父親のいうことを聞きなさい!「進撃の巨人・第33話」※ネタバレあります

GW中に進撃の巨人に関して色々あったようですね。某氏が進撃の巨人にツッコミを入れて、それに諌山先生本人が反論、また某氏が意見を書く、諌山先生が・・・というネット社会ならではの一幕でした。まぁ、ご大層な意見だなぁと思いつつ、諌山先生が出てこなくても・・・と思った次第です。首を突っ込んでもいいんですが、話自体が収束しているので特に言うこともありません。とはいえ、面白いんですよという前提であそこまで書いてたら、ただの嫌味にしか見えませんね。無駄話ですか?無駄話は進撃の巨人が面白いという前提で書いています(キリッ


進撃の巨人に関して色々と・・・



なぁ・・・これ欲しいか?

アニメ化もしてない作品で、ここまでゲームやグッズが出るというのが異例だと思います。それだけの勢いがある・・・ということなんでしょうけど、正直グッズが誰得感が強すぎて面白いです。
ユニクロTに関しては前から講談社と組んだことがありますし、携帯ゲームもまぁ今の時代なので納得。いくつか気になる点があるとすれば、ガチャの内容と超大型さんマスクですよね〜。ガチャも最大人気のリヴァイをいれてもいいなぁと思いつつ、マスクについては本当に誰得だよとツッコミをいれたくなります。すみません。さすがにこれは俺でも買いません。いや、ホントホント。

あ、それはそうと、8月5日に別マガでイベントがあるようですね!!!講談社にしては珍しい・・・と思います。100名程度なので確実に抽選だとは思いますが、やっぱり行きたいですよね。まぁ、こんだけ別マガを推している人間ではありますけども、残念ながら俺は行きません。というか行けません。ちょっと私用が既にありましてねぇ。そもそも東京にそんな簡単に行ける話でもないので。羨ましい・・・と思いつつ、今回の話はスルーです(血涙)。






○進撃中は今回も絶好調



ミカサの説教が・・・始まる

進撃!巨人中学校の第2話が載っていました。いい意味で酷い作品ですね。エレンのあだ名が”チーハン”だという事実に泣けてきます。公式でここまで主人公を崩していいんだろうかw
しかし、アマガミ怖いな・・・。あんなことをされたら生きていくのが辛くなりそうですね。食べられて死ぬのとどっちが嫌だろう。まぁ、そんなアマガミより怖いのはミカサでした・・・というオチで。来月はついにアルミンが登場だそうです。今月号は欠席でしたが、何か名前でいじめられてそうで怖いですね。楽しみです。







・・・というわけで、今月の進撃の巨人です。


○ストヘス区に巨人がやってきた!



巨人さんがいらっしゃった

アルミンによりアニ=アキ子であることが予想され、実行されたアニ捕獲作戦。エルヴィンとリヴァイは黙って若手3人組(エレン、ミカサ、アルミン)に全てを託している様子。「巨人が出現した」というエルヴィンの言葉からは冷静に状況を見守る姿が見て取れます。その後ろで、怪我のため待機しているリヴァイの少し悔しそうな顔も印象的です。
兎にも角にも、本来巨人が現れるはずのないストヘス区、むしろウォール・シーナなわけですよ。そんな場所で巨人が出たよと言われても、普通の人ならそりゃ困惑してしまいますよね。特に憲兵団というTHE・お役所仕事の人たちからすれば何のことだとなるわけで・・・。予想通りではありますが、この場面以降、アキ子を追い詰めるような憲兵団はいませんでした。対応したのは自由の翼たる調査兵団のみでした。しょうがないと言えばしょうがないんですけども。
俺の中では完全に憲兵団=残念兵団」が確定しました。いくら訓練兵時代に優秀な成績を残しても、巨人を倒す技能を活かさないというのは・・・ね。憲兵団をまとめるナイルの「巨人なんて現れるわけがない」という言葉には、この世界の平和について色々と考えさせられます。



宗教に熱心です

壁こそが神!という宗教観の皆さんによる集会が行われていました。さすがにストヘス区でニック司祭付きというのに少し都合のよさを感じてしまいますが、この後彼らがアキ子に殺されてしまうことを考えるとそれなりに重要なのかもしれません。信じるって行為も大切ですが、現実を直視しないといけない場面もあるということです。
壁を信じろ!信じることが巨人を退けるんだ!という教義にはちょっと違和感がありますよね。少なくとも巨人によりマリアは破られているわけですし、無理がありすぎです。巨人を駆逐しない限り壁は戻ってきませんし、信じるだけでは何も起きません。巨人を退ける力はそんなことでは得られません。まぁ、彼らの主張で一番分からないのは、壁を厚くすることがダメだという点でしょうか。それが一番保守的で安全だと思いますが、神聖な壁を触るなんて罰当たりだと言っていました。いや、無理だって・・・。






○アキ子vs人類〜最終決戦〜



ミカサ頑張る!

アキ子が人類と戦うのはこれで何度目でしょうか。22話の初登場から今月の33話まで出続けてますからね〜。連載誌的には1年近く戦っているわけで、トータル話数の1/3です。いや、実に長い。しかし、今月でようやくアキ子編も終了しそうです。リヴァイがいない今、頼れるのはミカサ!!君に決めた!
自分の失態で兵団の主力を失ったと反省しつつ頑張るミカサさん。ミカサがエレン以外で頑張ろうとするのも珍しいなぁと思ってしまいました。とはいえ、相手もオルオ達リヴァイ班を壊滅させたアキ子です。なかなか思うように倒しきれません。そういえば現場の指揮はハンジさんでしたね。トップ2がいない状態で指揮を執っていることを考えると、エルヴィン、リヴァイ、ハンジという順番で偉いのかもしれません。まぁ、ミケあたりに陣頭指揮能力があると思えないので妥当なのかもしれませんが。




エレンも頑張る!

そして、これが通算2度目となるエレンゲリオンvsアキ子の巨人戦。何度見ても大迫力です。カーテンを開けたら外でおっきな人たちが戦ってたらちびりそう。
しかし、対人訓練の時から連戦連敗だった通り、強さ的にはアキ子>>>>エレンゲリオンのようです。もちろん今回の戦いも苦戦しています。できてせいぜい時間稼ぎ程度。やはり巨人の扱いに慣れているかどうかも大きいのかもしれませんね。それにしても、腕がもげても、脚が壊れても、顔がぐちゃぐちゃになっても回復できるという能力はチートすぎるなぁ。エレンもそのあたりを前提で戦っている気もします。もっと自分を大切にしてほしいものです>_<
戦いの中で、エレンはアニに対して色々と思うところがあったようで。前号でもなかなか信じられないという描写ばかりでしたけど、「何のために戦っているのか」と今月号でも心の中で叫んでいました。同じ釜の飯を食っていた仲間であり、確かに仲良くなれたというほどではないにしろアニのことを知ることができたわけです。それが、そんなアニがまさか人類の敵だという事実にエレンも動揺しています。方や巨人を駆逐すると大きな声で叫んでいた主人公。何を考えているか分からないながらも人類を壊滅させようと暗躍する少女。どちらも巨人になって戦っているという不思議な不思議な場面でした。殺し合いをしてるけど、エレンとアニゎ……ズッ友だょ……!!




逃げるアキ子を追いかけるエレンゲリオンと調査兵団の面々。戦力的に調査兵団+エレンゲリオン>>アキ子なのかなぁと思いつつ、やはり人類側にエレンゲリオンがいることの重要さを再確認しました。人類だけではアキ子を捕らえることは無理でも、エレンがいれば何とかなるというまさに秘密兵器。いて良かったエレンゲリオン。いなくてよかったエレン・イェーガー(戦力的には人間状態のエレンは役立たずです)。
リヴァイ班結成時はかなりエレンという存在を怖がる場面を強調していましたけど、今回はそれほどでもなかったですねぇ。エレンゲリオンを見たことないメンバーも”戦力”としてのエレンゲリオンを認めているようでした。そういうことを言っていられる場面でもないのは当然ですけどね。
一番印象的だったのは壁を登るアキ子に対して、エレンゲリオンがミカサをその場所まで投げ飛ばした場面でしょうか。エレン、ミカサ、アルミンの仲良し3人組だからこそアキ子を追い詰めることができたと思いたいですね。アルミンのエレンを使おうという発想、エレンゲリオンの体躯、ミカサという戦力があってこそです。こういう場面が増えれば何かしらの反抗も可能なのかなぁと思います。・・・あれ、この3人だけで人類滅ぼせるんじゃない?





○アニ・レオンハート



アニの過去・・・

アニに関しては訓練兵時代のエレンとのやり取りがとても印象的ですね。父親に習ったという格闘術、そしてそれを褒めてもらったことに少し嬉しそうだったアニ。あ、もしかしてエレンが「足蹴られるの痛いから」と蹴り技習得を断ったから、アニはこんな暴挙に出ているのかも。あわわわわわわ、大変なことに気付いてしまったぞ(←ない
今月号でもエレンがアニの格闘術に対して言っていますが、アニにとって父親という存在はかなり大きいのかなぁと思います。父親に覚えることを強いられた格闘術を扱うときが一番生き生きとしている。これはエレンの錯覚でもなんでもなく、本当にそうなんだろうな・・・と。


で、今月号のアニと父親のやり取りで何がなんだかもうよく分からなくなってしまいました。父親の言う「間違っていた」は何が間違っていたのかんでしょうね。そして、「この世のすべてからお前が恨まれることになっても」という部分も気になります。”お前が”と言い切っているだけに、やはり今回のアキ子関連なんでしょうか。とはいえ、間違っていたとは一体・・・。そういえばアニは父親のことを「現実離れした理想に酔いしれていた」と言っていましたね。今回の出来事、もっと言えばマリアを破壊してからの一連の出来事が、その”理想”とやらだったのでしょうか。
格闘術を覚えることを強いられていたアニにとって、父親は大切な存在だったんでしょう。それはエレンも感じ取っていたようで、そんな父親から「帰ってくる」と約束してほしいという場面を思い出したアニは涙を流しています。帰ってくるように厳命されていましたが、父親がアキ子に関連しているようにもそうじゃないようにも見えるため、何とも言えない場面でした。



そして閉じこもるアニ・・・

無理矢理出そうとしたら、何か透明な物体の中に入り込んでいたアニ。これは一体どういうことなのか。取り出せるのか。というか、どういう原理なのか。全く分かりませんが、そのあたりは来月号で明らかになればいいですね。
なお、パッと見ですが、氷爆石を思い出しました。立体起動装置を動かす動力源でもある氷爆石。その氷爆石から出る煙と、巨人から出る煙が似ているなぁと前々から思ってましたが、何か理由があるんでしょうか。気になります。





○来る、きっと来る



やあ、こんにちは

超大型巨人が出たああああああ
おいおいマジかよ・・・。まさかここで超大型巨人が登場するとは。やはり目的はアニなんでしょうか。もしくはウォール・シーナの破壊か・・・。壁壊しでしか出てこなかった超大型さんが、ついに登場で、今後の予想が全然つきませんんな。エレンゲリオン対超大型とか熱すぎる。
いやもう貞子より怖い登場の仕方ですね。そういえば調査兵団にとっては超大型は初遭遇になるのかな??怪我さえしていなければ超大型と戦うリヴァイとか見たかったんですけど、ミカサで我慢しておこう。とりあえず憲兵団は大慌て決定ですね。次号が楽しみです。