始まったり終わったり戻ってきたり「good!アフタヌーン・♯22」
二ヶ月は長いですね。隔月誌のgood!アフタヌーン、通称グフタを待つ身としては二ヶ月は長すぎます。一方で四季賞は早く感じてしまうんだから不思議です。この現象は何でしょうね。誰か解明してください。
○悪の経典:こんな教師を待っていた・・・かは不明
一癖ありそう・・・?
グフタで「悪の経典」という新連載が開始しました。同名の小説を原作としているようで、こちらは非常に有名(らしい)。実写映画化も決まっているようで、それにあわせて漫画化されています。もちろん原作は見てないんですけど、漫画の第1話を読んだだけで面白そうな雰囲気がプンプンしてました。
有能教師が学校に潜む小さな問題、大きな問題を解決していきます。非常に面白いのは、解決に際して無駄が一切ないこと。「こうすれば成功する」をまるで知っているかのように振る舞います。GTOのように体当たりでもない、ナントカ先生みたいに悩んでいるわけでもない。非常にスマートに解決します。問題があるとすれば、その有能教師の本性でしょうか・・・。第1話の終わりに嬉しそうにカラス殺してるんだもんなぁ・・・。一方で激カワ女子高生に惚れられてるっぽいし。
まだ何も分からない。だけど面白そうな雰囲気がある。また・・・グフタはとんでもないものを連れてきたようだ。
○つるつるとザラザラの間:爬虫類ラヴでは表現しきれない何か
彼女は爬虫類好き
爬虫類は嫌いだけど実家の関係で爬虫類ショップを手伝う少年と、爬虫類大好き少女のラブロマンス。ボーイミーツガール・・・?いや、ボーイミーツガールwith爬虫類?色んな恋愛がありますが、爬虫類が取り持つ恋愛というのも面白いですね。
女の子に縁がないと思ってた男子中学生が激カワ女子中学生に声をかけられる。これだけでドキドキものですが、不思議と少年の方にそれほど興味がないのでは??とちょっと心配になる1話目でした。いや、彼女が爬虫類好きすぎて、もしかして爬虫類の付属くらいにしか思ってないんじゃないかと心配になります。え、大丈夫・・・だよね??いや、グフタでまともな恋愛を見ようというのも無理な話ですけどね。ただ、まともにデートをしようとする心意気だけはグフタにないものです。まぁ、他誌には普通にあるんだけどさ。
作者が月子先生というのもGOOD。モーニング・ツーで「彼女とカメラと彼女の季節」という作品を連載中です。今月第1巻が発売予定なので読んでみてほしいですねぇ(ステマ)。こう言っちゃなんですけど、女の子・・・可愛いよね。月子先生は注目株ですよ!!
おっ、今月のサイン色紙は月子先生ですね。申し込んじゃおっかなぁ。
○鉄風:やっぱり天才は歪んでる
ライバルとの激突
おいおいおい、それが主人公の笑顔かよ・・・。いつも以上に歪んだ笑顔で2回戦が始まろうとしています。我如古さんの噛ませっぷりがいつも通りで安心したのですが、夏央を空手へと一度引き込んだ早苗との因縁が楽しみすぎますね。これは一筋縄でいかない試合になりそうですな。
問題は夏央の過去編でしょうか。歪む前はとっても明るい、まるでゆず子のような少女でした。何もできない兄と何でもできる妹。これが示すものは一体何なのでしょう。とにかく、ギャップが激しい夏央の笑顔でした。天才という存在だからこそ兄を・・・と思ってしまうのは邪推でしょうかね。引きこもった兄のことを考えると、天才であることも大変だったのかもしれないなぁと思うんですけども・・・。
あと、できれば我如古さんをもっと惨めにしてやってください。
○トライアルライド:終わるにはもったいない作品だったと思うわけですよ
いい競馬漫画でした
本誌アフタヌーンで連載していたトライアルライド。急に長期のお休みに入り、グフタで復活したな〜と思ったのもつかの間。今回のお話で終了でした。うーん、残念。
アフタ連載時から好きな作品だったんですよね。THE・天才というに相応しい作品だったと思います。天才だけど天才さに気付いていないところが素敵。あまり競馬という舞台を描いている作品ではなかったですけど、なんかすげぇ・・・と呟きたくなるレースばかりでした。まぁ、競馬とかやったことないんですけどね。
作画の小林先生の絵が好きだったので、また復活してもらいたいものです。どんな作品を描くかは分かりませんが、逆境から這い上がる、そんな漫画を期待したいものです。
○ビリオネアガール:金は天下のなんとやら
ビリオネアガール復活!!
いまだにtotoBIGを買い続けています。ええ、狙ってますよ6億円。しかし、世の中にはポチポチとパソコンをいじるだけでン億ものお金を動かす人たちがいます。ビリオネアガールは大金を扱いつつも、実は純粋な少女を描いた作品です。お金があることは既に普通じゃないことです。しかし、普通の人たちがやっていることはやったことがない。ちょっと照れもじしながら、大金を持つ少女は新しい世界を見る・・・というのは、まぁそれなりに重要ですが、ぶっちゃけどうでもいい。とにかく、とにかく、おかえりビリオネガガール!!!
友達と遊ぶために1億動かしたら銀行屋が飛んできた。遊ぶ金で1億ということ自体ありえるのか分からないんですけど、でもやっぱりその少女は普通の女の子。笑顔も普通の女の子。どんなオシャレしたらいいのか分からないと悩む普通の少女。でも、お金持ち。ああ、このギャップがたまらない。一番売れてるからハンバーガーとコーラが一番美味いという人間より数倍もいいですよね。
連載再開!と言っているのでしばらくは楽しめそうですね。いつまた消えるか分かりませんけども。あれ、何号休んでたんだろう(1年ほどお休みだった模様)。何にせよ読めるという喜びをかみ締めたいですね。なお、作画の桂先生ですが、一度FXをやってみたそうです。もちろんビリオネアガールにはなれなかった模様。
そういや次号で路地恋花も終了なんですね。とはいえ次号は新連載が2つ。隔月とはいえ、入れ替わりが激しい雑誌となっています。逆に創刊時付近から元気に連載を続けている作品もさすがですね。早く二ヶ月が経てばいいのに。