信頼は少年を大人に変える。そんな成長を見るだけで胸が熱くなるんだ。



あなたの胸熱くなる!!

ついに全国大会の出場をかけた戦いもクライマックスだぜ!!決勝戦を含めた予選では、チームとしての成熟、個人としての成長が多々あり、ついに決勝では千早が覚醒しつつあります。
新人が2人入ってきて少しゴタゴタしましたが、千早の「皆で」という強い想いが勝ったかなと思っています。特にそれをまとめる太一の成長話がかなり良かったです。こういった環境も千早を強くさせます。名人にしろクイーンにしろ、教えられる人間も教えてもらえる人間もいないと言われ、それとは違う強さを身に付けてほしいものです。





はっきり言って、試合では勝手に慌てていつも序盤の方で苦しくなってます。多くの試合ではそれを音速の反応で挽回し、前回の予選では全国大会への切符をもぎ取ってます。ちなみに、千早の1字決まり20文字は「む、す、め、ふ、さ、ほ、せ、しら、しの、ゆら、ゆう、かく、かさ、ちは、もろ、もも、ひさ、きり、うか、うら」となっており、確かにこの20字では圧倒的だったりします。今回取ったのも「ひさ」ですね。
枷の外れた千早は強い。このギャップがいいんだよ!!周囲の時間と全く別の時間を作り出すほどの集中。皆の音が聞こえる前の反応。まぁ、そんな集中力のせいで周りが見えず、最後の最後にチームがピンチ状態ですw あの状況から勝つ方法が見つからないんだが・・・。いくら千早でも「あさぼ」を抜くのはキツイだろうしね。
新刊も出るようなので次号を含めて楽しみが多いですね。きっと新刊はこの話まで載る・・・はず。ということはあの名言が読めるのか。「ボインは着物の方が動きやすい」



・・・胸が熱くなるな(ボイン的な意味で)。





さて、毎号楽しみにしている漫画は数あれど、capetaほど俺の胸を熱くさせる漫画はないなと思うわけです。




この漫画がcapetaであるという事実だけで俺は泣けます。最近はcapetaを思い出す度に泣けます。今からでも全然遅くは無い。皆読むんだ!!
現実世界で天才に敗れ続けているという事実も相まってる部分もあり、天才が活躍すると言われると、ちょっと毛嫌いしたくなるんですよね。それでもカペタは応援したくなる。頑張れって言いたくなる。カペタの周りにいる人間も読者も関係なく、カペタという一人の天才に期待してしまうんです。



AYKをたたきのめしてやる

期待に応える男だからこそ、予想をはるかに超える男だからこそ、皆が期待してしまうんですよ。本来であればサムスで使うはずのパーツ・エンジンもカペタに回ってきます。全ては期待の表れであり、それに対して「任せとけよ」とばかりに目をギラつかせるカペタが頼もしいです。
やばい・・・capeta面白すぎる。






どういう場面でも「信頼」って大切ですよね。認め合うという尊さ以上に、認める、認められる時に人として成長していく気がします。そして、そんな成長を見せた青年が一人・・・。



椿大介

いや、今週のGIANT KILLINGも面白かったですね。ずっと前半戦から試合に出場し続けたドリさんにケガをさせたと落ち込み続ける椿。自分のヘタさ加減に絶望してましたが、それがチームにも影響を及ぼしていました。いつもならそれを挽回しようと、自分の武器のスピードを使って得点に結びつけてました。しかし、不慣れなポジションということもありますが、今回は特に自分に自信が持てないという雰囲気が漂いすぎ。
何故ずっと出場を続けていられるのか、どうしてETUというチームにとって大切な7番という背番号なのか、皆が気にかけてくれるのか・・・。もうそろそろ本当に自信を持っていい頃だと思うんだ。



俺が買ってるETUの7番はこんな所でつまづいてる野郎じゃねえはずだ!

若手の多いチームはよく、勢いのあるチームだと言われます。若手にしかないスピードやキレといった身体的たところから来るものだと思いますが、その勢いがチームの強さに直結するものではありません。例えば南アフリカでのW杯でも勢いを本田はもたらしてくれました。しかし、それが日本の強さとして最初から定着していたわけではありません。特にグループ第1戦ではそうでした。しかしそれを日本の強さとして本田が君臨できたのは、ガーナから奪った1点だったように思います。
最初は不穏分子としてしか捉えられなかった本田も、いつしか信頼を持って日本代表のエースとなりました。サッカーというスポーツは、チームワークが重要となるスポーツはこういうことが重要なんです。

そして、椿―。

村越さんの言葉は、自信を持てなかった椿を奮い立たせるのに十分でした。
チームの中心・・・とまではまだいかないまでも、椿の突破や勢いは認められているんです。がむしゃらな若手でも、下手糞なプレーヤーでもない、チームのストロングポイントなんです。本田とは逆パターンではありますが、既に認められていたチームに、自信を持って自分が溶け込んでいく椿。次号が楽しみです。