作品名に騙されそうなおバカエロコメディ、ポロリもあるよ「カオス・ウィザードと悪魔のしもべ・1巻」



大根とブロッコリーで何をするつもりなんだ?


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みずみずしいよぉ


・・・いや、本気で何をしたの!?
「カオス・ウィザードと悪魔のしもべ」というタイトル。とってもカッコよくないですか?ファンタジー色の強い別マガという媒体でこのタイトル。グフタでやっているウィッチクラフトワークスみたいな物語なのかな?とか、ライバルでやっているような正統派のゲーム漫画みたいな作品かな?とか想像してしまうじゃないですか。・・・いえいえ、とんでもないっす。ただのエロバカコメディです。




主人公の二人

この作品は主人公が二人います。いや、二人と言っていいのか分かりません・・・ね。一人は魔法使い見習いの女のコ・神無(カンナ)。そして首輪に繋げられている方は、神無の使い魔のエリヴィナ(通称:エル)。この漫画は女の子の可愛さをお楽しみ頂くため邪魔にならない程度の差し障りのない会話をお楽しみいただく漫画です(パクリ)。本当は主従関係としては主:神無、従:エルなんですけど、話の流れ的には逆のパターンが多いです。性的なイタズラをするエル、イタズラをされる神無。パッと見、エルを縛る神無という構図に見えますが・・・ええ、やらされているだけです。


神無は結構普通の女の子ですね。ちょっと、いや、かなりのドジっ子ですけど・・・。




ただ、ちょっと普通の女の子と違うのは・・・









魔法が変!

これは魔法使いの漫画です。しかし、肝心の魔法がおかしい。神無は魔法を使おうとすると、“謎の生き物”がついでに出てきます。ちなみにこれは水を操ろうとした結果です。明かりをつける魔法を使ったらムキムキのハゲが登場して世界を照らし出したりもしました。ムキムキのおっさんたちが大量に出てきたこともあります。・・・かなりロクでもねーな。あぁ、確かにこの作品はカオスですね。




主人公の一人は使う魔法がおかしい。もう一人の主人公は女の子を可愛がる変態。そう、このカオス・ウィザードは「普通じゃない×普通じゃない」作品なんです。








可愛い女の子しかいません(時々、謎の生物)

とはいえ、真面目(?)に魔法に取り組む女の子たちの学園ものなんですよね。エルという変態悪魔がいますけど、あくまでも神無のお供。神無やその仲間たちが勉学に励んでいます。まぁ、神無に至っては“魔法がおかしい”ので授業になっているかは甚だ謎ですが。
なんと作者の山本アリフレッド先生はあわ箱塾出身です。あわ箱先生といえば、別マガ創刊時の新人作家さんですね。あの変態漫画浪漫三重奏を描いていました。可愛い女の子と筋肉質のおっさんが出てくる下ネタ多めの・・・って、師匠の作風引き継ぎすぎだろwwwwwww











ポロリもあるよ・・・ってポロリいいいいいい(悲壮感)




以下、余談。
仮に「ウィザードと悪魔のしもべ」とかってタイトルならカッコイイ!!とかってなるのにね。カオスが付いたばっかりにw 作中でちょっとだけ触れられていますけど、エルという悪魔はかなり高位の存在っぽいんですよね。使い魔は喚び出した後、倒せば従者となる。この約束事に則り、神無はエルを倒します。例え偶然喚び出したとしても!ひっどい勝ち方wをしたけど!それ以来、エルは神無に色々と尽くしてくれます。えぇ、エロいことからエロいことまで。
何で神無の魔法はイカれているのか。神無がエルを喚び出したのは本当に偶然なのか。エルはどの程度偉いのか。色々気になります・・・が、全体から漂うカオス感が全てを台無しにしています(いい意味で)。いいですか、本を買っても表紙の裏を見てはいけない。見てはいけないんですよ・・・。