絶対に許されませんよ「エデンの檻・最終話」



エデンの檻、終わる・・・





<これまでの流れ>

主人公アキラたちの乗った飛行機が謎の島へ

色々ありました

クンニしろおらあああああ

色々ありました

謎の施設をたくさん見つけました

これって未来の世界っぽくね?

ラスト3話だよ←読者「えっ、ここからまとめるの無理じゃね?」

アキラ母「エデン作るンゴwwwww」

今週:アキラ母「夢でアキラたちがエデンで頑張ってたわ」

本当に素敵な夢で・・・










読者「絶対に許されませんよ」



・・・とまぁ、今週、冗談のような本気のような最終話を迎えたエデンの檻。実際にはアキラ母の夢オチではありませんのであしからず。もちろん彼女が夢見た世界にはアキラたちがいたのかもしれません。というか、ラスト3話で見せた超人アキラ母の偉業には驚かされますよね。アキラ母の前に現れた石動ミイナの祖父によってもたらされた“エデン計画”を引き継ぎ、最終話で計画を完成させて天寿を全うしています。



さて、最終話ではその後として、再度アキラたちがいる未来が描かれています。



脱出するよ!

アキラ母が夢見た世界で頑張るアキラたち。で、実は本当にその世界で頑張って生きようとするアキラたち。最終話を読んで改めて実感します。あぁ・・・元の世界には戻れなかったんだなぁ・・・と。ええ、戻れなかったエンドでした。
アキラたちは様々な要素を元に未来世界であることを予想し、未来世界で生きることを決心します。そして、生きるには辛いエデンの島を脱出すべく船を建造し、各自成長した姿でその勇姿を見せてくれてます。何だかよく分からないまま学校には他の生物が入って来なかったという幸運も重なり、彼らは生き残っていました。(彼らの成長は各自で確認してください。ポロリもあるよ。)





どこだってそこがエデンだから☆











読者「絶対に許されませんよ」




うおおおおおおおおおい!!!!伏線は!!?伏線はどうした!!!あれも!これも!いっぱいあったでしょおおおおおおがああああああ!!!



・・・という20巻分の気持ちをお伝えしてみました。何が該当するかを書いてたらキリがないので割愛。


<重要>とりあえずラスト3話で分かったことを書いておきます。石動の爺さんはミイナのためにエデン計画を立てようとします。それは絶滅動物が生息する島+お墓でした。あの十字のような塔がそれですね。お墓として永久に残すため、あそこに何があったかはご存知の通り。計画は進んでいきますが、アキラ母は夢の中でアキラたちが島で奮闘する姿を見ます。普通にエデン計画を進めてはアキラが危ない!そう思ったアキラ母は、島の植物を人が食べられるようにし、絶滅動物が侵入しない学校というテリトリーを勝手に建造します。これが母として最大の優しさでした。・・・OK?これがエデン計画+母の優しさの全貌です。
ぶっちゃけた話、それなら絶滅動物とか残さないほうが息子にとってはありがたかっただろうなぁと思うんですけど。計画は計画だったんでしょうね。しょうがないね。というか、どうして未来に来てしまったんだ・・・。



どこかで元の世界に戻れる最終話を夢見ていました。いや、きっと同じ世界だよね〜という楽観もありました。しかし、戻れないエンド・・・ということで、アキラたちは島を抜け出して“希望”を探しに行くことを選択しました。これはこれでアリなんだろうなぁと、勝手に納得しています。読んだ直後はワナワナしてましたけどww
とはいえ、割と多めの設定たちを置きっぱなしにしてある気もするので・・・。ネットを見ると、どうなってるんだ!?という感想が多かったです。気持ちはまぁ・・・一緒ですけどね。ただ、エデンの島ができた経緯は明らかにされたので多少は納得しま・・・せんか??彼らの島の外という希望の続きも、残されているであろう伏線も、最終話までの成長した物語も。アキラの母と同じく読者の夢の中で見ましょう。
・・・というわけで、お疲れ様でした!!ラストは21巻目になりますね。なんだかんだ長い長い大冒険を繰り広げて来ました。怖い生き物もいましたけど、何気に人間同士の争いの方が恐ろしかったですねぇ。あと、エロシーンが多くてニヤニヤもしました。なかなかに楽しませてもらいました。終わってしまうのは残念ですけどね。繰り返しになりますが、本当にお疲れ様でした。




次回作、期待しています。あと・・・できれば最終巻でちょっと補完してくれると嬉しいです。島を出たアキラたちがどうなったか〜とか見てみたいです。