感想

買いました。感想書きますよー。
読んでも言い方だけ見てください。

今回のは言ってしまえば、つなぎでした。しかし、レイニー風のつなぎでいい感じでした。まずは、話の流れから。
瞳子がどうやら親と喧嘩したらしく、家出。祐巳の家に祐麒が連れてきて、一段落。その後、恒例のクリスマスパーティーにおいて由乃が菜々を連れて来たいと言い出し、ノッポと瞳子も参加。しかし、瞳子はらしくなく、ツンツンの状態。令が由乃に受験する大学を変えたことを言っておらず、そこでひと波乱。祐巳がすご〜く心配していた祥子の大学問題もあっさりと解決。
さて、問題なのが祐巳の妹問題。祐巳としては、もう瞳子しかいないと心に決めていたようですが、瞳子にはそれは伝わっておらず、むしろ自分の家の問題に頭を悩ませていたため、施しは受けないよ的な発言。
あまりにもな形(←これは読まなきゃ分からない)で断られたため、祥子様の豊満な胸で涙を濡らしましたとさ・・・・。
って感じ。



げんしけんのオギーと瞳子がかぶって見える。というのが最初の感想。
しかし、祐巳の家庭、特にお母さんはいい人だわ。この瞳子家出事件での優の言っていた「祐巳の覚悟」という言葉がきっと次回の注目ポイントになるでしょう。
菜々と由乃の問題も気になるところですが、やはり祐巳瞳子の問題がメインですね〜。しっかりとした性格で、だけどひねくれていて、それなのにどこか弱い瞳子。初登場の時から見たら、全然違う人になってるよなぁ。レイニーの時なんてものすごく叩かれていたのに、今では擁護派が多数という状況。う〜ん、人は変わるってことかな?何か、瞳子も色々大変そうですが、祐巳ならなんとか・・・というか祐巳じゃなきゃいけない気がする。祥子様が言っていたとおり、この人じゃなきゃいけないと思ったのならあきらめないで欲しい。頑張れ祐巳





さて、ここからは少し本音。ロザリオを断ったり、目の前から去っていったりというのは1巻目や、レイニー、パラソルを思い出させます。しかし、あの時ほどの気持ちの高揚というのが今回あまりありませんでした。1巻目では面白いと引き込まれたし、レイニーやパラソルでは不覚にも目から心の汗が出てきました。しかし、今回はそこまでのものはありませんでした。何故でしょう。少なくとも、次回の話がすごくない限り僕にとっての山にはならなそうです。丘くらい。
熱冷めちゃったのかなぁ〜。





あと、我らが蔦子様大活躍です。他の人にはそうは見えないかもしれませんが、登場した、しゃべったという時点で大活躍です。自分の意見をしっかりと持っている蔦子さんは素敵だ。妹はどうなんだろうねぇ。






また、次の話まで何ヶ月も待つのか・・・・。つっ、つらい。