天才と甦る伝説の競演!「capeta&修羅の門 第弐門」

月刊少年マガジンの広告を見ると「読み応えNo.1! どこを開いても面白い!!」という文章が書いてあります。以前は「唯一絶対少年誌」という煽りがあったかと思います。どちらも月マガに相応しいですよねぇ。
特に、”読み応えNo.1”という言葉には非常に納得しています。質量共にかなり高レベルな雑誌です。中でもcapetaは熱い!本当に熱い!これで読み応えがないという反応が出てくることが想像できない漫画です。



STELLA is No.1!

いつの間にか24巻まで来ていました。1巻1巻成長して、勝利してを繰り返していた主人公のカペタですが、今ではスポンサーの期待を受ける存在になっています。ステラこそ最強!・・・これを証明するためにライバルと切磋琢磨しています。
父親が作ったボロボロのカートからずっと目の前の壁を乗り越え続けてきたカペタには胸を熱くさせられます。期待に応える。絶対にあきらめない。逆境を覆す。マイナスをプラスに変える力。これら全てのカペタの力が皆を引っ張り、そしてカペタの力になってきました。
今回はメインチームのステラがカペタのために”作り上げたエンジンとエンジンカウルが後押ししてくれます。自分のためにここまでやってくれたと意気込む中・・・ライバルのAYKに1位を阻止されます。




今日勝ちたかった・・・

あの懐かしい2位によるブロック作戦が敢行され、勝たせてもらえませんでした。もちろんカート時代と同じく自分のラインを走ることによって追い抜いたわけですが、残念ながら2位という結果に悔しがるカペタ・・・。これでもファステストを取ったんですけどね。
ただ、ファステストという結果は相当凄いです。AYKのエンジン能力がハンパなく上がって、ストレートでは全く歯がたたなかったステラがスピードで1番を取ったという事実は今後に期待が持てます。まぁ、だからこそ勝ちたかったんでしょうけどね。カペタらしい。


毎号毎号、鳥肌もんですよ。雑誌は違いますが曽田先生はめ組時代からのファンです。主人公が活躍するという、本体なら予定調和の世界を何故こうもドキドキさせてくれるのか。不思議でなりません。次巻は夏発売か・・・。待ち遠しいな!!





さてさて、月マガ修羅の門が復活してるんですよ、復活。格闘漫画の伝説として終わったのが14年前。つまり自分が13歳。連載中は最後の方しか読んでいた記憶がありませんが、中学高校と何度も読んだのを覚えています。ちなみに好きな技は裏蛇破山 朔光と龍破、菩薩掌です。
終わらせた作品をもう一度ということにどういった反応があるかは分かりませんが、自分としてはかなり好意的に捉えています。海皇紀も素晴らしい作品でしたが、川原先生にはやっぱり修羅も似合うな・・・と。14年前に終了した時にはかなり落胆する事実があったそうですが、漫画の終わりにケチをつけるなんて相当のナンセンスだと思っている方なので、今回の復活にも逆に応援したくなるといったところです。



謎の覆面格闘家登場

陸奥圓明流の伝説の一幕を見てから読者側では14年の歳月が流れていますが、作中では3年程度の時間が過ぎています。この3年で異種格闘技の流れは加速し・・・って現実世界でもそうですが、時代は総合に移っています。
陸奥って何だったの??という皆の思い出も残りつつ、現れた謎の覆面格闘家。これが全ての発端となります。出した技は雷・・・もどき。格闘スタイルも圓明流に似た技も出しており、もしかしたら九十九か??という憶測が流れます。しかし、戦ったことのある人間は全て違うと言い張り・・・



覆面とは別で登場する九十九

ううっ・・・かっこいい(´;ω;`)ブワッ
覆面格闘家は九十九ではありませんでした。じゃあアイツは誰??と思いつつ、そのあたりは次号以降に持ち越しです。ただ、九十九の戦いは見ることができます。本当は覆面と戦う予定だった若手一押しの格闘家・宮本。これには勝利するんですが、色々と謎も残る結果となりました。



1つは”九十九は壊れている”とう証言。4部にちょいと出てきたケンシンマエダと戦い壊れてしまった?と言われています。ケンシンマエダとの戦いの後で血みどろになり、記憶も失った九十九。何があったのでしょうか。
また、特に気になるのが、実は陸奥圓明流の技を使っていないことだったりします。研ぎ澄まされた肉体のぶつかり合いとなる総合の中で、陸奥圓明流という技も使って勝つ姿がかっこいいのに。使えなくなったのか、はたまた・・・。
あと、片山や海堂、徹心といった懐かしのキャラもまだまだ現役しているだけに楽しみの種が付きません。もちろんケンシンマエダとの謎も残ります。陸奥圓明流は甦るのか。甦るとしたらどうやって・・・というのも楽しみの一つ。できれば第弐門では青龍と白虎が見たい!!


再び九十九が全ての中心となって一大旋風を巻き起こすに違いない。そう期待してしまいます。今回の登場だってまだ序章にもなっていない可能性だってあります。1つ言えるのは先が楽しみだということです。きっと長期になるんでしょうけど・・・。伝説が再び甦りこの修羅がどのように生きていくのか。新しい歴史にワクワクしますね!ヘメロペカペカ