月マガ誌上最高のゆるニヤの傑作が来月で最終回とか悲しくなるな「四稲家の人々」

月刊少年マガジンの安定感は素晴らしいと思うわけですよ。色々と連載が終わったりするけど、心配とか無用!無用!全て無用!!
例えば今月の月マガを掲載順に見ていくと、capeta、修羅門、ノラガミふでかげ、ましろ、YATAGARASUDEAR BOYSから続々とあるわけです。中盤以降には孫六があったり、チンミ、ライダー、龍狼伝と長年続く名作だらけ。参ったね、こりゃ。


ちなみに、今月1番の衝撃はパンプキンシザーズでした。去年の途中からカウプランについて続々と話題が出てきて、久しぶりに盛り上がってるなぁと思ってたら・・・



BL的なことについて語りたい

注:これはパンプキンシザーズです。
何の戦災復興をしようとしているのか・・・。少尉はこの黒頭巾を取り締まった方がいいんじゃないか??
久しぶりにパンプキンシザーズで笑いました。たまにあるギャグ回がたまりませんね。この後、やおい穴について調べた展開とかたまらんです。作者の「今やっておきたいんです」という魂の叫びに負けました。




まぁ、そんな華やかな月マガではあるんですが、実は来月で終わってしまう漫画があるって知っていましたか?・・・その漫画は「四稲家の人々」です。
四稲家の人々は、十二月衆と呼ばれる忍び集団とその主君の物語です。この作品の中で十二月衆の中心として描かれる卯月。そして、その主となる主人公の四稲春彦。そんな2人が他の十二月衆や、彼らが仕える主君たちと戦ったりしてます。


まぁ、端的に言うと・・・




春彦と卯月が密着したり









ライバルが白い液体まみれになったり






体育祭で咥えたり




・・・・・・・・。




素晴らしい漫画じゃないか。



とまぁ、冗談(?)は半分にしといてですね、この四稲家の人々という漫画はかなり面白いです。知名度としてはそれほど高くないかもしれませんが、それもまぁ周りの漫画が有名すぎるというのもありますよね。自分の知りうる限りでは人気の高い作品でした。それが打ち切りもどきのように颯爽と終了に向かってて驚きです。
先月号、そして今月号の四稲家の人々の展開はかなり熱いものがありました。もうここまで来たら最終巻まで待ってもらって全部読んでくれたほうがいいなぁと思うわけですが、予想では6巻までなので是非是非・・・と。


ただ、今の熱い展開を作ってるのは主人公春彦のこの一言が全てです。



主として認めるという時に駒を渡してください

駒を持つ=主人になるということです。何が起きても駒が全ての世界でした。これは5巻でのお話なのですが、4巻で忍びを3人も引き連れていた敵を倒すんですよ。その場合、無条件で春彦が主人になるはずでした。それを、そんな掟なんて関係ねえ!とばかりに「忍び側で認めてくれたら」という条件を渡します。
漫画の展開上、この流れは全てを変化させました。というか、勝負の世界にこんな話を持ち込むなんて・・・とほとんどの十二月衆から避難轟々。そして、他の主君からも呆れられてしまう始末。ただ、この決断が後々・・・。


ちょっぴりエッチなんですが、読んでいるとニヤニヤする展開の多い漫画です。ただ、戦う時以外の話がゆるいので「ゆるニヤ」だなぁと思っていました。ゆるニヤっていいよね!ホント面白いので全巻出たくらいにでも読んでほしいな(四稲)!!(え