オシム監督へ・・・

どうも余談を許さない状況だということがニュースに出てきたこともあり、色々と言いたい事があります。

監督というのは学校の先生みたいなものだと思うんですよ。
色んな生徒がいる中で、クラスをまとめあげて卒業させる。
多くの障害はあるかもしれませんが、それでもクラスが一致団結して卒業を迎える。
まるでW杯を目指す代表監督とそのメンバーのようじゃありませんか。



昨年、オシムが監督になると聞いて俺は怒りました。
何故なら千葉から代表がオシムを強奪したからです。つまり、そこらへんは筋を通せよ・・と。
しかしその反面、日本代表を強くしてくれるんじゃないかと楽しみでした。
その予想は当たり、日本らしさを持ったプレーを現在構築中なわけであります。
新聞ではアジア杯4いという結果に対してボロクソに書かれてはいましたが、
ジャパニズムなサッカーの片鱗を見せてもらうことのできた良い大会だったと思います。
サッカー雑誌の方々もそれなりの手応えを持ったようで、数人の解説&ジャーナリスト以外は認めていました。




前の先生はあまりにも自由な校風なあまり、まとまりがなく散々な卒業式になりました。
その前の先生は校則を厳しくしすぎて、才能を持った生徒を置いてけぼり・・・・。
オシム先生は悪いことを許さないかわりに、生徒に考える猶予を与えます。それによって生徒が伸びていきます。





オシムはきっと日本のサッカーを強くしてくれる!!この1年はずっとそう思っていましたね。

それなのに・・・・。
それなのに・・・・・。


一昨日のニュースは本当に本当にショックの大きなものでした。





オシム監督は選手に「走れ!」と言います。
オシム監督もそんなとこで寝てないでW杯まで一緒に走りましょうよ。



オシム監督は選手に「休みから学ぶものはない」と言います。
オシム監督もベッドから起きて、私達にサッカーという人生を教えてくださいよ。



オシム監督が前々から必要だと語っていた国際経験を得たJのチームが現れましたよ?
日本のサッカーは進歩していますよ?



せめて・・・。せめて命を落とさないでください。
日本代表がW杯で戦うところまで見守ってください。戻ってきてください。
それが日本というクラスを率いている先生の務めですから。