死んじゃうなんてダメよ〜ダメダメ「進撃の巨人・第64話」※ネタバレあります

はい、もう記事タイトルでごめんなさいって感じです。でも、今使わなかったらもう一生使わないよねw



○やんごとなき話題
上野でやっている進撃の巨人展、大盛況のようで。なかなか行く機会がないですが、行けたらいいな〜とかは思ってます。東京都民なのが逆に出足を鈍らせる(←?)。年末年始あたりに行こうかな〜。もちろんチケットがあればいいですけど。誰か一緒に行きますか??・・・・なーんて。
一方で、映画も好調なようでなにより。来年には実写版も控えてますし、ますます進撃の巨人が盛り上がること間違いなしですね。そこから別マガの人気がもっともっと出てくれればな〜と思う今日このごろ。でも、昔っから読んでいる人間からすれば、「創刊号380円」だったよなwとか語り合える人が減らないことを祈るばかり。知ってました?別マガってディアゴスティーニ商法やってたんですよ。

そうそう。人気投票をまたやるそうですね。結果がどうなるか楽しみです。巨人にも投票できるとのことですが、まぁ・・・・一位はあの人でしょうね。なお、残念ながら個人的にこのキャラが好き!というのがないため、誰に投票したいというのがないんですけどね。どうしよう・・・・。諫山先生とかバックさんに投票は可能なのだろうかw





○人類対人類
グリシャとフリーダが戦った教会。その戦いがあったあと、何故か一日で復旧されたという謎の教会。ハンジたちが怪しいと睨んだとおり、その教会でエレンが捕らわれていました。教会の下に地下空間が広がり、そこで人同士の争いが今月号では繰り広げられることになります。
リヴァイ班新人組にとっては“人を殺す覚悟”をもった戦闘となります。立体機動装置を使った戦闘術を、まさか人間相手に使うとは思ってもいなかったでしょうね。何気に対人格闘術不真面目組ばかりであるというのが皮肉ですけど・・・・。リヴァイ班の作戦としては、火薬や信煙弾を使った奇襲攻撃。そこにリヴァイとミカサという最強コンビによる特攻をかまします。この二人は・・・・というか、特にリヴァイについては対人最強なわけですけど。何とケニーたちの奇襲で12人倒していたらしいです。どんだけ場慣れしてるんだろう・・・・。
一方、コニーやジャンたちは覚悟を持っているとはいえ、まだまだ対人戦闘慣れしていません。というか、そこまで覚悟できていないようにも感じますが。まぁ、ミカサですら(友人?だったとはいえ)ベルトルトを殺しそこねるなーんて出来事もありましたし、人を殺すというのは相当なことなんですよ。まぁ、ケニー部隊やリヴァイが異常なんでしょうけど。巨人という要素を除けば、普通の世界ですからね。




○代償的な・・・・
でまぁ、奇襲攻撃自体は成功するわけですけど、なんと新しいリーダー・ハンジが敵の策略によって大怪我を負ってしまいます。個人的には生きていると思いますが。実写だと何でしたっけ?「暴走する無邪気」・・・・でしたっけ(半笑い)。その・・・・暴走するプッ・・・・無邪プッ気クスクスクスが死ぬわけないじゃないですか(大笑い)。敵の対人部隊が撤収する中、戦闘的に足手まといなアルミンをハンジのところに残し、リヴァイたちは先に進みます。
来月号あたり、ハンジとアルミンの会話があればいいな〜とか思いますが。とりあえずハンジには死なないでほしいです。現状、世界の謎を解き明かしている係はハンジとアルミンだと思っていますので。




○不思議な地下空間
ちょっと気になったのは大きな地下空間ですね。巨人が立ち上がっても問題ない空間・・・・。現代技術を使ってもあれだけの空間を作るのは難しい気がします。しかも広々としているのがすごいですよねぇ。後述しますが、エレンが鎖で繋がれているじゃないですか。祭壇・・・・とまでは言いませんが、レイス家のような人たちが引き継ぎするための聖なる?場所のようにも見えます。ただ、そうだとしても鎖で繋ぐ意味はわかりませんよね。平和的に次の人に見を捧げればいいのに、フリーダは鎖に繋がれた親族をわざわざ食べなきゃいけない。どう見ても無理矢理食べるための場所にしか見えませんが・・・・。
とはいえ、その手の神聖な場所なのだとして、巨人たちがパーティを開けそうなほど大きな場所というのは気になります。本当にパーティを開いていた・・・・とは思いませんが、複数人の巨人が集まれる場所という解釈は可能だと思うので、意味深な場所であることに間違いはないでしょう。
気になるのは「壁が光ってる」というハンジの台詞ですかね。これに該当するのって氷爆石あたりですね。あとは、まーーーーーーーーーったく情報が出なくなったアニの結晶です。そういえば、アニの結晶はカッチカチらしいじゃないですか。何か関係が、巨人能力持ちの人と関係があるのでしょうかね。気になります。




○ある巨人のお話
今月、というかここ数ヶ月のお話でパパトリアが色々とお話してくれます。地下空間、三つの壁、それらをとある巨人が造ったことが語られます。地下空間は詳しくは語ってませんが、壁については“人類が平和に暮らせるよう”に造ったと語っています。さらに、一部の血族を除いて人類の記憶を改竄したとのことです。
言葉通りに解釈したいところですが、パパトリアの言葉をどこまで信じていいのかな?という気もします。いいこと言い過ぎなんですよね。本当に世界の謎が語った言葉の中にあるのか興味あります。例えば、先述しましたが、本当に地下空間は何のためにあるのか。鎖で繋ぐ必要はあるのか(フリーダが叔父を食べる場面は処刑に近い能力の受け渡し場面に見えます)。壁の話も、本当に人類のためなのか?記憶を改竄する必要があったのか?いくつかの血族が選ばれた理由は?・・・・なーんてことを思いながら読んでしまいました。
血族については、例えばイェーガー家も該当していたら面白いなと思いました。グリシャは選ばれた血族の末裔なので世界の謎を知っていた・・・・とか。
とりあえず、個人的にはパパトリアの言葉を全て鵜呑みにするのは違うかなと思っています。全てができすぎなんですよ。まぁ、だからこそヒストリアも信じきっているのだと思いますが。




○エレンではダメらしい
パトリアを信じすぎる必要はない・・・・と思いますが、レイス家じゃないとグリシャ(エレン)が奪った能力を扱いきれないという発言については信じてもいいのかな〜と思ってます。もちろんエレンが能力を開眼しつつあるのも見逃せないため、本当にレイス家だけなの??という部分もありますが。というか、何でレイス家だけなんだろうね。レイス家なら誰でもOKなのですかね?あまり突き詰める必要もないですけど、レイス家のどのあたりの親族までOKなんでしょう?叔父はOK。ハトコとかどうです?ちょっとだけ気になりました。
でまぁ、パパトリア曰く、その力があれば巨人の駆逐くらい容易らしいです。うーん。フリーダってものすごく心優しい女性だと思うんです。そんな女性が何もしなかったというのも気になりますなぁ。やろうと思えば、本当に巨人の駆逐だってしていいわけですよ。でも、それをしない。フリーダは力を使って人類の平和を守ることもできた・・・・って、人類の平和=巨人の駆逐って世界観でもないからやらなかったのかもしれませんが。そう考えると、巨人を駆逐し隊のエレンが“その能力”を持つことって、巨人側勢力のライナーからすれば最悪でしょうね。
結局、パパトリアはヒストリアにエレンを食べさせようとしています。能力はフリーダの叔父→フリーダ→グリシャ→エレン→ヒストリア??という流れになってます。何でパパトリアはやらないのだろう。パパトリアは100年前の事実を知りたくないのでしょうか?フリーダから、フリーダの叔父から教えてもらったりしなかったのでしょうか。気になります。




○ケニー登場
最後に出てきたケニーがちょいと怒り気味でした。パパトリアが言うには、レイス家+能力=真の王ということらしいです。ケニーは真の王になりたかったらしいですね。部下の台詞もあわせると、今の世界を根底からひっくり返したかったようですが、パパトリアの言葉が真実であれば、ケニーの本当の目的は達成できなさそうですね。そもそも裏切るつもりだったのだろうというのは目に見えてましたが・・・・。
それはそうと、リヴァイたちが追いつくまで、パパトリアたちは対応できなさそうなんですよねぇ。エレンも動けませんし、ヒストリアも巨人化していません。パパトリアが戦う場面が出てくる可能性も??もしかするとある程度の能力を有していて、グリシャからの攻撃も防げた〜という展開もありえますなぁ。何にせよ来月号はケニー大暴れかも。







○最後にやんごとなき話題
100年前を知っているのがフリーダだけだというのが気になりますね。なぜそこまで隠す必要があるのか。フリーダ、もちろんそれ以前の皆さんが・・・・真相を隠そうとするのか。パパトリアの話はあまりにも平和的すぎるんですよ。そこがどうしても引っかかるんですよね〜。考え過ぎかもしれませんが。
グリシャがフリーダを襲いましたが、仮にフリーダが生きていたとして、本当に巨人を駆逐したのでしょうか?マリア奪還に一役買ったのでしょうか?グリシャは、レイス家がそれをしないことを知っていて、レイス家所有の能力を奪ったとも考えられますよね。何でグリシャがそこまで知ってるん!?という謎も残りますが。さらに、フリーダがヒストリアを気にかけてくれていた描写があったように、悪い女性ではないんですよ。彼女が世界をどう考えていたのか一度聞いてみたいものです。そのためにはエレンがヒストリアに食い殺される必要がありそうですけどw エレン単独で何とかならないものかなぁ。
あと、血族〜という話が出てきていて、現状で一族が話題になっているのってレイス、アッカーマン、無理してイェーガーの3家かなと思います。今月号の血族にアッカーマンやイェーガーが含まれている可能性もあるかな〜とか思ってみたり。ケニーもどこで真実を知ったのかわかりませんが、アッカーマンだから真の王みたいな話題を知れたのかもしれません。

ちょっと外に目を向けると、壁を壊しに来た人たちがいます。偵察に来た獣の巨人もいます。そばかすをした別の壁から来たっぽい人もいます。壁の中だけでもレイス家が混乱させてきていますが、壁の外を含めるともしかすると真相が見えてくるかもしれませんね。レイス家が隠す巨人の力、本当に一つなのかも断定できませんし。もちろん巨人大戦を引き起こすトリガーにはなりそうですけどね。巨人化の薬もあるようですし、やろうと思えば全人類巨人化&レイス家巨人指揮の巨人軍というのも夢ではありません。
もーちょっとで見えそうで意外とギリギリ見えないといったところでしょうかね。先が楽しみです。






○勝手に追記(12/14)
13巻を読み返してきました。そういえばヒストリアって殺されそうになってましたよね。いや、正確には中央憲兵に・・・・ですが。教会でグリシャに襲われた後、レイス家にはヒストリアしか子供がいなくなってしまいました。普通に考えれば、ヒストリアを殺すよりも正式に子供として迎え入れるべきなのでは?と思ったんですけど。
グリシャの襲撃→ヒストリア&ヒスママ殺し・・・・の時点では、誰が「巨人の力」を持っているのか不明です。その後、エレンが持ってることが発覚→エレンを捕獲だ!という流れになっています。パパトリアがヒストリアを殺さなかったのは偶然なのかどうなのか気になるところ。例えばの話ですが、パパトリアがグリシャを知っていたかどうかは知らないですけども、フリーダが食べられた時点で壁の外に「巨人の力」を持ち去られたのだろうなと思うのではないかと思います。壁の中に「巨人の力」を持つ人間が残っているとしたら、そもそもヒストリアを殺そうとは思わない・・・・はず。
コメント欄でも言われていますが、巨人化には年齢があるのでは?という意見がありました。可能性はあるのかもな〜と思いつつ、フリーダが叔父さんを食べ殺した理由が、叔父さんの年齢制限的なものというのは面白いなと思いました。パパトリアが巨人の力を自らのものにしない理由も同様です。ただ、グリシャがエレンに食べられたのって、とりあえず中央憲兵から「巨人の力」を隠そうとしたのかな〜と思っているんですけども。あぁ、そう考えると、グリシャのことをパパトリアが知っていたら真っ先にエレンのところに中央憲兵が行きそうですな。つまりは、パパトリアはグリシャを知らなかったと考えるのが当然ですね。
話は戻って、どうしてヒストリアは殺されそうになったのか。まぁ、そもそもパトリアは、ヒストリア&ヒスママと一緒に「巨人の力」を失った(と思っている)世界で仲睦まじく暮らそうとしていたのかなと思うわけで。パパトリアは「巨人の力」が無くなってしまい、壁の中の世界がどうしようもないことを知っているため逃げようとした。でも、それを中央政府や貴族たちが許さなかった。ついでに、レイス家の秘密を知っていた?ヒスママを殺した・・・・って感じですか。ヒストリアは生かされるわけですけど、パパトリアが「巨人の力」を取り戻すことが可能であると想定していたのであれば、逆にすごいな。
グリシャ襲撃で、ヒストリアという女の子は、レイス家の血をひく子供から世界の秘密を知っているであろう妾の娘へとランクダウン。中央憲兵的には殺す必要あるよね〜だったけど、なんとなく生かされる。エレン登場でレイス家的に利用価値出てきた!やった!という現状・・・・ですか。仮にレイス家じゃないと力使えないんだよ〜というのが本当だった場合、エレンが死なないと世界を救うのが大変になってしまいますね。どうなることやら。
あと、超超超余談ですが、アニの結晶化ってエレンの巨人の力によるものだったら面白いですよね。あり得るっちゃあり得るか。