュ!をそれなりに広めたいとか無謀なことを考えている俺にとってはすごく共感のできる内容でした。
開かれた場とはいえブログも読まれなければただの日記にしかなりません。読んでもらいたいと思う文章のためにあれこれ手を尽くすのはいいことだと思います。俺の場合はあえて(?)他所とのつながりを重視していますが、ニュースサイトの手っ取り早さは重々承知しています。実際のところ四季賞ネタは取り上げられるだろうという気はしていました。1回目2回目ではなく、3回目が取り上げられたというのも予想の範囲内です。また、flatなんかも突いてやったなーと思っています。


タカヤマさんは結局、天牌を広めるためにニュースサイトを利用したとのことですが、どうやら失敗に終わったそうです。実は俺も失敗しています。俺の場合は別段準備をしたわけではありませんが、いきなりたいしたものを書けるわけでもなかったので不戦敗もいいとこです。

  • 読まれたい文章はある

全てがキラー的な文章であることが一番いいです。ただ、タカヤマさんや俺のようなこれを推したいんだという漫画を持っている方は大勢いるはずです。口を酸っぱくして言ってますが、「自分はこの漫画が好きだ→私もです」の流れが出来上がることが至高。同様の作品を前から好きで集まってきてもらうことも嬉しいですが、読んだことがないという人にも読んでもらって楽しんでもらうという流れもまた大切です。

  • ニュースサイトは結局アクセス数しかもたらさないのか?

俺がタカヤマさんをマネできないところの一つとして「タイトルのつけ方」があります。結構テキトーにタイトルを書いています。ナデガタにも言われたのですが、ニュースサイトに取り上げられる方法はある、タイトルもそのひとつだそうです。そこをしっかりと押さえ、ニュースサイトに取り上げられるというのはまさに企業努力ではないでしょうか。俺もそういう姿勢を見習わないといけませんね。
「ニュースサイトからもたらされる1000のアクセス数よりも毎日見てくれる1のアクセス数を大切にしたい」というのは偉い人の言葉です。自分の文章力を棚に上げて申し訳ありませんが、これまで全然ニュースサイトさんと縁がなかった無駄話はわりとその流れに乗っていたと思います。出来る限り今後もその考えは続けていきたいものです。
しかし、以前に書いた漫画レビューサイトって何がしたいんだろうね・パート2にもありましたが、ニュースサイトさんがもたらす新規の読者も本当はかなり重要。そこでどこまで繋ぎとめられるかが鍵です。ただ、現実はそこまで至っていないのも事実ですが・・・。それでも初めて取り上げられる→こういうブログもあるんだなと知ってもらうにはニュースサイトさんはいいきっかけになると思います。逆にそれを利用しようとしたタカヤマさんには感心しきりです。

  • 大手と呼ばれるところは読みたい文章≒読まれたい文章が確立されて・・る?

自分が読んでもらいたいな〜と思う漫画があった場合、プリンも肯定してましたが、大手の方が有利になると思います。漫画を紹介し1%の人が興味を持ってくれるとして、10000のアクセスと100のアクセスでどれだけ影響力が出てくるかは一目瞭然。じゃあどうにかして大手になれば・・・というのもまた違った話になってきますね。ただ、大手には大手になりうるべくしてなったという質・量があるわけで、それにより管理人が読ませたいと思う漫画≒読者が興味を持つ漫画が確立されている可能性はおおいにあります。そもそも大手たる所以は多くの人に読まれたいと思われていることなのかもしれません。

  • じゃあ当てたいのかい?

自分が好きな漫画で一発当てて大手(俺の場合は中堅)になりたいかと言われれば、実はノーだったりします。それなのに何でこんなことを書いているのか分かりませんが、当たらない宝くじについてあーだこーだ言っているようなものかもしれません。

  • 捨てる神あれば拾う神あり

タカヤマさんは「読まれなければゴミ」だと言っています。これも読ませるタイトルのつけ方の一環なのかもしれませんね。まぁ、そうは言ってもタカヤマさんや俺などは何かを期待して紹介したい漫画について書き続けています。拾ってくれることを期待して書いてたりします。甘い匂いに誘われて捕まってみませんか?





今週の天牌って大手(に近い)だろとか思いながら書きました。そう考えるとつらつらと書いてきたここの文章もどこまで共感できてもらえるやら・・・。あと、結局最後までリンク集にウチが入っているという謎が解けないままなのが心残りです。あと、最近こんな話ばっかりですみませんね。



あえて言わせてもらうと、タカヤマさんの賢いところは今回の文章で必要以上に天牌という漫画を意識させたことにあると思う。そういう意味では成功でしょ。

*1:俺も読んでないっす。すんません。