さあ、革命の時間だ!「進撃の巨人・第54話」※ネタバレ注意

○しつこいようですが・・・・




晋遊舎さんより進撃の巨人最強考察」という本が出ています。4月になったらこの宣伝も終了します。







○作品がたくさん終わりますね



諫山先生と雷句先生の対談

今月でどうぶつの国が終了しました。ここ数回の描き込み量のすごさね。しかも最終回に至ってはカラーまで大量の動物たちがいましたからね。雷句先生の仕事量には頭が下がります。
そんなわけで、今月号では最終回記念として雷句先生と諫山先生が対談していました。諫山先生もかなりのぶつ国ファンだったようです。というか、こういうインタビューを読むと、諫山先生は別マガという雑誌を愛している人間の一人であることがよくわかります。
そんな対談中に進撃を考察をしている人に言及していました。
そうかー見ているんだな―(棒)。

そうそう。今月号でどうぶつの国」「不死身ラヴァーズ」「スライムさんと勇者研究部」「ディアボロのスープ」「クーロンフィーユ」が終了。ちょーっと終わらせすぎですかね?特に中堅作品が終わっているのがねぇ・・・・。先月も言ったんですけど、雑誌の面白さの決め手は中堅です。来月からどんな雑誌になるのやら。







○今月の色んな進撃情報
・3000万部突破
進撃の巨人 ANIMATION SIDE 吼が発売
・BDとDVDの8巻発売
・実写情報
スマホゲーム自由への咆哮あります
ほっかほっか亭とコラボします
・リアル脱出ゲームやります
上記以外にベリックをマルセルに名前変更した理由を書いてたりします。何があったんでしょうね。
それはそれとして、ついに3000万部の大台突破ですよ。12巻で3000万部かー。すごすぎてよくわかりませんね。単純計算で250万部/冊。おいおい、どんな数字だよ。頑張れば1億部いけたりするのかなぁ。
あと気になる情報としては、ほっかほっか亭とのコラボでしょうか。もう何とコラボしても驚きませんな。これでキティちゃんが進撃コラボしたら驚くけど。次は何だろうね。






・・・・というわけで今月の進撃の巨人。サブタイトルは「反撃の場所」



トンネルから脱出した

諫山先生も色々と悩んでいたようで。もしくは“ここまでは読者に読ませたい”という部分に到達したということでしょうか?何にせよ諫山先生も迷ったり悩んだりしているのかな〜と思ったりするわけですよ。トンネルを抜けたここからが諫山先生の反撃の場所かもしれませんな。まぁ、反撃ってのはちょっと違うかもしれませんけどね。







○ヒストリアの夢



この女性は!?

ここはヒストリアの夢の中。多分、夢の中。
ヒストリア(幼少)が謎の女性とお話をしています。鼻タレヒストリアはアホっぽくていいですね。そういえばヒストリアの回想でもどこかアホっぽかったでしたっけ。・・・・すみません、幼さが強調されてたというのが正しいかも。人との接触も禁じられていたようですし、お勉強とかもさせてもらえてなかったのかもしれませんね。
そして、この謎の女性です。この人は先月号にも出てきたエレンの夢の女性。どうしてヒストリアの夢にまで???


いい人か・・・・も?

ヒストリアのお姉さんというわけではないですよねぇ。ただ、顔はとっても似ていると思います。というかソックリすぎ。唯一違うのが髪の色ですね。エレンとヒストリアを足して2で割れば彼女になりそう。あと、ヒストリアのあやし方なんかを見ていると、本当のお姉さんじゃないかとも思えてきますが・・・・。
仮にまぁニセトリアとでも呼んでおきましょうか。彼女の性格が不思議です。不死身ラヴァーズに出てきてもおかしくないキャラですな。おかしい・・・・。前号のエレン回想ではもっとお姫様っぽかったんですけどね。髪の長さもちょっと違う気がするし。うーん。


記憶を消される??

ここ最近の“記憶”話はどういうことなんでしょうね。初期から“記憶”については言及されていましたっけ。巨人を扱うためには彼らの記憶が必要だし、前号も記憶についてかなり出てきてました(巨人化中の記憶はない)。ヒストリアが夢から醒める時、ニセトリアは彼女の記憶を奪っていきました。もしかするとエレンも巨人化が終わるとニセトリアに記憶を奪われているのかもしれませんね。そういえば、トロスト区奪還戦でエレンは巨人に取り込まれそうになってましたっけ。“記憶”という項目自体がかなり漠然としたものなので、ちょっとどう捉えていいのやらと思いますよね。
うーん、もしかするとニセトリアという記憶が、エレンの座標みたいなものなのかもしれませんね。どうしてエレンとヒストリアが対象なのか、ヒストリアはまだわかるけど、何でエレンもニセトリアを見れるのか・・・・?あと、このヒストリアが見ていた夢は“思い出”なのか“頭の中にいる”のかで見え方が変わってきそうです。思い出という線があるとすると、ヒストリアの記憶を消せたりする能力は何なの?という方向にもいきますが。いや〜謎ですわ。







○夢の中で読んでいた本の内容



この本は一体・・・・

解読班をやろうかとしばらく粘ったのですが、ちょっとよくわかりませんでしたね。またトライする気があればやりますが、その価値があるのかないのか。ちなみにひっくり返した状態で右の下から二行目だと「コワイシサレ」なんて読めますね。次のページだと「ドットコム」「ラッシュ」なんて文字が読めました。
さてさて、本を指さして、ニセトリアはヒストリアに「この本の女の子のように他の人を思いやっている優しい子になってほしい」と言っていました。これってそのまま“クリスタ・レンズ”人格のことですよね。もしかするとヒストリアが演じていたクリスタという少女はニセトリアによって作られたものかもしれません。
絵の中身を見ると、少女が巨人にリンゴをわたしているのが見て取れます。リンゴというのは色々な解釈ができますよね。知恵の樹の実、禁断の果実、ウィキペディアで調べていたら北欧神話では不死を示したりもするらしいじゃありませんか。少女が実を渡しているのか、実を貰っているのかでも解釈が分かれそうですな。人間が巨人に与えたのか与えられたのか・・・・。与えたと断言できないのは、巨人が明かりを手に持ち、服を着ていることが気になるからです。決して巨人に文化めいたものがないわけではないので、逆に人間にリンゴ(能力)を与えたとも捉えることができます。
何気にこのシーンの後、とあるオッサンとリヴァイの会話の中で「巨人=服すら着れねぇバカ」と呼んでいたのも気になるところ。やはり巨人の成り立ちに関係があるのかもしれませんね。逆に、今回の夢が思い出だとしたらなかなか面白い本を読んでるな〜と思うわけですが。ウォール教関係だからこそ読めた本なのかな???

うーん、ちょっと解読してみたら面白いかもしれませんけどね。やってみようかな。



まあよくわからん









○エレンさんとヒストリアさん



何か大事な夢を見ていた気が

ちょっと二人とも、それ大事よ!!
絶対に思い出せないというのが何ともね。二人ともニセトリアの夢を見ているらしいです。どこかでその情報が交わればいいのですが。さて、お留守番中のエレンとヒストリア。彼らの身代わりがどんあ目にあっているのかも知らないまま、のんきに夢を見ていました。まぁ、夢も相当重要なんですけどね。


クリスタはいい子だったけどね

滅多にない2ショット。エレンとヒストリアの会話ってあまりないんですよね。もしかしたらクリスタ時代にはあったのか・・・・いや、ミカサかユミルに邪魔されていたのかもしれませんな。あと、最近のヒストリアは人と話すことも少なそうで、尚更珍しいかも。
今回の二人の会話は2つ。エレンが実験失敗してごめんと言ったこと。ヒストリアが「何で?」と答えつつ、もうユミルを諦めている旨を話しています。エレン的にはユミルを一刻も早く助けたいのだろうと思っていた、いやもちろん自分も同じことを思っていたのですが、ヒストリアはそうでもないようで。ユミルはユミルの道を選んだ、だから自分がどうのこうのと言う権利はない。それがヒストリアの考え。
でもまぁ、どうなんでしょうねぇ。ヒストリアもさすがに未練はあると思うんですが。もう一度、ユミルの「ゴメン」の意味を思い出してもらいたいものですね。再会したらちょっとは違うかもしれない・・・・かな?


でまぁ、何が言いたいかというと、ヒストリア変わっちゃったなあということです。



クリスタなら心配しただろうけど

こんなことを言うだなんて





君の身代わりの彼は






大変な目にあっているというのに







ハァッハァッ

アルミンは変態に好かれてしまったようだ
可哀想なアルミン・・・・。変態に弄られたにもかかわらず、元凶のヒストリアは全く気にしていないご様子。本当にかわいそうだ・・・・。


以前のお前が苦手だった

ヒストリアは自分がわからない状況です。ユミルという唯一の理解者が消えてしまい、何をすべきなのかが見えない状況。今のヒストリアは本当に生気が消えてしまってますよね。ユミルの頭の上にいた時はすごく生き生きとしていたんですが・・・・。
そんなヒストリアに対し以前の方が苦手だったと言うエレン。仮面を被ってクリスタを演じていた頃ではなく、無表情であっても素顔が見えたほうがいいというエレン。彼は時々、いや、いつも本当のことを語りますよね。バカ正直な普通の人間、それがヒストリア・レイスである。このエレンの言葉こそが正解なのかもしれませんね。ヒストリアも色々と大変ですけど、本当の彼女って夢の中で鼻タレてるような女の子なのかもしれませんし。逆にエレンのように芯が折れない方がすごいのかもしれませんし。

というか、こういうこと言われたヒストリアがエレンのことをどう思ったのか気になるわ。









○アルミンを助けて



このオッサンは・・・・

捕らわれたアルミンと他1名を助けに来たミカサたち。相手は別に中央憲兵団というわけではなかったようです(直接的な面で)。途中、エレンが名前を言ってくれていましたが、リーブス商会という会社?がお相手だそうです。どうやら中央憲兵に雇われているようですね。ちなみにアルミンの貞操は無事だったようです。ヨカッタヨカッタ。
ところで、このオッサンどこかで見たことがありますよね。確か2巻でしたっけね。ミカサに削ぎ落とされそうになってたオッサンです。落ちぶれたというかなんというか・・・・。部下は無能だし、変態までいるし。不憫といえば不憫か。あ、名前はディモ・リーブスだそうです。なお、ボッコボコでした。部下もボッコボコでした。やっぱりかわいそうですねw


追記!
コメント欄で言われたのですが、アルミンを襲ったオッサンが変態する場面のあたりで、リヴァイが「猿ぐつわ」という単語を使っていましたね。猿って知らないんじゃないのかよ!?と思いつつ、猿ぐつわに該当する単語がないのかもしれませんし、猿ぐつわは猿ぐつわやろということなんでしょうかね。エレンだけが何故か知らないという可能性もありますが、それなら獣の巨人じゃなくて猿の巨人と名付けるでしょうし。
個人的には、猿ぐつわという単語がこの世界には存在するということかなと思ってます。猿ぐつわは猿と関係ない単語・・・・と。まぁ、猿ぐつわの言葉の成り立ち自体は猿前提なんですけど、進撃世界で日本語を使ってるわけでもないですからね。これで実は重要なネタだったら面白いなぁ。









○説得しますか



説得中

場所はトロスト区。人類が初めて巨人に勝利した場所です。そこで行われる半ば説教じみたリヴァイのお言葉。説得というか、誰かと話す時は壁の上が多い気がします。景色もいいですしね(違
エレンというのは人類の希望でした。そんなエレンを連れ去ろうとしたのがリーブスのオッサン。それはいけないことなんだよ〜と言うのがリヴァイの論理です。しかし、リーブスは脅された状態だったわけです。もちろん中央憲兵に。彼らが失敗したことによりリーブス商会は潰されるでしょう。つまり、大勢の従業員や家族は露頭に迷うはずです。あと、トロスト区の生活を守っていたのもリーブス商会であるため、トロスト区の住人たちもやばいことになるだろうとリヴァイが補足してくれました。
あ、リーブスが言っていた中央憲兵は頭が悪い説はちょっと面白かったです。リーブス商会というチンピラが調査兵団に勝てるわけもないのに頼んでくるあたり頭が悪いという理論。とても説得力のあるお言葉でした。というか、リーブス商会ってチンピラさんだったんだね・・・・。



リヴァイさん何を言ってるの・・・・!?

今回のミス、あと前回の闇討ち(エレンたちの住処を夜に襲ったけどもぬけの殻だった)で失敗し、リーブス商会は潰されることがほぼ確定状態。ついでにトロスト区の住人もやばい状態。それを打破するために、リヴァイはエレンとクリスタ(ヒストリア)をプレゼントするとか言っています。ははは、面白い男だ。でもまぁ、多分エルヴィンの提案でしょうけど←
もちろんタダでやるわけにはいきません。リヴァイからは3つの条件がつきつけられます。
1.リーブス商会は調査兵団と共に中央憲兵や王政・法に歯向かうものとする
2.リーブス商会は調査兵団を心の底から信用すること
3.リーブス商会が入手した珍しい食材・嗜好品等は優先的に調査兵団に回せ



紅茶とかな

紅茶とかなの破壊力ハンパねーな。多分これエルヴィンに言われてないっしょw 意外と交渉事が上手いあたり過去にも色々とやってたのかもしれませんね。人気が出るのもよくわかります。
・・・・というわけで、リーブス商会に協力を求めるリヴァイたち。その結果はもちろんOK!



こう言っちゃなんですけど、リーブス商会にとってはこれ以外の方法はないんですけどね。既にバクチをかけた状態だったんでしょうけど、より大きな大きなバクチとなります。なんせ相手は王政府たちになりますから。あと、調査兵団もここ最近、連戦連敗なので分が悪い気もしますし。どうなることやら・・・・。









○捕まえました



おはようサネス

なんやかんやがあってサネスを捕らえることができました。それもこれもリーブスのオッサンのおかげです。結構いい演技をしていましたね。
サネスについて特に言うこともないですけど、拷問係がリヴァイとハンジというのがコワイですね。釘とかペンチとか何に使うんでしょう(すっとぼけ)。ハンジさんは個人的にも恨みがあるように・・・・って、何かこのハンジさん男っぽいね。









○最終目的



革命の時間です

エレンたちの偽物計画、リーブス商会を懐柔すること、これらの計画を立てたのはエルヴィンなのでしょう。彼の目的は打倒・王政府。いやーとんでもないことを考えたものです。これまでずーっと壁の外にばかり目が行っていたのに、急に内側を見せたと思ったらかなりはやい展開でここまで来ました。もちろんずっと気になっていた王政府問題ですけど、こんないきなり来るかねwww


倒すべき標的

そして、王様いましたね。いやー実はいないんじゃないかとか思ってましたよ。悪そうな顔してます・・・・けど、誰かにも似ているような気もします。あ、髪型とか諫山先生みたいですねw なんか服も諫山先生なら着てそうww
そうかーこれが敵かー・・・・・・・・・・ん??何か見覚えあるものが。


王の横にあるお酒



ゲルガーが見つけたお酒(9巻)


少し気になったのが王のお酒です。よく見てみると、いつもの進撃文字じゃなかったんですよ。むしろローマ字に近いでしょうか。そんなことを思っていたら、そういえばゲルガーが文字の読めないお酒をウトガルド城で見つけたことがありましたよね。絵柄がソックリじゃないですか??
仮に同じ銘柄だとした場合、ゲルガーが読めない文字のものをどうして王様が持っているでしょう。100年前からあったお酒?いや、それなら外から持ち込んだ方が現実味あるけど・・・・。何でそんなものが王政府が持っているのだろう。不思議すぎる。謎すぎる。まぁ、関係無いかもしれないし。ふふふ・・・・


まあよくわからんけど

王の周りには、中央憲兵、ウォール教、レイス関係もいますかね??何を企んでいるのでしょう。まぁ、少なくともエレンたちの利用価値は十分に知っているのでしょうから、敵と見て間違いはないでしょう。エルヴィンが蒔いた種(憲兵団との協力、リーブス商会の裏切り)がどうなるか。期待したいところです。というか、よくぞ調査兵団という組織は生き残ってたなあ。色んな物を隠したい中央からすれば迷惑な組織なのに。協力者やスポンサーがいるのだろうか。だとしたらどんな人なのか。そっちも見てみたいものです。



エルヴィンが起こそうとしている革命がどうなるか楽しみですね。あと、今月号でヒストリアが「私なんかに務まるとは思えない大きな役割」と言っていたのがどれを指しているのかもちょっと気になりました。革命後の旗振り役だったら面白いのに・・・・。来月号も期待!!




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