お約束には愛がいる「AKB49〜恋愛禁止条例〜・第180話」



ノリさんの「お約束」

世の中には「お約束」というありがたい言葉があります。例えば、ここぞで打たれるダイヤのAのノリさんのソレはもはや様式美として完成された域にあるわけで。中途半端に勇気を出して挑んでは敗れる。常にそうではありませんが、打たれる度に「やっぱりな・・・・」という思いが強くなります。



流石景先生の作品におけるセックス。赤松先生と久米田先生の場外乱闘。煽りを頑張るT屋編集。お腹いっぱいF川編集。使えるのかわからない謎の記憶術広告。世の中には「お約束」にあふれています。しかし、その「お約束」を見る度に安心してしまう自分がいる。






ただし、その「お約束」も時にはマンネリを引き起こす諸刃の剣。







正直に言いましょう・・・・。実は最近のAKB49〜恋愛禁止条例〜に少し飽きていたということを。




AKB49〜恋愛禁止条例〜」は主人公・浦山実がアイドル・浦川みのりとなり、AKBをアイドル界を大いに盛り上げる物語。ここ最近の展開からいえば、みのりという存在は既に某天使すぎるアイドルが霞むほどの活躍をしていました。まぁ、AKBのネ申8はそんな主人公すら霞む存在のようですが(このあたりは某テニス漫画っぽいインフレしていると思います)。
これまでのみのりの戦績を確認すると、研究生として活躍しあっちゃんに認められる存在になり(6巻あたり)、GEKOKU嬢として研究生ユニットで大活躍(13巻あたり)、その後はSKE編(16巻あたり)、NMB編(最近まで)という流れになっています。



面白い。確かに面白い。でも、最近のAKB49には何かが足りないと思っていたんです。それは、みのりたちが総選挙で48位以内に入ってきたあの日。みのりたちが全兼任となったあの日。それまで現実世界を脅かしていなかったあの日から・・・・何かが変わってきていたような気がします。すなわち、研究生から正規メンとして動き出したあたりから物足りなくなっていました。(←こう書くとGJ編もたいがいだろと言われますが、それはそれだ!


みのりたちはSKEでNMBで読者を驚かせ、感動させ、胸を熱くさせてきました。ただ、いつしか勝利の姿しか想像させなくなってきていたのです。それはいわゆるマンネリという名の「お約束」でしかないのです。そのため、ちょっと飽きという言葉も見え隠れしていたわけで。
しかし!そんな状況を打破すべく、あの最強アイドルが今週ようやく帰ってきました!!











1人の勝者と15人の敗者。










圧倒的な存在感だった。











「アイドルの神様に」「愛された?」


“神崩し?”笑わせないで
























私には神すら引き立て役にすぎないわ




これぞ岡部愛






おかえり愛ちゃん!!!当初は噛ませキャラでしかなかった愛ちゃん。高飛車でそのくせチョロい愛ちゃん。ずっと推しメンでした。GJ編が終わってからずーーーーーーーっと待ってました。(SKE編で出てきたましたが
愛ちゃん推しにとっては堪らないお話でしたよ。なんせ愛ちゃんがさらなる壁となって再登場。しかも、みのりたちを追い落とす勢いでチームBに君臨してしまってるとか。ワクワクが止まりません。





この世には二種類の人間がいる……岡部愛とそれ以外だ!




でも、またみのりの養分になってしまうんやろなぁ(遠い目)。まぁ、それもお約束なんだけど、それを見守るのもファンの愛ですね。




AKB49総選挙をもう一度やろう!(提案)