感想

○コミック

おたくの娘さん 第2集 (角川コミックス ドラゴンJr. 100-2)

おたくの娘さん 第2集 (角川コミックス ドラゴンJr. 100-2)

急に娘ができたオタクのコウタと、その娘・叶の感動の親子物語・・・・ではないなぁ。

この漫画自体はWebコミックでやっていたものを、雑誌で連載して単行本化したわけですが・・・。
Webコミックでやっていた話以外にもちょくちょく違う話も入っていてかなり楽しめました。


というか、しっかりと親子をやっているあたりいいですよ。
急に娘ができたけど、それなりの自覚(全然足りないけど)を持って生活するコウタと
父親に憧れつつもダメダメなコウタを見てガッカリしながら、それでもコウタを頼りにしてしまう叶。
コウタがオタクって点を除けば、いい親子モノになると思うんですが・・・。


まぁ、オタクという時点で自分の趣味にお金をかけてしまうのが見え見えでしたね。
・・・叶がかわいそうになってきます。


話としては父兄参観と、大家さんのアキバデビューの話が良かったです。
クラスの人気者になっている父親を見て感動する叶にホッとしてしまう自分がいたり、
管理人さんがカメコに愛想を振りまいているのを見てにやけてくる自分がいたり・・・・。
まぁ、そこらへんは買って読んでください。



2巻最後の話には作者本人も黒歴史と語るお話が入っています。
続きはWebで読んでいて知ってはいるんですが、色々と考えさせられる内容です。
覚悟の足りないコウタと、遠慮してしまう叶が見ていてとても苦しかったです。さすがは黒歴史



まぁ、正直黒歴史にするならおまけ漫画のあいぶれ&フェニックスだろうと思ってみたり。
どうやら本誌の方ではアンケートがよろしくないようですが、是非とも3巻まで読みたいですね〜。
というか、まだまだ管理人さんを見ていたいんだよ!!よろしく。がんばれ、すたひろ先生。