えっちい猫は好きですか?「猫まち主従・第1巻」



玉置さんちのお勉強フェアやってます

月刊少年シリウスの別冊雑誌・NEMESISで連載中の「猫まち主従」。えちぃ漫画もやっており、一般向けでは講談社出身の玉置勉強先生の作品です。
中身は猫々しい作品になっており、まぁ平たく言えば猫の擬人化漫画です。猫太陽系の猫惑星、猫地球の猫日本を舞台にした物語。我々人類のような姿をした猫ちゃん、つまりは猫耳&尻尾でニャンニャンな猫人間たちの日常を描いた作品となってます。生活スタイルも食べ物も、人間のよう。ただ、猫は猫なりに大変なようです。


主従関係あります

主人公は超セレブ〜なお嬢様のダオ(♀)。そして、その付き人(猫)であるクロスケ(♂)。ダオが自活しようとやってきた猫日本で、従者のクロスケをてんてこ舞いにさせつつ、セレブ生活が抜けないお嬢様ダオは生活しています。結局大変なのはクロスケなんですけどねw
猫でセレブ?なーんて思うかもしれません。しかし、この世界ではかなりカースト制度が厳しいようです。貴族階級、庶民階級、野良、去勢階級の三角形ができあがってます。猫生活だけではない、猫なりのカースト制度がどこか尾を引く作品になっており、色々と考えさせられます。


発情期

というわけでクロスケ(♂)は去勢済みです。一応、この作品は“ラブエロコメディ”と銘打ってるんですけどね〜。残念なことに二人の間に子供はできません。まぁ、だからこそクロスケが従者となれるわけですが・・・・。いわゆる宦官というやつですね。
とはいえ、二人(二匹)の生活には、ちょっとだけエロスがあり、主従があり、信頼がある・・・・ような気がします。ダオの発情期には、彼女が落ち着けるように“色々と”してます。うふふふ・・・・。


庶民風になりました

ダオの親は相当いい階級であることが、ダオの発言の節々から窺えます。ぶっちゃけ王様?だと思われます(多分ね)。そんな彼女も、だらだらと日常を過ごす内に、ちょっとずつ庶民派になりつつあるようにも見えます。まぁ、下着姿で宅配便に出るのはどうかと思いましたが。あと、個人的にダオ最大の見せ場はお漏らしだと思います(キリッ
ああ、そうそう。1巻の中で8割くらい下着姿でいます。つまり家にずーっといる暮らしをしています。2巻以降で働いたりすると面白いですね。


クロスケです

こういうのもあるのか。
ヒマすぎたダオがクロスケに脱げと言った結果こうなりました。このあと、ダオによるクロスケへの乳首攻撃がありますが、これ以上は・・・・単行本でお読みくださいw





彼らは上手くやっていけるのだろうか?

基本的にえちぃ作品だな〜と思います。猫耳少女というだけでえちぃのに、主従関係あるオス猫までいるという・・・・。それに加え、作中の猫社会でのいざこざめいたもの、ダオの抜けない貴族感、苦労の絶えないクロスケといった人間メインの漫画と何ら変わらないような物語が描かれます。
クロスケは去勢済みですが、猫日本のダオたちが住む街ではあまり受け入れられていない描写なんてのもあります。そこで憤慨するダオがちょっと可愛いです。それでも近隣住民と仲良くしようとする二人の奮闘なんてのもあったりと、微笑ましくなる部分もあったり。↑はお隣さん家族とのBBQをやった場面。やっぱりお隣の奥さんは怪しんでいたようですが、BBQをやったり、子供と遊んだりしながら馴染んでいく・・・・よね?←あまり信用していないw




1巻はわりと二人の関係性や一般生活でのズレ、自分たちの立場等々が描かれていました。今後、彼らの家族が出てきたら面白いだろうな〜と思ったり。とりあえず、猫耳好き、お漏らし好き、男の娘好き、主従好きな人にはオススメ〜。