SMKでござる、SMKでござるよ 「ほんとにあった!霊媒先生」(※SMK=作者の巫女姿が可愛い)



おはよう”ございます”挨拶は大切です

現実でも漫画でも先生の扱いは可哀想になりますね。俺が子供の頃は鉄拳制裁がまだ残る頃で、髪を染めようものなら怒られて当然でした。先生とは尊敬の対象・・・とまでは言いませんが、友達とは一線を画す存在でしたよ。・・・とまぁ、ギャグ漫画の1コマに本気になるのもアレですけども。


学校ものって面白いですよね。先生が主人公でも生徒が主人公でも、ストーリーでも4コマでも、ギャグでも恋愛でも、全体的に安定しています。それはやはり読者の全てが通ってきた道であること、経験として思い出せる部分が多いからかもしれません。まぁ、さすがに霊媒先生はいませんでしたが・・・。



月刊少年ライバルという雑誌の購買層は一体どこなんだろうか・・・と思う時があるんですが、今でも小学生の年齢が対象だと思い続けてます。ライバルをレジに持ってく小学生なんて見たことねーよwwと思いつつも、きっといます。俺が見えてないだけです。俺も気持ちだけは小学生なので、ある意味購買層でいいじゃないですか。
雑誌という媒体を考えた時、看板作品は非常に重要です。じゃあライバルではどうなのか?と考えると、霊媒先生はその候補に入るのかなと思います。*1ギャグの4コマ漫画で看板はアリなのか?と思いつつも、表紙をしっかりと飾るだけの実力を持っていることを考えると全然OKでしょう。


「ほんとにあった!霊媒先生」ギャグ漫画としての打率が高いです。ぷあぷあを描いているコンノトヒロ先生のようにHRか三振か・・・というのもいいですが*2、下ネタでコツコツとバントをする生徒会役員共氏家ト全先生もいいですが、やはり打率の高い作品はやっぱり素晴らしいです。


6巻ともなるとさすがにキャラが増えてきていますが、やはり全ての中心は霊媒先生ことキバヤシ先生です。



主人公・木林呪理(イメージ図)

霊媒師であり中学校の教師という、まさに教育界の異端児です。霊や妖怪といった奇々怪々なものから、生徒たちまでまるっと面倒を見てくれるいい先生・・・のはず。学校で事件が起こると概ねこの人が悪いですが、クビになっていないところを見ると皆から愛されてるはず。

最新の6巻では新キャラとして座敷わらしが登場してます。この作品だと使い捨てがそれほどない・・・はずなので、また出てくるよね??と期待してます。信長が憑依した女子生徒ですらちょくちょく出てくるしね・・・。人気あるんだろうなぁ。



昔のあだ名は第六天魔王


そういえば、キャラの登場頻度は何で決めているんでしょうね?やっぱりアンケートとかの結果からでしょうか。捨てキャラを作らないのも腕の見せ所でしょうが、たまに霊媒先生が出てこない、猫しか出てこない、サブキャラしか出てこない・・・というのも多いので、やっぱり気になります。噂によると2年半でファンレターが15通だっ・・・・えっ?15通ですか!?あっっるえええ?上で看板漫画って書いたはずなんだけど・・・。つーか、そもそも俺も書いてなかったわ(←ダメ野郎
そんなこともあってか、第6巻では著者自らが色仕掛け(?)をしています。





著者近影より

いや、尋常じゃなく可愛いなおい。本人なのか?と少し疑ってしまいましたが、この巫女姿は俺を元気にしてくれる。あと4巻分くらいは応援したくなりました。もうこうなったら松本先生の色香しかねーな・・・・とか言ってみる。
それもあってか、どうもファンレターの中には「松本先生、年収1000万円になったら結婚してください」といった激励(?)もあるそうな。いやいや、それもう金目当てだからwww本当に松本先生のこと好きなのかよwww



えー・・・・・・・・・・・・、で、俺も立候補していいですか?俺は1000万とは言いません。700万くらいで十分です(おい



こういういい作品を読んでると、やっぱり雑誌自体の人気も重要だなぁと思うわけです。そう思うと「漫画単体が有名になる⇒雑誌が有名になる」という流れを作るのは難しいなぁと思います。やっぱり雑誌が色んな人に読まれて、漫画単体が売れる・・・というのが健全かもなぁと思ってみたり。
読んでいる方としては、霊媒先生ってアニメ化しても全然おかしくないと思っています。そういう意味でも講談社には手を打ってほしいところですね。やっぱりドラマじゃなくアニメだよ、アニメ。霊媒先生がほんとはすごい!ってところを是非世の中に知らしめてやりましょうよ。そのためには、まず・・・ファンレター書かないとなww

*1:他にもいい作品あるよ!

*2:感じ方は人それぞれです