完食上等 - 無駄話

前回のレビュー(http://d.hatena.ne.jp/toldo13/20061020/p1)の反響はすごかったですね。(←ウソ
基本的には１巻というのはどの漫画でも紹介がメインなので普通なんですが、２巻からは話も進んで面白く・・・なってはいないなぁ。どちらかというとさらにぶっ飛んでる感じです。

とりあえず前回までのおさらい。
第一編：ムサシ料理人を目指す(ウンコさんな髪型に読者ビックリ)
第二編：ムサシ親友を助ける(もう親友は出てこないけど)
第三編：ムサシ友人ボクサーを助ける(どっちもアホ)

以上までが１巻の内容です。で、２巻の内容がこちら。
第四編：vsパスタの貴公子(初めての戦い)
第五編：ムサシ歌手志望のミキちゃんを助ける(問題作)
第六編：vs潰しのユキ(・・・。)
第七編：ムサシ銀盤のアイドルを救う(病院は大混乱)

簡単な説明ながらも嫌な感じがするのは野生の感かもしれません。
どうして各編ごとに分けて書いたかというといくつか理由があります。もちろん分かりやすくというのもありますが、とりあえず次の絵たちを見てください。

第一編ラストの２ページ前→第二編の頭のページ
→

第二編ラスト→第三編の頭
→

第三編ラスト→第四編の頭
→

ひどいね。似てるっていうか全く同じですね。
ちなみに一番酷いのがこれ。

第六編の途中

・・・・。

見開きで同じものを見せられたのは初めてです。普通は雑誌→コミックの過程で色々取り除いて見やすくするはずなんですが・・・。２回も泣かせるとか言われても・・・。
ちなみにこれ以外のつなぎ目はどうなっているかというと・・・。前と後で関連性ゼロというミラクルが毎回起きています。はっきり言って刃森先生はつなぎめの天才です。

まぁ、これで前回までの内容を含めた復讐は終了です。先にも述べたとおり、２巻からは内容がぶっ飛んでます。
第四編では何故か戦いの途中でムサシがいつのまにか外でふらついてます。ムサシが瞬間移動した！？と読んだ当時は驚きました。つまり、勝負相手と審査員を普通に待たせたりします。すぐに調理してお客に出すという料理人としての最低限のルールも守れてません。
第六編では料理評論をしてるはずなのに意地でも美味しいとは言わないという料理評論家として終わってる女の子が出てきたりします。また、街にいたはずのムサシたちが次のページで海にいる、さらに水着になっているという瞬間移動がまた起きます。さらにさらに、ムサシは料理評論家ユキの着替えの途中で勝手に写真を盗み見るという荒業を発動してたりします。ちなみにこの盗み見はこれ以降ムサシの１８番になっていきます。

また、全編に言えることですが、漫画のタイトルが格闘(タイマン)料理人と謳っているはずなのにかなり手助けをしてもらって全くタイマンではない状態になってます。

う〜ん・・・。四と六だけでもお腹いっぱいではありますが、第五編はさらにすごい・・・・というか酷い。

五編でのターゲットのミキちゃん。

彼女はムサシの幼馴染でムサシからすれば高嶺の花の存在です。そのため、ムサシは昔から柱の影から見守ってきました。この時点で危ない気がします。

そんな何でもできちゃうミキちゃんにも夢があります。それは歌。そう、彼女は歌手になりたかったのです。

しかし、一流しか認めない父親がそんな夢を許してくれるわけがありません・・・。
失望したミキちゃんは思いつめるあまり、思いがけない行動を起こします。

そう、それは自分の夢である自作の曲たちと共に自殺すること・・・。

これは由々しき事態です。こんなピンチに幼稚園の頃からストーカーをしていたムサシが立ち上がらないわけがありません。

・・・・・・！！？

　　　　　　　　 ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
　　　　 　 　 (.＿＿_,,,... -ｧァﾌ|　　　　　　　　　　あ…ありのまま　今　起こった事を話すぜ！
　 　 　 　 　 |i i|　 　 }!　}} /／|
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　　 　 　 ／´fト､_{ﾙ{,ィ'ｅﾗ　, ﾀ人　　　　　　　　な…　何を言ってるのか　わからねーと思うが
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　　　 /／ 二二二7'T'' ／u'　__ /:::::::/｀ヽ
　　　/'´r　-―一ｧ‐ﾞＴ´　'"´ ／::::／-‐ 　＼　　　催眠術だとか超スピードだとか
　　 / // 　 广¨´ 　/'　　 ／:::::／´￣｀ヽ ⌒ヽ　　　　そんなチャチなもんじゃあ　断じてねえ
　　ﾉ ' /　 ノ:::::`ー-､___／:::::／/ 　 　 　 ヽ　　}
_／｀丶　/::::::::::::::::::::::::::￣`ー-{:::...　　　 　　　ｲ　 もっと恐ろしいものの　片鱗を味わったぜ…

もちろん・・・。