感想
○コミック
- 作者: 山東ユカ
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2007/05/28
- メディア: コミック
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雑誌で最後を読んでから、コミックがこうして出るまで信じられませんでしたが
本当に終わってしまったのですね。
元々はこの漫画って絶対に学年が上がらないシステムだったのに・・・。いつのまに・・・。
まぁ、現国の石坪先生が辛そうなのを見てられなかったこともあるからなぁ。
とりあえず、キャラたちがしっかりと卒業していくのを見れたのは良かったです。
それにしても女の子のキャラがすごくいい。
エマちゃんの可愛さは言うまでもなく、隠れ美少女りょん、ジャージの似合うカザミンといった可愛いキャラが好きでした。
特にその中でも実は巨乳だった酉ちゃんをプッシュしたいですね。
メガネっ子でありながら、あの自分の欲望に逆らえない感じがいいです。
というか、フラグをぶった切っていったあの雄姿を忘れません。
それでも一番はエマちゃんですが・・・。
え?保険医?知らない知らない。
他にも、先に出てきた石坪先生(りょんと上手いこといけばいいのに・・・)、なかやん、サラサラヘア男、ファンクラ部といった男キャラもなかなか良かったですね〜。
というか、男キャラはキワモノばかりだったような・・・。
ちなみに、ドビ太が一番好きでした。
そういえば最後の方でエマちゃんを守ったナカヤンがかっこよかった。
絶っっっっ対にエマちゃんとはありえないけど、幸せになってもらいたいキャラの1人です。
カザミンと上手くやってくれ。
最後の最後まで女メンバーと男メンバーは交錯することがなかったな・・・。
そこらへんは少し残念だったかも。
爆笑するほどの漫画ではありませんでしたが、
なくなると分かるとどこか残念な気持ちになる漫画でした。
山東先生にとっては出世作となったヒミほけですが、
他の作品をどんどんだしてもらってこの作品あっての山東先生だったと言われるくらいになってもらいたいものです。
やっぱり、悲しいなぁ・・・。
Mr.Morning 1 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
- 作者: 高山しのぶ
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2007/05/25
- メディア: コミック
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世界感としては、虹石というエネルギーが使われていた世界のお話。
ちなみにこの虹石は光水とあわせると、水とエネルギーが精製されます。
しかし、扱いが難しく、電気の普及にともない使われなくなった・・・って、石炭みたいだね。
トーキィが働くことになった列車は、虹石を使う残り数少ないものでした。
ちなみに列車は、モーニング、アフタヌーン、イブニングと言われる3区間に客室が分かれており、
イブニング(最後尾)にはお偉い方々やお金持ちが乗ります。
トーキィが働くのはモーニング(先頭)と呼ばれるところ。
「安い、せまい、うるさい」ところだそうです・・・。
決して某雑誌とは関係ないので悪しからず。
読み始めはモーニングを舞台にしたものかと思っていたんですが、
途中からは列車にもあまり載っていないという状況。
悪くはありませんが、少し驚きました。
前半は皆働いているなぁ〜という感想。というか、色んな人がいて面白かったです。
一方、後半は少しきな臭い展開になっていきます。
というのは軍(国で一番権力がある)が動き出したからなんですね。
全体的なことは分かりませんが、怪しいことには変わりありません。
というか、お気楽なトーキィに係わる隙はあるんだろうか・・・。
軍のお話が出てきたので少しついでに鉄道の話を少し。
実はJRのように民営化している鉄道って日本くらいしかないんですよね。
他は国営、しかもほとんどが赤字です。
JRなんかは黒字経営らしいのですが、実は世界的に見ても珍しいんですよ。
じゃあ、民営化すれば・・と思うかもしれないんですが、そうもいかない理由があります。
というのは国防には鉄道が必須だからなんですよね。
漫画の中でも経営には軍からもお金が出ているという描写があったんですが、実は漫画だけの話ではないです。
ひとたび戦争でも起きれば、鉄道ってかなり重要なものになりますから。
そういえば、似たような話がパンプキンにもあったっけ・・・。
何か暗い話に聞こえかねませんが、
主人公であるトーキィが無駄に可愛いかったりする漫画です。
とりあえず、続きに期待。