進撃した結果の絶望「進撃の巨人・第65話」※ネタバレあります

○やんごとなき話題
進撃の巨人展に行ってきました。詳しくはhttp://d.hatena.ne.jp/toldo13/20141231/p1http://d.hatena.ne.jp/toldo13/20150101/p2を御覧ください。超楽しかった!!!みんなも行っちゃいなよ!今年は大阪や大分でも開催らしいので、関東近辺以外の人も行きまっしょい。なお、東京開催の最終回(1/25のラスト時間)のチケットも買っちゃいました。もし1/25に参加する人がいて、トルドさんと進撃話がしたいって殊勝な人がいれば連絡ください。
あと、進撃人気投票の中間発表が出てました。エレン、ミカサ、アルミン、ライナー、ベルトルト、リヴァイの6人が上位らしいです。個人的にはライベルが予想外でした。人気あるんですね。エルヴィンとかも入ってくるかな?なんて思ってたのですが・・・・。まぁ、怖いインターネッツの力で、どうしようもないキャラが1位になるんじゃないか?とか思ってましたがそんなことはなく。順当にエレンかリヴァイが1位かな?とか思ってますが。






・・・・というわけで今月の「進撃の巨人」。サブタイトルは「夢と呪い」。なんつーか、とても悲しいお話でした。もちろんこのまま終わるとはとても思えませんが。巨人の戦いとか全然ないですが、超楽しいです。






○ケニーくんの回想
ケニーくんが回想してますが、新しい名前が出ていました。名前はクシェル。ケニーくんの妹さんらしいですが、地下街で子供を身籠ったという話を察するに、きっとリヴァイなんじゃないかな〜と思います。妹のことをそれなりに心配しているケニーくんなので、リヴァイにも目をかけていたのだろうと思うと・・・・。
さて、回想内ではケニーの家について色々と明かされてます。一つはシガンシナにケニーの家、つまりはアッカーマン家の分家が移住したというお話。これってミカサの家のお話ですよね。アッカーマン家は元々、王家側近の武家だったらしいですけど、ミカサのお父さんはそれほど強かったわけでもないんですかね。他の人達は強かったのに・・・・。まぁというわけで、ミカサ、リヴァイ、ケニーは血縁関係だということが確定。アッカーマン家はそれほど人数もいないようですけど、それでも世界の命運を握る戦いの中に3人も集まるというのはすごいですね。やはり武家の力か・・・・。
一方、東洋人についても語られていました。というか、ミカサって東洋人(少数)とアッカーマン家(少数)のかけ合わせなんですね。あ、東洋人といえばまだ印が出てきてませんね。ちょっと気になります。
なお、ケニーの回想で色々語ってくれているのはケニーの祖父。彼が語るには、東洋人とアッカーマン家だけは王政府の思想に背を向けたとのことです。王政府は、彼ら以外の大人数の記憶を改竄していたのに、少人数の特定の血族(東洋人、アッカーマン家)の記憶だけは改竄できなかったらしいです。そのため、優遇されなかった・・・・らしいです。
そうなるとイェーガー家って何なのだろうか。





○ケニーくんとパパトリア
回想から戻ってケニーのターンな地下空洞。ケニーは祖父からアッカーマン家のことを聞かされ、ずっと自分が巨人の力を手に入れることを夢見ていたようです。それが叶わない、巨人の力の真髄を知った途端、パパトリアに襲いかかります。
どうやらケニーを中央憲兵にいれたのは、パパトリアではなく弟のウーリ。フリーダに食べられた人・・・・かな?パパトリアがウーリを愚弄しますが、それにケニーが怒っているあたり良い関係だったのかなと思います。そちらのやりとりも気になりますね。描かれるとよいですが・・・・。
そんなわけで、ケニーがパパトリアを殺そうとします。そして、それを止めようとするヒストリア。父親を助ける義理なんてないだろ〜と俺も思いましたが、結構献身的なんですよね。助ける義理がない理由をケニーが語ってくれていますが、いなくてもよい存在だったのに、いつの間にか重要人物として生かされ、エレンの巨人の能力を奪うための道具として扱われている。パパトリアが「巨人になるわけにはいかない」理由があるとのことでしがた、どこまで本当なのだろうか?とは思っています。ずーっと言ってますが、パパトリアの発言はかなり怪しいと思ってます。仮に巨人になれない理由があるとして、どんな理由があるのだろうか?というは気になるところ。
現状気になるのは、巨人の薬ってどっから調達してるんだろうな〜ってことですかね。あとは、獣の巨人や女型の巨人が巨人を操ったような描写があったのも気になりますし。今さらですけど、女型の巨人がエレンを食べればよかったんじゃないの?って思ったりもしてますし。どこかで語られるんでしょうかね?
あと、どうでもいいんですけど・・・・ケニーが亀甲縛りされてるように見える。





○ヒストリアの覚悟
ヒストリアほど他人に影響される人間もいないよな〜と思ったり。まぁ、誰かのためが彼女の根本であることは変わらないのでしょう。昔は大多数のためというのもありましたし、ユミルのため、今では父親のため・・・・動こうとしています。ずーっと蔑ろにされていた人生で、ユミルが消えたあと、リヴァイ班にそれほど馴染まなかった彼女が、“世界を救う役目”を背負う。何度も言いますが、パパトリアの言葉がどこまで真実なのかは置いておくとして、父親からのお願いに応えたいと思う気持ちは何となくわかります。彼女らしくないとは思いますが。





○エレンの絶望
そんなわけでケニーはエレン対ヒストリアを望む方向へ。しかし、エレンに戦う意思が・・・・。



はぁ・・・・・。




やっぱり今月のエレンの言葉はちょっと重かったですね。エレンがいなければ、いやグリシャが何もしなければ。巨人に食べられる人間は少なかったかもしれません。旧リヴァイ班なんて良い例でしょうか。エレンが“巨人を駆逐したい”という気持ちを“巨人の力”を持ったままでなければ・・・・。いや、結構エレンの心がポッキリ折れてるなぁ。あれだけ図太い夢だったはずですが、その夢を折るだけの命が失われたということです。エレンの涙が・・・・結構辛い。
やっぱりアレかね。父親を殺したという事実や、父親が人を殺していたというのもショックが大きかったかなぁ。





○ヒストリアの変身
心の折れたエレンがヒストリアに世界のことをお願いし、食べられる決意をします。なお、変身にはいつもの薬を使っています。パパトリアの言葉から察するに「巨人の種類」を選べるみたいですね。また謎が深まったなぁ。エレンの脊髄液を体内に取り込めば成功だよ!って言っているので、例えば巨人化の薬も誰かの脊髄液を使ってたりするんですかね?さて、どんな巨人になるのだろう。





○エレンの救い
クドいとは思いますが、パパトリアの言葉がどこまで本当なのかは気になります。そもそもグリシャが襲わなくても、レイス家が世界を救う行動を起こしたかは非常に謎。フリーダに食べられたであろうウーリも色々と思うところもあったような気もしますし(←気のせいかもしれないけど)。そんなレイス家の人たちをどこまで信じればいいというのだろう。あと、逆にグリシャを信じてまして、グリシャも何かしらの理由があってレイス家を襲ったと思うんですよ。俺は信じてる・・・・。妻を殺された彼の行動を信じてる。
あと、エレンには・・・・まだ仲間がいます。命がけでエレンを助けにきた仲間がいます。それだけでエレンが生きるべき理由だと思いますよ。彼なりの頑張りと彼の仲間たちの頑張りで世界が救われればいいと思います。





今月はショックのでかいお話でした。でも、信じてるよホンマ・・・・。