キリンカップ 対ベルジアム

○メンバー
GK 楢崎正剛
DF 中澤佑二
DF 田中マルクス闘莉王
DF 長友佑都
DF 内田篤人
MF 中村俊輔
MF 遠藤保仁
MF 中村憲剛
MF 長谷部誠
FW 大久保嘉人
FW 岡崎慎司


交代
すんしゅけ→(世界の)本田圭佑
ハセベー→橋本英郎
ガチャ→阿部勇樹
偽茸→興梠慎三
岡崎→矢野貴章
トゥリオ→山口智



○総評
毎年思いますが、2回試合して優勝を決めることを大会と呼ぶんですかね?不思議でなりません。選手たちも2回ある練習試合にしか思ってないような・・・。むしろ優勝だどうだと騒ぐのはメディアだけかもしれません。

で、実際の試合の方もしまりのないものでした。どんだけ攻めれば気が済むんだよってくらい攻めてました。これでW杯予選やW杯の練習ですねとはとてもじゃないですが言えません。今の日本で4点も取れるような相手ではなく、もう少し苦戦する相手がよかった・・・。前から言っていますが本当のレベルアップをするためにはコテンパンにやられる相手くらいがいいんですよ。そういった意味でもコンフェデに出られないのは残念。その代わりの相手を連れてくる・・・・じゃなく出向かせてもらえるようにするのが協会の仕事だと思います。ちなみに前の試合のチリは岡田さんが連れてきてくれと頼んでいます。結局は微妙な相手でしたが。ホンモノはもっと怖いんですけどね。やっぱり本気モードでは来てくれませんでした。


なお、相手を本気にさせる方法がひとつだけあります。それは相手国のホームで戦うことです。何で勝手に日本がお高く止まっているのかは知りませんが、出向いてガチでやってもらいたいです。


いやまぁ、もちろん収穫はありましたよ。新戦力の台頭という面で見ればよかったかもしれません。ただ、彼らがW杯予選などの重要な大会でどこまで使ってもらえるか・・・。達也や玉田が戻ってきたら使われたいかもしれませんしね〜。



そんな中で最大の収穫をひとつだけ見つけました。それは岡崎です・・・・と言いたいところですが、そんなのどこでも言っているような気がするので後述。とりあえずは偽茸こと中村憲剛を見れて嬉しかったです。小笠原の二の舞にはしたくないなぁと思いながらいつも見ていました。彼は現時点で日本最高のセントラルMFです。どうしてもポジションの関係で弾かれることが多く、ボールの収めどころとしてのシュンスケ、完璧なつなぎをこなすガチャがいると・・・でしたが、幸か不幸か今大会で重要なプレーヤーだと再認できました。先に書いたけど、やっぱり達也と玉だがいたら出れたか分かりませんでしたからね〜。ただ、こういう試合を連続でしたことを考えると外しづらいでしょう。とはいえ、この試合はケンゴー的にかなり意義のある試合でした。ケンゴーの仕事はケンゴーにしかできんよ。


あと、やはりFWの岡崎がマーベラス。相手DFがクソだったのもありますが、この活躍を予選でできれば本物です。期待してます。これは久しぶりにホンモノのFWが日本代表に来たかもしれません。不参加を表明している森本、追加点を奪ったキショーと共に頑張って欲しいです。
その岡崎とあわせて、どうして今の状況で五輪代表に行かなかったんだと思わせたのが世界のホンダ。五輪があったから今のホンダだというのは分かるんですが、もしこれだけの出し入れが出来たらよかったのにと思いました。まぁ、あの時も周り次第ですが。



こういう選手もいるんだよ!!という意味では結構いい試合でしたが、やはりやることの意義をどこまで捉えるかと考えるとイマイチにも見える試合でした。無駄話は日本代表を応援しています。