一言で言うと顔がでかい。マジで。


100巻記念と言うこともあり著者自選集が発売していたので買いました。
本当は100巻の感想を!!とは思っていたんですけど、さすがにムリでしたね・・・。
ただ、この漫画の魅力って、料理に関する面白い話以上に「どこを読んでも面白い」というところが挙げられます。
実際に、メシ屋にひょいと置いてあるこの漫画にたまに喰らいついてしまいますからね〜。


どれも読んだことのある話が多かったですが、改めて読んでみると結構面白かったです。
「食に関する相談に来る」→「困ったとか言いつつも手助けする山岡」→「アッと言わせて相手を改心」
というワンパターンでありながらも読めてしまうのは不思議。
できれば、山岡が栗田さんに告白する話も欲しかったです。あの話好きなんだけど、料理が関係ないから無理だったのかも。
まぁ、コンペイトウの話が入っていただけ良しとしましょう。


あと、この一冊にも収録されていた話の中で、栗田さんが最近の食品業界について嘆いていました。
まさしくその通りです。
この漫画がここまで続いたのも、これまでに多くの料理漫画が出てきたのも、日本人が食べ物に敬意を表しているからです。
その日本人が食品に対して嘘をついてはいけませんよね。
それらの問題への警告としてこの漫画があり続けることを祈ります。


それにしても、この漫画もかなり絵柄が変わったなぁ。
変わっていないのって栗田さんの器の大きさぐらいか??