時は来た。それだけだ。「月刊少年ライバル・2月号」

個人的に面白かった月刊少年ライバルの作品ランキングは1.ほんとにあった!霊媒先生、2.あしたのファミリア、3.ヘルズキッチン、4.弟キャッチャー俺ピッチャーで!、5.BUSTER KEEL!という順番でした。もちろん順位付けするというのもおこがましいですけど、皆さんはどうだったでしょうか。野球漫画として長期連載になりそうな弟俺がイマイチ話題にならないのは、雑誌の特性から来るものかもしれませんね。もう少し補足しておくと、最近始まった「彼女がフラグを折られたら」は今年注目の作品です。フラグ折り作品の歴史を変えるに違いありません。




2位に「あしたのファミリア」を入れているんですが、個人的にはアニメ化してほしいなぁと思ってます。ただ、今月号で過去編が大盛り上がりしていて楽しみだなぁと思ってたら、まだ24話なんですね。もう50話くらいかと思ってました。2012年は無理だとしても、人気を増やしていって来年こそは・・・。とりあえずライバルはどんどんアニメ化作品を増やして、シリウスみたいな雑誌にしましょう。
そんなファミリアを抑えて1位に推した、いや推さざるを得なかった作品、「ほんとにあった!霊媒先生」。何とついにサイン会が行われるようです。


霊媒先生のサイン会

秋葉原アニメイトさんで新刊を買われた方を対象にしているようです。1月15日らしいので行ける方は是非どうぞ。少なくとも俺は無理です・・・。札幌からは遠すぎて辛いです。こういう時に関東民だったら良かったのにと悔し涙を流してしまいます。なお、作者のひで吉先生はかなりのベッピンさんですよ!!会える人が羨ましい・・・。
しかし、去年は霊媒先生のアニメ化という隠し玉には驚かされましたね。今ではライバル=霊媒先生と言ってもいいほどの看板作品になっています。そのせいか毎月のページ数がおかしい気がします。ちょっと多すぎでしょう。無理しすぎてなければいいですが。
霊媒先生のいいところは、やはり作品としての打率の高さでしょうか。どのギャグを持ってきても笑ってしまうんですけど、既に”お約束”になっている部分もあるので、新規で入られた人とはちょっと感じ方は違うかもしれません。まさかの10巻まで来ていますからね。さすがに新規を取り込むのにも苦しいかもしれませんが。



前衛的な教育漫画です。



「新しい時代の王道少年漫画誌という触れ込みで創刊されたライバルも、もう4年が経とうとしています。ボンボンの廃刊から少年向けの雑誌としての地位を築きつつある(かも?)ライバル。色々と物申したい部分はありますが、あと10年は頑張ってほしいものです。
そんなライバルの新連載がぶっ飛んでて面白かったので少し紹介したいと思います。タイトルは「BQ cooking!」。その名のとおり、B級グルメ漫画です。



グルメ気取りのうんちく野郎はBe Quiet(だまってろ)!

・・・毎月、やきそばの話にならないか心配ですね。いやいや、そんなこと思っちゃう野郎はBe Quietですよ。


オレらという奇跡がお前の心を狂おしくシェイキン!

この作品は超エリート高校を舞台にしたグルメ漫画になっています。何かよく分からない生徒も混じっていますが、彼らもエリート高校に通う狂おしいシェイキンな野郎たちです。
そんなエリート高校の特徴、それはS級からB級に分けられたカースト制があること。S級であれば食事もS級。もちろんS級の生徒たちの家柄もS級。B級がS級に近づこうとするだけでギルティ。頭が悪くても入学できますが、その場合も必ずB級に振り分けられます。もちろん、狂おしくシェイキンな彼らは・・・B級。




・・・いやまぁ、こんな学校ありえんけども。






B級の食事風景



・・・いや、ありえないけども。
こんな狂った学校にあって、B級1年生の主人公が「何故か学校の敷地内にある祖母のお店」で他の1年生たちの空腹を満たしていきます(もちろんお金を取られる)。B級の2年生以上は自分のプライドを捨てて残飯を漁る毎日。うん、まぁ1年生も上級生も弁当くらい持ってきたらいいのにね。
そんなB級1年生の態度に苛立つS級上級生。ブルドーザーを持ち出して祖母のお店に特攻をかけます。S級こそが最高。S級がノーブレスオブリージュ。お店の取り壊しという最終手段で自分たちの残飯を食べさせようとするS級。最早、何が何だか分からない状況へ・・・。そんな中、場を収めたのが主人公のB級料理。



こうなって







こうなります


うん、意味が分からないよね。
「YAKISOBA!ホールド・ミー・タイト!Oh!アヴェ・マリーア 本能の自分、今、BORN!」←この表現がたまらなく笑えてきます。この後にやきそばのウンチクが語られますが、ほとんど頭に入らないレベルで楽しめます。B級の料理に敗れたS級の人々は、このままお店を潰すことなく引き下がりましたとさ。あれ、これって何の漫画だっけ??
「新しい時代の王道少年漫画誌」は一味違うなぁといういい例でした。





あ、それと次号予告で世界を震撼させる重大発表がありました。



タイトル:ももプロZ
ももいろクローバーZ参上!!!

時は来た。それだけだ!!ももいろクローバーZがついについについに漫画化するそうです。しかも何故かのライバル。ももクロ×講談社=無駄話だよねとか一人でこそこそ思ってたのが、ももクロ×講談社=ライバルという図式に!いやあ、まいったねこりゃ。まだ漫画を読んでないですが、これは2012年を代表する傑作になる予感(持ち上げすぎ)。
色んな要素を抜きにしても、まずキャラたちがソックリという事実は譲れません。これで作者の小城徹也先生のももクロ愛が炸裂すれば完璧です。問題は小城先生がモノノフ(ももクロオタの総称)なのかどうかが気になりますが。少なくとも俺のチェックは厳しいですよ。
どうも最近はモノノフが相当数増えてきているようなので、今回の作品でもっともっと人気が出ることを期待しています。毎月のレビュー?もちろんやりますよ。漫画だけの情報だと持たないのでももクロ情報を入れまくっている気がしてます。まさか通常更新でももクロやってもいい時代が来るとは思ってもいなかったですよ。徐々に無駄話を講談社ブログからももクロブログへと移行する計画がついに始動する(嘘


・・・ももクロ、今、BORN!