これぞGの衝撃!?「害虫女子コスモポリタン」

※今回の更新は不快な人にとっては不快かもしれません・・・が、知ったこっちゃありません(酷)。とりあえず、黒くてテカテカしてて、台所で見たりする虫の話です。





害虫女子参上!!

イブニングで不定期連載中の「害虫女子コスモポリタンがついに単行本化です。いわゆるアレです。虫の擬人化です・・・しかもGさんの。見るだけで不快、いるのが分かるだけで失神モノなGさん。俺自身はここ10年以上見ていませんが、現在の北海道にいたっては寒すぎていないらしいです。いないことにこしたことはありませんね。
まぁ、そんな嫌われ者のGさんですが、少なからず彼らを必要としている人たちがいます。それは消毒会社の人。つまりGさん退治のエキスパートですね。当たり前といえば当たり前ですが、そんな会社に勤める人たちはGさんに対して恐怖を抱かないどころか、敬愛している可能性も・・・?作品の方も、そんな消毒会社に勤める(一般的には)変態が飼うGさんを中心としています。メインのGさんもその変態社員に飼われているペット?が擬人化されています。



Gさんはメスだけで子供が産めるらしいです。・・・初めて知りました。やばい生態です!!しかも、メスのみで産もうとするとメスしか生まれないらしいです。怖い、怖い、怖い。勝手に子供が産めるメスだけが増え続けるとか・・・。どうあっても死滅しないよ、こいつら。
作品ではどんなに気持ち悪い虫であっても画像の通り可愛く描かれます。これが最後の救いであるなとは思っているんですけど、それでも予想外の虫の生態を教えられると恐怖を覚えますね。いや、ほんと可愛いのが救いですよ。




アブラムシちゃん





コガネグモちゃん


実物を見ても優しい程度の虫を選んでみました。人によっては虫は全然ダメだという方もいますからね。
アブラムシちゃんは尿漏れが激しいです。アリンコに聖水をチューチュー直接摂取されます。コガネグモちゃんは本体に催眠作用があるらしいです。上述の変態社員がコーヒーに直接ドボンさせて実験していました。他にもたっっっっくさんの虫たちが出ていますので、是非是非興味がある肩はどうぞどうぞ。怖いもの見たさで・・・ね。


なお、オススメはGさんの天敵でもあるアシダカグモちゃんです。



アシダカグモちゃんもふもふ

アシダカグモちゃんのGさん殺傷率は相当に高いようです。作中ではアシダカグモちゃんの容姿さえ我慢できれば、Gさんがいなくなることも可能とのことですが・・・。多分、どっちもどっちでしょうね。とりあえず画像検索はしないでください。


虫が好きな人・・・がいるかどうかは分かりませんが、その人たちにとっても楽しめるはず。嫌いな人も虫の生態を知るいい機会かと思います。少なくとも目には優しいので。作者の小谷真倫先生が鼻水垂らしながら半裸で描いた力作。オススメです。