感想
○コミック
ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 (9) (ジャンプ・コミックス)
- 作者: 西義之
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/12/04
- メディア: コミック
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トーマス編前後ではやはりロージーの心の成長というのが見て取れて非常に良かったです。あとついでに、五嶺が最初の登場と全然人が変わってるのはおかしいんじゃあ・・とは思いつつ、ムヒョたちのおかげだろうと思ってみたり。
また、パンジャ編では非常にかわいそうな女の子パンジャ(チヨちゃん)が出てきます。正直言って本来の流れからすればどうでもいいストーリーだとは思うんですが、あってよかったと改めて思いましたよ。作者の西先生も書いていましたが、思い入れがあるそうです。思い入れがあるからか分かりませんが、とてもスッと読めました。少なからず、このパンジャ編はこの漫画自体のよさが出てたと思います。まぁ、その良さ以上にムヒョたちの今後の大変さが分かるんですが・・。
やっぱ、人の弱みにつけこむティキのやり方が気に食わない。
ついに次巻で10巻目になります。10巻目ではやはり色々と物議を呼んだペイジ編が注目でしょうか。楽しみにしてます。できれば西先生の見解とかほしいね。
- 作者: 芳崎せいむ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/11/30
- メディア: コミック
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特に1つ目の悪魔の力とか秀逸です。「面白い漫画」を他人と共有することはできるけど、その「面白い漫画」を見つけることが出来るのってやっぱ自分しかいないと思うんですよね〜。「ほとんどの人間は漫画を読まなくても生きていける」「読んでみるまで分からないからいい」「さあ・・・どうかな」って言葉にすごい惹かれました。
それと、「漫画本とのめぐりあいは一瞬」という言葉が印象的な笹山さんの話とかも好きでした。笹山さんみたいに顔のいい人間が〜なんてことはさっぱり思っていないですけど、すごい共感ができるものはありました。ちなみにこの笹山さんってすっごいいい人だったりします。まぁ、漫画は誰にでも平等ってことで。
いつから漫画好きになったのかすら分からないけど、本当に毎日楽しく漫画ばっか読んでたなぁ・・と振り返ってみたり。
どんなに辛くても悲しくても漫画を読んでたらスッキリしてしまうけど、やっぱ飽きる時もあるわけで。そういう時って何があってもどうしようもないなぁって気分になってしまうんですが(今がまさにそうだった)、この本を読むと「やっぱ漫画っていいなぁ」と思わせてくれる。きっとどうして自分は漫画が好きなのかって思い出させてくれるのかもしれないですね。