何故かフーリエ漫画レビュー

いきなりですが、去年は大学でフーリエ変換を用いた内容の研究を行ないました。で、フーリエ変換というのはですね・・・。


例えば声というのは振動で伝わっていきます。その振動というのは様々な形、複雑な波形となっています。さらに、その伝わっていく振動は色んな周波数(波数)成分を持っていたり持っていなかったりして、それを見つけることができるのがフーリエ変換でありフーリエ解析なわけでして・・・。で、関数というのは分解や合成ができるので・・・。え〜っと、バタフライ演算とか開発されてFFT(高速フーリエ変換)ができたり・・・。ん〜っと、つまりですねぇ・・・・。よーするに振動を調べるには便利なんですよ!!!


え?わからない?困った人たちだなぁ。
・・・・・しょうがない。君達みたいなのでも理解できるように参考図書の紹介してあげますよ。












マンガでわかるフーリエ解析

マンガでわかるフーリエ解析

漫画の方が分かりやすいでしょ?
ちなみにこの本の値段は2500円です。超こち亀より高いんですよ?人によっては無駄な買い物をしてしまったと後悔しかねない漫画です。







ん・・・、まぁ・・・・








何でこんな本買ったんだろうね・・・。




え〜、では本の内容ですが。この本ではフーリエ変換を一から詳しく書いてくれています。


この漫画のメインの3人がこちら。

3人で音楽をやっているのですが、フーリエを知らずして音については語れないというかなりの勘違いが元でフーリエを勉強していきます。さらに、このバンドには致命的な問題がありました。それはボーカルがいないということ。そのため、最終的には声の性質を調べて良いボーカルを探そうということをします。普通に探せばいいのにね。







まぁ、ちょいと難しい本ではあるので、教えてくれる人、つまり説明役がいるわけです。

先生役でメガネっ娘のエリナ。高校生にしてフーリエ変換が何なのか理解している猛者。
バンドの中ではドラムを担当しており、他の二人にも信頼されています。ドラムでバンドのリズムを操っているポジションですが、むしろ無能な男どもを手玉にとってそうな顔してますね(←失礼










続いて、主人公のフミカ。







・・・スクラン

インスパイアされた感が多少否めませんが、この娘が主人公。ギター担当で音楽の才能がすごいらしい。しかし、かなりのオンチ。こういう女の子に限ってダメな男に引っかかりやすい(←失礼







最後にベース担当のリン。






ゆっ、ユニーク・・・・。
















そっ、そしてご存知・・・・


ジョセフ・フーリエ!!!




・・・って、知らねぇ〜。












フーリエをやるわけなので本のほとんどが数学的な内容です。しかし、大半は高校で習うような三角関数微積がほとんど。そのため、正直言って今更な内容ばかり。・・・う〜ん。このままだと、可愛い女の子が大好きなオタクしか読んでくれない・・・。せめて、女性にも読んでもらえる内容にしたいんだけど・・・。



あっ。そういや、ユウキ君って言う別バンドのイケメンボーカルが登場してきます。











おお〜、カッコイイ。







彼は女性にモテモテなのでいつも女の子を連れています。







しかし、フミカのことが好きな彼はいつも3人にちょっかいを出しては、フミカに殴られています。








殴られ・・・て・・。










・・・・。














・・・・・・・・。




・・・・・・・・・・・・・。














・・・・!?







しっ、資本主義の豚が何故こんなところに・・・。







そういや資本主義の豚はもとより、ギター、ドラム、ベースといういのはDMCと同じ構成だな・・・・。








もっ、もしかして・・・!?





フーリエ変換をFourier henkanと書いて、「k」「r」「a」「u」「e」「r」を取り出して「s」を持ってくれば・・・KRAUSERになる・・・。







そっ、そうか・・・・!!








フーリエ変換は本当はクラウザーさんが考えたんだ!!




ごめん・・、こんなオチしか思いつかなかった・・・・。