感想
- 作者: 森薫
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2007/09/25
- メディア: コミック
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そう・・・。番外編なんだよね・・・。
最近は全然エマ本人を見ていない気がするので寂しいですねぇ。
実は最後のオマケでエマがちょこっと出ているのですら嬉しくなりましたよ。
今回の短編は5つ。
エーリヒとリスのテオとの心温まるお話。
ドロテアとヴィルヘルムの濃厚なエロエロな話。
ハキムとウィリアムの初めての出会い。
ポリーとアルマのお買い物。
本編第23話に出てきたオペラ劇場の裏の話。
この中で好きだったのはハキムとウィリアムの話と、オペラ劇場での話です。
まぁ、なんとハキムの無邪気なこと。今と全然変わらないですね〜。
一方のウィリアムは負けず嫌い。この子も昔と変わっていませんね。
ただ、ハキムに歩み寄る姿はとても微笑ましかったです。こういう時代もあったのね。
で、オペラの方ですが、アレン(カコイイ)、ルイーズ、ジョージという3人のオペラ歌手のお話です。
アレンはルイーズのことが好きだったんですが、
ルイーズはジョージと結婚することを知り落胆しつつも吹っ切れるとこがいいです。
こういうちょっとした恋の物語って好きですよ。
あと、もちろんドロテアの妖艶な乳も忘れてはなりませんね。色っぽい・・・。
エマのお話が終わってからずっと番外編なわけですが、
この漫画って番外編だけでかなりの量のお話が描けそうですよね〜。
ヘタをすれば終わりがないのかも?
結構楽しめてはいますが、このまま番外編が続くのもなぁ・・・と思う俺もいるわけで。
やはりエマのことも気になるところ。10巻以降どうなるんでしょうね。
最後に、アメリアの「人はメイドに生まれるのではない メイドになるのだよ」という一言が素敵でした。
何度読んでも森薫先生の絵はいいわぁ〜。