この100話目がすごい「ヤンマガサード・俺の100話目!!」
少女ファイト・100話目突破
少し前の話になりますが、「少女ファイト」がついに100話を突破しました。日本橋ヨヲコ先生の作品では最多巻数となる作品ではありますが、ようやく大台突破!といったところでしょうか。ちなみに2005年末からスタートのはず(もしかしたら2006年頭)なので、もうすぐ10周年だなぁとか思うわけで。
一応掲載誌でもあるイブニングは月2回発行です。そのため、本当は5年もあれば100話突破するペースなんですけどね。ただ、少女ファイトは月イチ掲載を長年やっていたので、ようやく〜という感が強いです。とはいえ、イブニングの回転率の早さを考慮すると本当に長期連載だな・・・・って、もしかしてイブニング内での最長漫画って少女ファイトじゃない??あと、まともに調べていませんが、話数的にはオールラウンダー廻、アザゼルさんについでの100話目突破作品です。
というわけで100話目ですよ、100話目。100話目だから何だって話でもありますが、それでもやはりキリのいい数字を喜びたいものじゃありませんか。さすがに100巻突破を祝おう!とまではいきませんが、長く続けて100話!というのは作者さんも嬉しいでしょうし、読んでる読者的にも嬉しいお話。
で、そんな“100話”に目をつけたのがヤンマガサード(最近サードの話多いね、このブログ)。
「俺の100話目!!」という読み切り企画をやっています。
簡単に言うと、有名な漫画家さんに架空の99話を考えてもらって、100話目を掲載しよう!というもの。これがなかなか結構面白い。
食べてからのお楽しみだよっ!
「聲の形」が終わってからの大今先生初登場が、実は俺の100話目!!でした。メイメイという女の子が主人公の料理漫画。読んでみると、確かに99話の積み重ねがあった(かのように)お話が作られており、物語的に重要な雰囲気のする100話目となっていました。
99話分の重みを知れ!
長かった100話(1話〜99話は未掲載)。頑張った100話(1話〜99話は未掲載)。それでも読者を楽しませるのが、漫画家ってものでしょ!という心意気が伝わります。話の内容は雰囲気しか分かりませんが・・・・。
これまでに久米田先生のサッカー漫画や吉元ますめ先生の冒険漫画なんてのもありました。電子書籍ならまだ読めるかもしれませんので、気になる方はどうぞ。ちなみに久米田先生のサッカー漫画は、100話目的な盛り上がりもありつつ、1話の中でそこまで詰め込む!?って驚きもありつつ、多少の熱血もあるような作品でした。それが逆にギャグなんですよ。そのあたり上手いですよ。
大今先生の100話目も、大今先生の素(ノリの良さ)が垣間見れるものでした。各漫画家さん、それぞれの味というか良さが出ていると思います。読み切りという1話で読ませなければいけない状況に、99話が終わっている設定が加わると面白いんだなぁ・・・・。
というのが前提。こんな面白いイベントで、誰を連れてくるのか?というのがちょっとした醍醐味なわけですけど、最新のサードではあの久保保久先生(「よんでますよ、アザゼルさん。」)が登場しています。サードでは久保先生のインタビューも載っており裏事情なんかも読めるんですけど、元々は“少女漫画”を描くって言ってたらしいんです。それなのに出てきた作品が―
バトルセクサーせいしろう
簡潔に説明すると、SEXでバトルする漫画らしいです。バトルセクサーと呼ばれる戦士たちがぶつかり合う漫画・・・・って少女漫画じゃねええええええええええええええ!!!!!すごいな、これwww 少女漫画って聞いてて出てきたのがバトルセクサーだった時の編集さんの唖然とする雰囲気が伝わってきます。そして載せちゃうという心意気。
・・・・大丈夫ですか、これ?
つかの間の休息
「バトセク漫画のパイオニア」って書いてありますが、後続がいるからこそ先駆者なのであって、これって・・・・どういうことなんだろうね?でまぁ、扉絵がわりと普通の漫画な雰囲気ありますよね。ちょっとムキムキに童顔という・・・・か、少しずれたらゴンさんなんじゃないかと思ったりもしましたが。いや、本当に大丈夫なんですかね?
ズン
ズンじゃねーよww
何気に女性?の「ぬっはあああ」ってのが心臓にくる(病的な意味で)。ちなみにこの場面、主人公のせいしろうが放った必殺技・精龍遊戯(ルビ:セックスオブドラゴン)が炸裂した場面です。相手は752501戦無敗というバトセク界のレジェンドオブメスゴリラ・女王さおりさんです。
おいおいとんでもねー技が炸裂したと思ったかと思います。でも、大丈夫。さおりは残像です(にっこり)。
いや、そもそもバトセクって裸でやるんだ・・・・。セックスだから当たり前か。いや、当たり前だよな。←混乱してる
花コプターだ!!
このあと、さおりの巻き起こした竜巻(花サイクロン)によって会場がめちゃくちゃになりますが、それはまた101話目のお楽しみということで。いや、101話目がないのが残念ですよ。
誰が久保先生を連れてきたんだ!?って問い詰めたい部分もありますが、何でもやれちゃうという楽しみこそが俺の100話目!!なのかなと思います。まだまだ有名ドコロが出てくるようですし、サードさんに連絡すれば好きな漫画家さんの100話目とかやってもらえるんじゃないでしょうか?ぶっちゃけこれで単行本も出してほしいという気もしますが、ちょっと難しいような気もします。あまり期待できませんが、その分雑誌を買って楽しもうと思います。悔しいけど、この企画面白いんだよ・・・・。
・・・・うーん、パクられ元のジャ○プが悪いってことでいいか。