2020年の漫画感想 月刊アフタヌーン

2020年のアフタヌーンについて語ります。漫画ブログの義務ともいえる。今回から開始&終了作品を書くのをやめます。わりとめんどくさいので。





〇全体的に
今年ずっと言ってますが、おそらく今一番面白い雑誌だと思います。いや、マジで。一時期は漫画好きしか読まんやろこれ・・・・って雑誌でしたけど、大々的にオススメできます。

時代はアフタヌーンじゃい!!!


これを言いたいがためにこの年末にブログを更新していると言っても過言ではない。
長期連載作品たちが鋭くなってきているのもいいですが、ここ最近出てきてる作品がいい。ここ数年だと「ブルーピリオド」や「ワンダンス」、「スキップとローファー」がビンビンきてます。去年はこの三作品を知り合いに推していた気がします。そこに、「メダリスト」と「友達として大好き」、「ダーウィン事変」が出てくるというね!!すごいよ、すごいよアフタヌーン。挙げた三作品、今後数年で看板になるなーってレベルなので、豊作度合いが高いです。アフタヌーンは1年に1作品が残るかどうかのレベルなので、今年は雑誌として本当に良かったです。


ここまで満遍なく楽しめたのは、いつぞやの月マガ以来かもしれません。※かぺた、ましろ、ボール、四月が揃ってたあたり

直近だと「スポットライト」も爆発してほしいなと思います。あとはまあ・・・・振りかぶる漫画がちょっとアレかなあ。何を描きたいのか分からない・・・・。単行本を真面目に買ってるけど、また面白くなる日が来ることを待ってるけど、そろそろマジでキツイ。









〇個別に
「友達として大好き」




上で散々書いた結果、その中でもあえてこれを推したい。友達として大好き、めっちゃ大好き。

ビッチが生徒会長と友達になるってだけの話なんですけど、なんだろう。とても尊い。個人的にとても良いと思ってるのは、ビッチがすごくいい奴だってことです。行動と考え方からはすぐに理解できないんですけど、人が幸せになってくれることを最上の喜びとしている節があります。その結果、男子が幸せになる方法をとってしまうというビッチ方面へ・・・・。でも、見かけの結果はエッチなのだとしても、誰かを幸せにしたいというハッピーオーラだけは絶やさないわけで。


人が幸せになるといいなと思い続ける少女の物語。



・・・・に見せかけて、そんな少女自身も幸せになってほしい願う生徒会長の物語なんだなあ、これが。もっと言えば、ビッチも幸せになれという読者の願いをかなえる権化。それが主人公!!!彼女の幸せは任せたぞ!!!


まぁ、第1話で二人がちゅーしたちょっと前に、別の男のアレをしゃぶってたってことを読んでて気付いてからこの作品のトリコです。







「ワンダンス」




月マガで「Change!」をやってた頃、Chage!とワンダンスが毎月の楽しみになってました。音漫画っていいですよねー。まぁ、Chage!は終わってしまったんですけど。

さて、ワンダンスはダンス漫画ですが、ダンス描写が音を表現しているのは面白いです。さらに、個人的な大好物でもある才能と努力が爆発する漫画なのも非常に良いです。

思い返すとダンスってやったことないなー。音に合わせた振り付けを踊るわけではなく、音を表現するためにダンスをするって根幹が好きです。その根幹があるからこそ得意不得意の音もあって、ダンスバトルが盛り上がったりしてます。初期は高校の部活としてのダンスを見せてましたが、最近は音を表現することを優先したバトルが増えてます。ここから作品的にどうなるのかなーというのがちょっと楽しみ。恩ちゃんが抜けた後も描くのかが気になります。


あとは・・・・アニメ化してほしいなあ(切実)。







「ああっ就活の女神さまっ」




ちょうど転職活動中なのもあって、共感したりしなかったり。多分してないけど。
女神さま(無印)が好きだったんだなあと読みながら思いました。ちょっと不思議なベルダンディーが見れますが、やってることはいつも通りなのが何ともw あの頃のベルダンディーたちも、今となっては違和感が出るというギャップが良いです。ハイレグ回は笑ってしまいました。島耕作ともコラボしてましたけど、せっかくなので色んな作品とコラボしてみてほしいですねえ。何をしてもいいっていうのなら、波よ聞いてくれでいいツッコミをもらってほしい。


あ、この漫画のおかげで良い転職ができました。