金は子供を救う「吊金先生・第1巻」




スパロボは必ず買うようにしています。というかスパロボのためにハードを買っていることが多いです。今回のスーパーロボット大戦BXはUXの正当後継ゲームとなるようですが、UXがそこまでハマってなかったのでちょっと躊躇(多分、主人公機が合わなかったかも)。もちろんBXは買いたい!と思ってますが、もう少し様子見しておこうかと思います。感想などがあれば教えて下さい。
個人的にはナデシコガンダムAGESDガンダムが気になってます。まぁ結局はダンバイン頼みになるかもしれませんが・・・・。












さて、今回はマガスペで連載中の「吊金先生」です。表紙だけを見るとホラーじゃないか?と思うかもしれませんが、ふっつーに教育漫画でした。ただしその取り組み方がちょっとおもしろい。というか、現実世界にこんな先生がいたら教育委員会もマスコミも黙ってはいないでしょう。


ただし、吊金先生なら解決してしまうかもしれません。そう・・・・「お金」の力でね。






カネでねじ伏せる。

読んで思ったのは「所詮この世はお金」だということ。お金が全てなのです。そんなことを読みながら考えていたら、お金が欲しくなってきますね。とっ、totoBIGの時間や!!!←毎週買ってます
まぁ、読んで字の如く、お金で吊る先生です。先生に金という漢字がついているので、どこか金の八な先生を思い出させてきますが、どちらかというとGTOに近いような気がします。本家GTO、いわゆる鬼塚先生が起こした教育は、体を張った体当たりが当然なものでした。この作品は、その“体当たりな部分”が“お金”になっています。




10万円あげるよ。

10万円くれ!!!(石直球)
ちょっと問題のあるクラスで最初に吊金先生が言ったのは「10万円あげます」でした。意味・・・・分かりますか???新任の先生が来たと思ったら10万円くれると言うわけです。もちろんクラス全員にですよ。こーんな包帯不気味野郎がくれるお金って大丈夫なのだろうか。そんな不安を余所に、まぁ貰いますわな。さくーっとお金を貰いますわな。なんせ貰う側はただの未成年。お金欲しい!と思っても何もできない年齢ですからね。


正攻法???

例えば成績の良い人にはお金をあげる――。そんな教育をしていきます。問題になるはずでは???と思うかもしれませんが、それすらもお金で解決しようとする先生なので・・・・。
また、課外授業的に生徒の家の問題などにも積極的に取り組んでいく吊金先生。例えば、つぶれてしまうギリギリのケーキ屋の親を持つ生徒を助けるため、芸能人にサクラをしてもらってます。これもお金の力です。普通に考えれば、吊金先生が援助すればいいだけなんです(それくらいの金はポンと出せる)。しかしそれでは根本的な問題が解決しない場合、色々と策略を練ってきます。
ケーキが美味しいのは分かっていたので、あとは宣伝が重要。それを理解して吊金先生はネットの力を使いました。口コミというのも重要ですが、有名人や芸能人が美味しいいと言うだけで、ものすごい宣伝となるわけです。まぁ、この流れは漫画やアニメでも一緒かもしれませんね。←このブログも好きな作品を宣伝して有名になってもらいたいという欲求でやってます。


サクラです

個人的な感想ですが、吊金先生はサクラを使うことが多いような気がします。吊金先生のお金による直接的な解決を避けていますし、吊金先生が某鬼塚のようにグーで争うことはしません。いや、この間接的な解決がグーなのかもしれません。
また、先生として生徒の意識改革を行ってますし、何が大切なのかを生徒たちが理解しているというのはこの作品にとっても大きな長所だと思います。過程こそ違いますが、結果的には某GTOのような爽快感はあるように思います。さすがはGTO(グレートティーチャーお金)ですよ。





金だ金だああああああ

結局は生徒のためというのが重要ですね。まぁ、一癖も二癖もある生徒が多い印象ですが、そんなもんどうでもいいってレベルでお金が最強です。お金で人の心は買えない?いえいえ、お金で人の心は変えられるのです。





余談ですが、吊金先生は過去に人生を救った生徒たち(成功者)からお金を貰っていることが多いようです。贈与税的なものは大丈夫なのでしょうかね?まぁ、よく分かりませんが・・・・。とりあえず、お金についてよく考えさせられる漫画でした。この教育改革がどこまでいくのか、成功するのか、非常に興味があります。
もし自分の担任が吊金先生だったら・・・・。きっと彼の犬になるでしょう。勉強も頑張るでしょう。だってお金が欲しいからね。もしそれで自身も成長できて成功者となれるのであれば最高だと思います。まっ、そんな先生なんていないんですけどね。



いや、実在したら大問題だろ。(真顔)