四季賞出身者がいればアフタヌーンはあと20年は戦える!そう思えて仕方がないのです。

今月号のアフタヌーン四季賞出身者がいっぱいいたわけです。


爆音列島・・・高橋ツトム(87年準入選)
プ〜ねこ・・・北道正幸(92年佳作)
ACONY・・・冬目景(93年四季賞
無限の住人・・・沙村広明(93年四季大賞)
ぢごぷり・・・木尾士目(94年四季賞
カブのイサキ・・・芦奈野ひとし(94年四季賞
駒っ旅・・・駒井悠(94年佳作)
シドニアの騎士・・・弐瓶勉(95年特別賞)
からん・・・木村紺(97年四季賞
水域・・・漆原友紀(98年四季大賞)
百舌谷さん・・・篠房六郎(98年四季大賞)
おおきく振りかぶって・・・ひぐちアサ(98年四季賞
宙のまにまに・・・柏原麻実(01年四季賞
オクターヴ・・・秋山はる(02年四季大賞)
友達100人できるかな・・・とよ田みのる(02年四季大賞)
江古田ちゃん・・・瀧波ユカリ(04年四季大賞)
弾丸ティアドロップ・・・(04年四季大賞)
ハックス!・・・今井哲也(05年四季大賞)
BUTTER!!!・・・ヤマシタトモコ(05年四季賞
ハルカカナタで・・・臼井仁志(06年四季大賞)←読みきり
吉田家のちすじ・・・中島守男(06年準入選)
少年式少女・・・和田依子(07年四季大賞)
O18・・・宮川輝(07年準入選)←new!

37作品中23作品が四季賞出身ですよ!!!これで藤島先生もだったらなぁと思ってしまいますが、それでもほとんどが主力級。カンテラ出身を重宝しチームのイズムを絶やさないその姿勢・・・・まさにFCバルセロナアフタは漫画界のバルサですよ。そりゃ面白いわけだね、うんうん。


アフタヌーンの良さは色んなタイプの作品があることだと思うわけです。オールラウンドに面白い作品もありますが、それ以上に突出した作品がアフタヌーンという作品を彩っているわけで。そんな作品のなかにあって俺は宙のまにまにの姫ちゃん一択ですが。



アフタで一番可愛い美少女

黒髪ロングとかぶっちゃけ霞んじゃうよね!!


今月は蛍一を信じきったベルダンディーとか、江古田ちゃんに出てくる友人Mがツボだったり、カバ夫の姿に見とれたりしましたが、やはり謎の彼女Xだったと思います。
謎カノがどれだけ面白いかについては何ヶ月も前に既に解決された問題なので割愛しますが、アイドルと彼女のどちらを取るかという究極の質問に即答する椿くんに漢を感じました。



卜部(巨乳)を選ぶよ


あと、知らず知らずの内にアイドルのよだれを舐めてるとかこみ上げてくるよね、何かが。



アイドルのよだれ


古い人間なので今のアイドルとか分かりませんが、将太の寿司に出てた頃の広末涼子に「彼女とどっちを選ぶ?」とか「よだれをなめろ」とか言われたら、椿君に大人の顔で『君の選択は間違ってるんだよ』とかしれっと言ってしまいそうです。いや、絶対迷うでしょ??どんだけ椿くんは大人だよ。というか高校生ながら彼女がどうとか言ってる時点で椿くんは敵ですが。



アフタヌーンの作品の多さには目を引かれがちなんですけど、終わる作品や始まる作品、消える作品の循環が多いのも特徴だと思っています。
そんなわけで今月はついにハックス!が終了してしまいました。



大団円

好きなことがあってそれをやりたいと思った時が始め時で、それが最も夢中になれる時間。青春っていいなぁという思いと、もう一度やり直したいという気持ちが湧き上がってくるかなりの良作でした。*1アニメ制作の物語だったので、せっかくだからアニメ化をしてくれないかなぁと思ってたんですけどね。とりあえず映研会長はクソだったな。
作者の今井哲也先生が四季賞時代に描いたトラベラーは過去の四季賞の中でもかなりの名作でした。次回作待ってます。



去ってしまう作品があれば来る作品もあるわけです。今のオススメ新作は「BUTTER!!!(バター)」「弾丸ティアドロップ」です。
バターはもう第5話まできており、完全な最新作というわけではありませんが、ガチで面白い。社交ダンス部を舞台にした作品で、人間模様がこれから上ってくる感じが今から楽しみな作品です。社交ダンスが必須とするまっすぐな背筋が好きだったりします。特に副部長が好きです。




副部長は流し目がいいですよね。本当は主人公二人の関係性が面白いんですが、話が進むにつれて「ダンス楽しい」が強くなっていくことを望みます。



弾丸の方は先月から始まった作品で、好きになった本屋のお姉さんが実は殺し屋だったという物語です。しかもその殺し屋バージョンでの秘密を知ってしまい殺されそうになるという流れだったりします。




殺し屋の時の艶っぽい姿と、本屋での可愛い雰囲気のギャップが堪りません。こんな人になら殺されても・・とは思わないけど、お互いにちょっと意識してる状況と本当は殺さないといけないというこのすれ違いがどこまで育つかが楽しみです。



来月にはもう最新の四季賞が収録されるそうです。これからも四季賞の才能は枯渇しないでしょうね。今後もまだまだ第一線で戦えそうで安心してます。あと20年は戦える。この雑誌は戦っても生き残ってるよ、きっと。
あ、新連載と読みきりの紹介するの忘れてた。新連載は次号にでも・・・。読みきりの方は連載待ってますww
アフタヌーンは語ることが多すぎてたまりませんね。嬉しい悲鳴なのが救いです。そんなアフタヌーンですが、もうすぐ100話という大台に乗るラブやんが楽しみです。月間で100話も童貞でい続ける気持ちを・・・ほら・・ね?あと、大好きだったトライアルライドがどこに消えたのが気になる今日この頃です。

謎の彼女X(5) (アフタヌーンKC)

謎の彼女X(5) (アフタヌーンKC)

ハックス!(4) <完> (アフタヌーンKC)

ハックス!(4) <完> (アフタヌーンKC)

ラブやん 13  (アフタヌーンKC)

ラブやん 13 (アフタヌーンKC)

トライアルライド(2) (アフタヌーンKC)

トライアルライド(2) (アフタヌーンKC)

*1:青春時代の学園祭のよさとかについては別の作品(水面座高校文化祭)で書きたいと思います。