こんなエロスを待っていた!・他「月刊少年ライバル・12月号」

○表紙はヘルズキッチン



ヘルズキッチン

ヘルズキッチンはもう名実ともに看板作品ですなぁ・・・。ほら、日テレで毎朝やっている○○○○'sキッチンってあるじゃないですか。せっかくだしコラボすればいいのに〜とか勝手に思ってます。同じ“ズキッチン”ですし・・・。無理ですかね??さて、悪魔が料理人を育てるという突飛な設定から、主人公が今では一人立ちしている現状。さらには料理人vs科学者という状況になっています。料理は科学であると言われ、五感勝負を繰り広げられている最中。以上、説明終わり。


エース登場!!

今月は“味覚”対決。調理学部のエース・半井が登場しています。普通では食べれないものを美味しく食べる。そんな料理に取り組んでいます。対する応用生物学部は・・・ロボットが登場。えっ、ロボットまで出るの??なんつー作品だ。どちらが勝ったかはまぁ・・・置いておきましょう。
今のシリーズ、とても面白いです。料理をすることを真っ向から否定する応用生物学部が何かすごい。科学があれば、どんな味でも再現できる、どんな調理法も扱える。理論は分かるんですけど納得はしかねますなぁ。そういう意味でも調理学部に頑張ってもらいたいんですが。あの半井ですら・・・。いや、何も言いません。あの天才・半井でも負けてしま、いやいや、結果は言いません(← 
ところで、主人公が全然活躍していないんですけども・・・。





○き、気付いてしまったか・・・



オレたち・・・先生に慣れすぎじゃないか?

「ほんとにあった!霊媒先生」でついに言ってしまった一言、「慣れすぎじゃね?」。最後の切り札的一言です。確かに生徒も先生も、そして読者までも・・・。霊媒先生の全てに慣れすぎていました。最近なんて、幽霊・お化けが出てきて大変〜というよりも、人間側のアホっぽさ、黒ねこのアホっぽさばかいじゃないですか!!!まぁ、それで面白いからどうにもならないんですけども・・・。ただ、読者まで霊媒先生に慣れてはいけないんです。マンネリとかいかんのです!!・・・と、軽くひで吉先生を追い込んでみる。
今月号は校長のネタがすこぶる面白かったです。校長がマンネリ打破のために、校歌に自分のラップを入れていました。ああ、平和だなぁ・・・。





○がをがを!!がを、がをがをがをがを!?!?



茜が最強!?

がをがを(挨拶)。“がをられ”こと「彼女がフラグを折られたら」がかーなーりー面白い。フラグが見えるという主人公の性質もさることながら、可愛い女の子だらけの物語に、伏線だらけ?の設定。特に名前にあわせて各キャラに職業めいたものがあるのも非常に意味深・・・。例えば茜の苗字は魔法ヶ沢で魔法使い。新しく妹となった(←!?)大司教河くるみ子。何故か主人公の颯太と同じくフラグが見えるという能力を持った大名侍鳴。彼女らの名前を出すだけで、何のジョブ持ちかがよく分かります。
なお、大名侍鳴は謎の組織?から主人公たちのグループへと派遣されている模様。この謎の組織も本当に意味深です。現代っぽくない服装であったり、ランカーだとか封印だとか言ってたり。どうやらフラグが見えてしまう少年のラブコメじゃないみたいです(今更)。まぁ、そんな謎を持ちつつ、訳知り顔で登場した鳴も、茜のズカズカと入り込んでくる性格にやられたようですw クールにきめてたのにね〜。「本当は仲良くなりたいんだよね!」は卑怯だわw


颯太の真実・・・

来月号では、そんな鳴が颯太の謎について色々と語ってくれるようで。どうしてフラグが見えるようになってしまったのか。また、彼女たちが何者なのかまでは知りたいものです。あと、颯太自身の死亡フラグも・・・。
ただまぁ、本当にこの“フラグが見える”という設定は面白いですよね。自分にもフラグが見える能力があったらいいのに・・・と何度思ったことか。きっと悪いことにしか使わないでしょうけどね〜。恋愛フラグってどうやって立てるんだろう・・・。





○あしたのファミリア、7巻出ています



あしたのファミリア、7巻出ています

北海道では5日発売なんですが、「あしたのファミリア」の7巻が2日に出ています。今月号は特別版ということで、7巻の紹介漫画をやっていました。日月館の面々が楽しそうに食事をしていた〜というだけなんですけど、こんな普通の日月館を見てみたい。できることなら、これに夜路がいたらいいなぁと思って読んでいました。
そうそう、確か7巻の帯にもなっていたかな〜と思うんですけど、紅玉いづき先生の紹介文がべらぼーに素敵でした。

敵も味方も、ただ、愛のもとに。すべてのキャラに魅力があるのは、全てのキャラが愛を胸に抱いているから。

これ以上の紹介文は無理っすわ。あしたのファミリアという作品を知っている人間からすれば、この文章がどれほどあしたのファミリアを表現しているかがよく分かります。さすが文章を仕事にしている人の言葉だな〜と感心して見ちゃいました。これがあしたのファミリアだわ・・・。
ところで、俺の曇天ちゃんが大活躍する展開はまだでしょうか。この前の料理編では満足できないんですよ!!・・・待ってます。





○魔王対テツコ



魔王がテツコと・・・

ライバルではショートギャグに力を入れているようで、他雑誌には読めない量のショートギャグ作品が固まって載っています。その内の一つでもある「魔王ベルフェゴール」が、今月号であのテツコさんと世界の不思議を発見するクイズ番組で対決していました。なお、この作品は何故か魔王ベルフェゴールが地上で人気プロレスラーとなる・・・という不思議なものになっています。魔王が人気レスラーとなり、テツコとクイズ番組で対決。うん、意味が分かりませんね。
もちろん魔王なので、人に在らざる技が作中では出てきます。なお、世界の不思議を〜な番組では、人類の生き字引たる魔王が本当の正解を書けども書けども、モンスターテツコの答えのみが正解となっていました。あぁ、やっぱりテツコさんはモンスターなんやね。薄々気付いていましたよ。
そうそう、この漫画の作者でもある横山了一先生ですが、他社でも作品を描いています。特にオススメなのは飯田橋のふたばちゃん」という“出版社擬人化漫画”です(http://webaction.jp/webcomic/09/)。web漫画になっているので一度読んでみてもらいたいですねぇ。漫画好きの人なら気に入るかと思いますよ〜。





ももプロZはすごいんだゼーット!!



ガチンコです

ももいろクローバーが出てきた時もイロモノだと言われ続けましたが、「ももプロZ」も同じようにイロモノ作品なんだろうなぁと思っていたんです。しかし、意外や意外、ももクロと同じくこの作品はホンモノでした。というかガチンコでした。
ももクロメンバーの個性、特徴を捉えつつ、彼女たちならやりかねないというネタが満載。それでいて、ももクロと同じく他所から持ってくる謎のネタ。あぁ、これはいいものだ。


まさに・・・玉井

どこかの外道じゃないですかー!!でも、しおりん(玉井)なら言いそう。というか絶対に言う。まさに外道のネタとか知らなさそうだけど、彼女は言いそう。だからこそ、まさに玉井!!
ところで、この作品ってどこまでスタダ監修なんでしょうね??わりとガチのももクロ好きじゃないと出せないであろうネタの数々。小城先生一人で出しているとは思えない量のネタばかりなんですけど・・・?ちょっと気になります。ショートにしては、霊媒先生と同等の扱いをされているのに加え、週マガにまで出張版が出されるプッシュぶり。確かに今年に限って言えば、ももクロを使わない手はないですからね。講談社的にも大切にするべきコンテンツですよ。まぁ、真っ先に飛びついたライバル編集部はさすがといったところでしょうな。
かなこのバカっぽさを前面に出しつつ、しおりんのオチ役、あーりんネタの可愛らしさ全開での繋ぎ、ももかの小ささ、れにの大ボケ。ギャグ作品として、この陣容はバランスいいっすわ。尚且つ、ももクロのファンを納得させるバランスの良さ。褒める以外に何も言うことないですなぁ。





○こんなエロスを待っていた!



原田重光降臨!!

い、いいんすか・・・?ライバルに原田先生を投入とかいいんすか・・・?いや、今のライバルに足りないのは一時期のボンボンのようなエロさ、少年をわくわくさせるエロさが必要・・・だもんね。これは最善策に違いない。うん、多分・・・。そして、絵はマガスペで「いつか、夜明けの空で待ってる。」という正統派の恋愛漫画を描く荒木宰先生が担当。もちろん美麗絵師。可愛い女の子を描ける荒木先生と、エロコメ原作に定評のある原田先生が組んでライバルにやってきた。これは革命。ライバルにおける革命です。




桃魔術の性霊エロス

作品のタイトルは「桃の魔術師」。風紀委員長の四堂清志が、偶然見つけた“桃魔術”の本を片手に問題を解決する作品・・・のはず。なお、この桃魔術とは“性”の力を操る魔術で、世界を制することも可能な魔術です。あぁ、確かに性的なことには人間弱いですからねぇ、えへへ。強い力を持つことが可能な魔術であるため、力を授ける性霊エロスは「清く正しい心の持ち主」を探していました。それが四堂なわけです。彼は風紀委員長として非常に性的なことに厳し・・・





女の子の裸とか見れちゃったりするのかな?






・・・ただのムッツリやん。




もう一度言いますが、性霊エロスは「清く正しい心の持ち主」を探していました。なんのことはない、表面上は真面目なムッツリ野郎が力を得てしまいました。特に、賢いだけに質が悪い。デスノートがエロいことに特化していて夜神月がムッツリだったら・・・こんな作品になってたんだろうなぁ。酷いなこれwwwww(いい意味で)









と、いうわけで








こんなことや・・・








こんなことが起きちゃいます><


1つ目は服が透ける魔法。2つ目は人には見えない謎の手を使った魔法。「俺は女には興味が無い(キリッ」を演じているため、興奮しない顔をしている四堂に騙される面々。、、、もちろん興奮しています。
こんなムッツリ野郎に説得されては騙され続ける性霊エロス。君は人を見る目がないなぁ。いや、少しは性霊エロスも疑って見ているんですが、なまじ四堂が賢い風なので泣く泣く説得されています。いや、どう考えても女の子の裸を見ようとしている男に与えてはいけない能力だろー。どこをどう見て清い心なんだwwww 俺のほうがまだ清いっつーの(←?)。まぁ、真面目そうな人間、特に女に興味はないとか言っている若者に力を与えるとろくでもないという、いい教訓になる作品です。うんうん。


たかがパンツから全てを見通すなんて・・・まさしく性の賢者!!
(ツッコミ:いや、愚者だろ・・・)

作中では四堂がスカートめくりの犯人を見つけていたりします。もちろんその犯人は四堂ではありません。いや、犯人探しのためといってスカートをめくりまくっていたので同罪といえば同罪なんですけど・・・。多分、エロいことをやるだけやって、「正義のためだ」とか言いながら正当化する四堂の姿が見えます。素直に俺は羨ましいよ・・・。俺だって偶然を装って女の子の裸とか見てーよ。くそっ、くそっ!!



そういえば女の子の裸描写に乳首がなかったのが残念。ライバル自体は確か乳首券に発行については緩かった気がします。これは単行本が楽しみですなぁ。色々と捗ります。もう少し希望を言えば、パンツだね!!パンツをもっと頑張ってくれると・・・おじさん嬉しいなって。