お仕置き兵士長リヴァイ☆キック「進撃の巨人」

進撃考察本についてのお知らせです。来月にもう1度お知らせしたら終了予定。




URL http://shop.comiczin.jp/products/detail.php?product_id=7820
進撃の巨人考察本をCOMIC ZINさんに委託しています。4巻の内容を予想するとそれほど伏線が増えることも回収されていることもない・・・というか、シリアスなギャグが多いと思われるので、まだ通用するはずです(笑)。もし伏線などに興味がある方は購入してみてください。前にも書きましたが、無駄話で出す進撃本はしばらくありません。
なお、知り合いに書いてもらった考察が特にすごいです。正直・・・俺は心臓が飛び出るくらい驚きました。




さて、諌山先生がシリアスなギャグの使い手であることを証明したここ数ヶ月。本当は過去編だったね!とか言いたいんですが、過去がどうのこうのというより・・・笑ったという印象しか残っていないわけで。何を得たかと言われれば「サシャは放屁の使い手」だったという事実しか残りません。




今月もつまみ食いしてたけどね!
エレンが皆との思い出を振り返っている最中なのにこの扱い。サシャ・・・、お前は芋を食べ過ぎた。ただ、これだけ愛されたキャラになると、さすがに最後まで生き残るような気もしてきます。最終回に芋エンド(←?)とか見てみたいものですね。



先月号は過去編も終わり、元の850年の時間に戻ってきました。エレンとリヴァイ兵士長が出会い、調査兵団編が今月からスタート。スタートとは言っても、すぐに「俺たちの冒険はこれからだ!」といった流れにはなりません。まずはエレンに掛けられた疑いを晴らす必要がります。



巨人裁判開始

本題に入る前に少し。この審議所の中にいつものマークが4つ掲げられていることが分かります。左から、訓練兵団、憲兵団、駐屯兵団、調査兵団といった並び。駐屯兵団はエレンの頭に隠れて見えませんが、多分そうでしょう。こういったものを飾る場合、やはり中央にあるほど偉いような気がします。そうなると調査兵団憲兵団や駐屯兵団よりも下・・・なのかも??壁が壊れた今でも、外より中や境界の方が偉いのでしょうか・・・。


今月号のそしてこれからも重要になると思われる事柄として、皆がエレンをどう思っているかということが挙げられます。



悪魔か救世主か

これは非常に重要な事だと思います。今回の裁判の対立の構図としては「エレンを殺す」vs「エレン生かす」となりますが、それぞれ憲兵団と調査兵団がそれに当たります。それはつまり「内」か「外」か。「巨人を知らない」か「巨人を知っている」か。
巨人を知る人間からすれば、巨人を倒すためにエレンの力は非常に有益なものとなります。確かにミカサやリヴァイは強いですが、穴を塞ぐ力を持つという事実は大きいです。
また、この憲兵団にとっての「内」の中には民衆も含まれてきます。特にウォール・シーナの人々が言いそうですよね。


そして、今回の話をややこしくしている輩も登場。



宗教家の登場

もちろんエレンを殺す派です。ただ、憲兵団たちとは異なり「神聖な壁を壊す巨人は殺すべし」という理由が主なものみたいです。憲兵団はあくまでも民衆を納得させるためにもという側面と、エレンが化け物だという側面が大きいです。しかし、宗教家たちは「壁」が全てのようで・・・。ああ、ややこしい。
声が大きいほうが得なのはどこの世界でも一緒なのかもしれません。もしかすると権力者の中にも信者がいるのかも。さらにはお布施などでお金も持っている可能性もあります。ちょっと宗教という概念が出てきたことは驚きですが、閉鎖された空間の中で信ずるものを得ようとするのは理解できます。





壁が本当に天からの授かりものなら・・・ね。



なお、憲兵団側からは超大型巨人が壊せないように扉を改修しろとの意見が出ましたが、宗教家は神の偉業に手を出すなと言う始末。まぁ、エレンが言うとおり支離滅裂です。一度巨人と遭遇することをオススメしますよ。
それについてリヴァイが言っていましたが、扉を塞ぐ間に巨人が来ないとは限らないと言っています。そう考えると、この壁を造る間にどうして巨人が攻め込まなかったのか・・・という疑問も残るんですけどね。そこらへんについては割愛。




しかして、エレンを進撃の鍵にしたい人たち(調査兵団)とエレンを殺したほうがいい(憲兵団&宗教屋)と言い合う中、ついにはミカサにまで被害が及びます。エレンに近しいミカサも人間かどうか怪しい。そこまで言われてエレンはぶち切れ。
”巨人を見たこともない””腰抜けだ””俺に投資しろ”・・・etc。こんな時にここまで言うかというレベルで叫びます。そして・・・










粛清開始♥
リヴァイ兵士長がエレンを調教しだしました。一発目の顔面への蹴りでは歯が折れる勢いで蹴っています。
この後、エレンを調査兵団として外へ連れて行くための布石(リヴァイならエレンを止められる)だったのですが、それにしてもやりすぎだなぁと。もしかしてリヴァイは楽しんでいたんじゃないかと思えるほど。(もしかするとエレンも楽しんでいたかも??)
まぁ、そんなエレンの姿を見せられてミカサが怒らないわけがありません。ちょっと一触即発気味でした。このまま外に出て行き、エレンが暴走でもしたらミカサ対リヴァイはない話ではありません。どちらが勝つのかは見てみたい気もしますが・・・。




ああ、そうそう。エレンの歯が蹴飛ばされたんですが・・・




なんと歯が復活しています。実は審議所から部屋に戻ってきた時点で歯が元に戻っていることが分かります。お腹の中に九尾でもいるんじゃないかという回復力。以前は腕がなくなりましたが、巨人にならずとも人間の状態から怪我が回復することが分かります。便利というか・・・もう本当に化け物の域ではありますね。ただ、どうやって治るのかについてその課程を見てみたい気もします。せっかくなので、もう一度リヴァイに蹴ってm(ry



少し話題が出てこなかったのですが、訓練兵や駐屯兵団がどういった考えなのか気になります。訓練兵時代のメンバーもやはりエレンを化け物として扱うんでしょうか。ただ、実際に巨人と対峙したということで、エレンの力の重要さは理解しているはず。マルコも死に、ジャンですら調査兵団へと希望するほどに巨人を倒すことを選んだ仲間に期待したいです。




最後に、今回本編に登場した新しいキャラクターたちをご紹介。
ハンジ・ゾエ:調査兵団分隊長。
ミケ・ザカリアス:同じく分隊長。人の匂いを嗅いで鼻で笑う。
ダリス・ザックレー総統:3兵団のトップ
ナイル・ドーク:憲兵団師団長
ニック司祭:宗教家の人


覚えられるかあっ!!
何かまだまだ増えそうですね・・・。誰が誰だか分かる日が来るんだろうか。




amazonさんに4巻ありました。早く表紙が見たいですね。