AKB49が週マガのセンターに立とうとしている件について

いまや国民的アイドルグループとしての地位を築きつつあるAKB48。何かもうCDの売り上げとかすごいらしいですよ。誰が誰だか分かりませんが、最近はもうAKB48という名前を見ない日はありませんね。AKB48がいる、出ていると凄いと感じさせる印象付けができた時点で勝ちだと思います。
ちなみにそういうグループものには弱いです。絶頂時のモー娘。ですら辻と加護の見分けが付きませんでした。ごっ、5人くらいなら・・・なんとか覚えられるんですがね。Folder5とか・・・。

よく分かりませんが、CDの特典？？とかが重要らしいのはニュースで見たことがあります。中には何枚も買う人がいるようですねえ。漫画で何冊も買う人もどうかしていると思いますが、CDだって1枚1000円くらいしますよね？俺は無理だなぁ・・・。まぁ、それをやってこそのファンなのかもしれませんけど。

そんなAKB48ですが、週刊少年マガジンで漫画になっています。タイトルは「AKB49〜恋愛禁止条例〜」。

こ　れ　が　メ　チ　ャ　ク　チ　ャ　面　白　い。

話は単純です。４８＋１、つまりAKB48の卵の話です。いわゆる研究生と呼ばれる人たちの物語―。
ただ、その＋１は男。男の子が研究生としてAKBに潜り込んで活躍するという物語なんです。最近は男の娘というのが流行っていますけど、ついにアイドルにまで手を出したわけで。それでも、女性のアイドルグループに男が・・という設定は何度か他誌で見たことがありますね。しかし、この漫画の凄いところは実在のアイドルグループを題材にしているところです。
あっちゃん（前田敦子）をはじめ、実在のメンバーが出てくるだけで凄いなぁ・・と思いますが、地味に秋元康もかっこいいという異色な作品です。

AKBに憧れる大好きな女の子のために一肌脱いで一緒にAKBに入った浦山実こと浦川みのり。全っっっ然AKBに興味がない彼ですが、女装までするかね普通・・・。
そして、トントン拍子で12期お披露目公演まで辿り着きます。しかもセンターで！！いつの間にか12期の中でも中心的な立場に成長し、あっちゃんや秋元先生に一目置かれます。それを妬んでいた先輩と公演中にぶつかり・・・・足を骨折します。それでも公演をやめたくない一心で・・・・・

足が折れても踊り続けるみのり
根性で乗り切るには無理があるだろ・・と思いつつも、この展開が最高に胸熱でした。自分もメンバーの中に入っているものの、好きな女の子（推しメン）が夢見る舞台で輝こうとしているのを邪魔したくないからこそ無理して踊るわけで。まぁ、みのりがお披露目公演のセンターをやっている時点で、結構夢を奪っている気がしなくもないですが・・・。
ダンスの途中でみのりが、AKBを目指して頑張るメンバーを指して「輝け太陽たち」と心の中で呟くんですよ。ファンのために頑張ろうとするメンバーを指して太陽と言うわけですが、輝こうじゃなく「輝け」と表現したあたり、他のメンバーと目線が違うんでしょうね。




そして最後の最後にこれですよ。天然でファンを盛り上げる言葉、メンバーを勇気付ける言葉。本当にアイドルものなのか？？？と本気で疑ってしまうほどにドラマティックが止まりません。

アホみたいにノコノコとAKBに乗り込んで、好きな女の子を応援したいためだけに練習を頑張って、励まして、本物のAKB48のメンバーを巻き込んで、足を折ってでも踊り続ける姿にファンも惹きつけられて・・・。
確かにAKB48という流行のネタを使っているのもあるんですが、それ以上に描かれている作品の内容がすごすぎる。ガチで面白い。久しぶりにテンションが上がりまくる漫画を読んだよ、俺は。

俺は・・・神を見た
俺も神（漫画）を見たよ！！

ダメだ・・・1巻が待ち遠しすぎる。来週の話ですら待てない。推しメンならぬ推し漫です。まずはこの漫画をセンターにするべくアンケートハガキを書かないと・・・・10枚くらい（おい