とだ勝之世代だからこそ読んでほしい漫画「ホームセンターてんこ」

俺と同じ年代の人でとだ勝之先生」にお世話になってない人っているんでしょうかね?というか知ってますか、とだ勝之先生を・・・。


小学生の頃、ある時期から軟式野球硬式野球へと鞍替えする子が多くなったのは「あきら翔ぶ!!」の影響が大きそうです。また、同じくしてバスケットが大人気になりました。マキシマムパワーと叫ぶ子が増えたのは「DANDANだんく!」によるものだそうです。中学生になるとルアーフィッシングが流行りだしたのは「Mr.釣りどれん」のおかげです。FCジンガのおかげでサッカーが人気になったかは分かりません。


そんな僕らは、とだ勝之世代です!!





とだ先生の作品には男の子の楽しさが詰まっています。
あきら翔ぶは今読んでも熱いです。展開に燃えます。うおぉーっ!ってなります。DANDANだんくを読んでバスケしたくなりましたもんね。
あと、釣りどれんは本当にはまりました。大学に行ってからはやめましたが、中学高校と地元でもよく釣りに行きました。休みの日なんかも自転車に乗っていつもの釣りスポットに行きました。ルアーの種類とか、釣り方とかはほとんど釣りどれんで学びました。
読んで面白い。そして子供ながらに知りたい情報がいっぱい詰まった漫画がとだ先生の漫画の特徴だと思います。


そんなとだ先生が今現在やっている漫画ホームセンターてんこがとてつもなく面白いんですよ。
そもそもホームセンターってわくわくしませんか?男なら1日中ホームセンターでもかまわないと思いませんか?そんな楽しさを詰め込んだ漫画になっています。


例えば本棚一つを作ろうとするのに、必要なものって分かりますか?出来上がりを買ったことしかない方でもそれなりに分かると思いますが、板と止める金具さえあれば出来上がるんですよ。じゃあそれをより早く作ろうと思ったり、きれいにしたかったりする場合は?板を切ったり採寸しなければいけない場合は?皆さん分かりますか?
もう難しいことを考えなくていいです。ホームセンターてんこを読めばいいです。



作りたいことが全部あります

この漫画で驚きなのが、作りたいという創造の漫画でありながら基本をしっかり教えてくれることです。しかも人にできないことをやってないんですよ。道具を揃えて作ろうと思ったら、絶対にできます。漫画にあるやり方を間違えないようにすればいけます。



作る時のドキドキ感

何というか、初めてってドキドキしますよね。次から次へと新しい工具が出てきて、自分の作りたいものができ上がる。こんな嬉しい・楽しいことってないですよ。

夏休みの工作教室を開いてお父さんたちがビビって手を出さないお話があるんですよ。本当は興味があるんだけど・・・子供たちの前で恥をかきたくない親たち。これって今の何も作らない自分たちと一緒ですよね。ホームセンターで工具を見続けてはいるけど買わないことが多いんですが、でも、一つでも買って何かを作ってみたら色々と開けるかもしれませんよ。

工場漫画でいえばナッちゃんとかすごいへぇ〜ってなるんですよ。でも、一般人としては手が出づらくて、むしろホームセンターてんこくらいの漫画を読むと作りたい!!って気持ちにまでなってきます。まさかこんな大人になってまでもとだ先生の作品に誘惑されるとは思いませんでした。子供の頃から読んできたとだ勝之世代の大人だからこそ本当に読んでほしい漫画です。

ホームセンターてんこ(1) (KCデラックス 月刊少年マガジン)

ホームセンターてんこ(1) (KCデラックス 月刊少年マガジン)

ホームセンターてんこ(2) (KCデラックス 月刊少年マガジン)

ホームセンターてんこ(2) (KCデラックス 月刊少年マガジン)

ホームセンターてんこ(3) (KCデラックス 月刊少年マガジン)

ホームセンターてんこ(3) (KCデラックス 月刊少年マガジン)

ホームセンターてんこ(4) (KCデラックス 月刊少年マガジン)

ホームセンターてんこ(4) (KCデラックス 月刊少年マガジン)