これは終わりではない「ゴッドハンド輝&魔法先生ネギま!」

あーあ、終わっちまった。終わっちまったんだなぁ。ここ最近の週マガの最終回ラッシュには参りましたね。強がってはいましたけど、週マガの屋台骨がどんどん抜けていく様子を見ていると、あわあわしちゃってるわけでヾ(・ω・`;))ノぁゎゎヾ*1。やろうと思えばまだまだやれる。そんな作品の区切りを見れた。連載開始から連載終了まで見れた。それはそれで読者的に幸せなことであるなぁと思うわけです。何度も言わせてもらいますが、お疲れ様でした。



*1:;´・ω・)ノぁゎゎ  まぁ、確かに育ってきてはいるのかなぁと想うんですけど、抜けたのがゴッドハンド輝魔法先生ネギま!ですからね?それに加えてエア・ギア」「絶望先生も終わると言うじゃないですか。さすがに心配にはなるわけですよ。

ゴッドハンド輝・62巻
そんなわけで最終巻を迎えた「ゴッドハンド輝」。・・・もう62巻でしたか。61巻の方で最終回としての話をまとめてあったため、62巻はテルにとっての重要な話というほどではありませんでしたね。あくまでも日常。テルにとっての日常。どんな患者に対しても最善を尽くす。そんな日常が描かれて終わりました。
生命の現場は今日も動いている 未来へと続く道を―
金田一、コナンの行くところに事件が起きるとはよく言ったもので、よくよく考えるとテルが行く場所にいつも患者がいましたね。命の危険が迫る率的に言えば、前2つの推理漫画よりもゴッ輝の方が高いんですよ。・・・まぁ当たり前ですが。テルの周りで人が倒れすぎな気もしなくもなかった全62巻でした。 62巻では、本編以外にもテル父の話や、テル自身がヴァルハラへとやってくる前のお話も描かれていました。いつもいつも患者さんのことを考えていた。それは父から受け継いだ大きな意思だったように思います。最近のニュースでは医療が問題だ〜とか、たらい回しされてる〜とか色々と言われていますけど、この世界でもゴッ輝世界の医療ができていればいいのになぁと思ってしまうのです。 前述しましたが、最終回は、最終回と言われているお話は日常を描いていました。ヘタクソだけど患者への気持ちは誰にも負けてないテルがずっといたわけです。どんな患者でも助けようとするテルがいました。どんな場面でもテルのような医師が求められている。そしてテルはそれを助けようと頑張る。漫画として劇的ではないけれど、ゴッドハンド輝らしいなぁと思わされました。いい終わり方じゃないですか。いや、続いていくんだから終わりじゃありませんね。いつか本物のゴッドハンドとして活躍するテルを見たいものです。
魔法先生ネギま・38巻
表紙のメンバー多っ!!!誰が誰だか分かりませんね。あと、背表紙がゆえだったのが驚きです。しゅ、主人公がやるんじゃないんだ・・・。 魔法使いの少年が、学校の先生をやる。とんだハーレムものだなぁと思ったのもつかの間、バトル、バトル、バトル。いつの間にか世界を巻き込んだ大きな話にもなっていました。その中で、主人公ネギだけではなく、クラスの面々の成長も描かれていたのがとても印象深いですね。成長と言う意味では最近だと夏美が好きでしたね。もらしてまで頑張ってました。素晴らしいことです。 そしてヒロインでもある明日菜がいなくなってしまうという話の展開で、最終巻ではいいエンディングを迎えていましたね。
わずかな勇気が本当の魔法 少年少女よ大志を抱け その一歩が世界を変える
一部では投げっぱなしだという話も目にしますが、これはこれでいい最終回だったと思います。赤松先生も言われていますが、「一旦終了」とのことで。あくまでも1つの可能性を示した最終回だったようです。全てを描くと100巻行くそうですが、それはそれで見たかったような気もしなくもありません。 ただ、「その一歩が世界を変える」。この姿勢はどんなエンディングであっても変わらないものなのだと思います。というか信じています。少年漫画という舞台である以上、こういたテーマを大切にして作品を描いていてもらいたいものですが、これを忠実に守っていたのがネギまだったのではないでしょうか。あきらめずに一歩進めるネギ。時には倒れそうになってもクラスの面々が助けてくれる。これが王道っしょ。 特に、「一旦」ということで、ネギま世界の平行世界にはまだまだ違ったENDが待っているようです。それが描かれればいいなぁと楽しみにしていますが・・・。そういう意味でも39巻?40巻??にはネギを背表紙にしてもらいたいなぁと思っています。まだ描くことがあるのなら、ネギとナギの話がほしいなぁと思います。ぶっちゃけ心残りなので。 あ、そういえば、ネギま!のラスト、作者コメントで「魔法が使えるかもしれない」との記述がありました。やってみました。無理でした。・・・当然ですけどね。 最終巻が出ると、お疲れ様でしたと言いたい気持ちと同じレベルで、寂しいなぁと思ってしまうんですよね。しかも、今回は2000年代を支えた2作品ですから特に・・・。色々と心残りがないわけではありませんが、何と言うか・・・本当にお疲れさまっした。それ以外の言葉も出ません。できれば次の作品に期待したいところですが、山本先生とかどうするんでしょうねぇ。赤松先生は何かやってくれそうだなと期待はしているんですけども。 ゴッ輝で言えば生命を預かる医療は続くし、ネギま!はいろんな可能性を秘めた未来がある。そんな2作品は終わったようで終わっていない((漫画としては終わったんだけども・・・