感想

○コミック感想

前巻までの虎との戦いから一転、今回は(ほぼ)ほのぼのとした本来の流れ。
とりわけ重要だったのは、猪が来たことくらいでしょうか。

猪野上進太郎という名前の女性・・・。


父親の歪んだ望みを叶えるために、女でありながら男として育てられました。
「お前は男だ」として育てられすぎたためか、やはり男の方に目がいってしまう進太郎。
男なのに男を好きになるなんて・・・と悩みに悩んでます。(そんなキャラの出る漫画あったな・・・)



で、父親の望みというのが、孝士を倒して猪が台頭すること。
そのため、決闘をしますが、ウマ仮面こと早苗ちゃんの手助けでなんとか孝士の命は救われました。

まぁ、ここらへんの感想は毎号の感想のほうに任せます。
進太郎というキャラが登場しましたが、実際の(身体的な)女性らしさとしては
早苗>>進太郎>>>>>>>(神ですら越えられない壁)>>>>>もも子≧いろは
なんですよね〜。もも子の立場がどんどん可哀想になってきます。



ちなみに、猪話以外の話では、
最近のヤングガンガンでも掲載されていた孝士ともも子の喧嘩(?)の話が好きです。
正直、孝士がキモチワルイ・・・。


それと、おまけ話も結構良かったです。というか、特別編が一番面白かったかもしれない。
二人の温度差がすごくいいよね。


やっぱり、すももはこれくらいのバカな話くらいがちょうどいいのかもしれないですね。
もちろん、虎の話も好きでしたから。



最後に、7巻のMVPはどう考えても早苗ちゃんだと思う。






ビームコミックス エマ 8巻(通常版)

ビームコミックス エマ 8巻(通常版)

8巻ではエマの話ではなく、他のキャラの人たちのお話。
エマから離れただけあって、作者の森薫先生もやりたい放題って印象があります。

1話目はケリーの昔話。
2話目は傷心のエレノアとアーネストのお話。
3話目は新聞がつなぐお話と、4話目がドジっ子ターシャのお話。



特に好きだったのは1話目のケリーさんの昔話がかなり好きでした。
いい夫婦ってこの二人のことを言うんでしょうねぇ。
まぁ、ケリーは昔からケリーでしたね。
それにしても、すごくいい話でした。
どんな生活だったとしても、二人でこういった思い出が作れるのはいいですよね。
実に羨ましい。



2話目のエレノアですが、アーネストの出会いで元気が出てくれればいいんですが。
モニカの目から見るとエレノアって凄いことになってるんですね・・・。
いいお姉さんだ・・・と思う。



3話目ではやはり多くの人が言っている通り、ヴァイオレットでしょう。
作者の変な愛情を感じました。
それと、厚めのベーコンがものすごく美味しそうでした。



4話目ですが・・・・。
ターシャとお母さん以外全員しっかり者なんだけど・・・。
きっとお父さんがものすごいしっかり者だったんだろうか。
この話でも出てきた食べ物が美味しそうに見えました。



全体的にショートだったこともあるんですが、
それなりに面白かったですね。とりわけケリーさんのは本当に良かった。
9巻も番外編ということらしいんですが、楽しみです。