新連載がすごくて踊りだしちゃうよ「月刊少年マガジン12月号」

月刊少年マガジンの1/5くらいが川原先生の作品という・・・。ふでかげが掲載している時の月マガは川原色が強いですね。とても素敵なことです。とりあえずふでかげはいいとしても、修羅の門はもっと一度にガッツリ読みたくなりますね。前の試合からルゥ戦が予想外に早く感じてしまった今月の話ですけど、ルゥ戦の次って誰か控えてるんだろうか・・・。何か陸奥が勝つ前提でいるあたり無印版の強さが印象に残りすぎですね。まぁ、絶対勝つはずですが。




そういや来月から安田先生が月マガ沖田総司の漫画を描くそうです。安田先生の紹介が「Over Drive」だけになっていたのが気になりました。色々とあると思うんだけど・・・。



○野球漫画・・・だよね?



正義を貫く者には痛手じゃないわ

川三番地先生、七三太朗先生のコンビはホント昔から好きです。他社ですが4P田中くん、講談社での風光る、Dreamsは野球漫画のバイブルです。基本的には嘘か真かの理論が出てきたり、風光るでのモノマネといった一味違う野球漫画が特徴です。滅多に台詞でいいなぁと思うことはないんですけど(←軽く酷いことい言ってるな)、今月の監督の言葉がグッと来ました。守備妨害をアピールしてからの一連の流れ、そしてミスジャッジとハッキリと言われた審判の表情が良かったです。
Dreamsの方が割とトンデモな部分があったりするので、月マガの方では普通に野球をしてほしいという気持ちです。そういう点で女性監督がクリーンな野球を訴えるというのは良いですね。風光るの地方3回戦・対昭文館にやられた野球を思い出します。どんな戦術で来られても乗り越えてもらいたいものです。


しかしまぁ、天のプラタナスが真面目に野球しているのに孫六さんといえば・・・



殺人術じゃ

投球術を扱ってください><;
いい加減いつまで喧嘩しているんでしょう。修羅の門が復活したからといって、そこと張り合わなくていいんです。次回でついにアメリカ編が終了らしいんですけど・・・野球してませんよ?もう一度言いますけど、野球してませんよ?孫六がいつボールを投げたのかちょっと思い出せません。あれ、さすがに2年前とかはないよね・・・?
いや、面白いことは面白いんですよ。ただ、いくらなんでもという気持ちが強くてですね。やっぱり100巻までは続けるのかなぁ。一度、野球をやってる巻数を数えてみたら面白いかもしれませんね。



QED&CMBコラボ完結



QEDとCMBの主役が競演

そういえばこの間創刊したばかりの月刊少年マガジン+に言及していませんでしたが、そちらでやっているQ.E.D.月マガC.M.B.がコラボしていました。Q.E.D.は高校の頃から読んでいますから10年以上連載しているわけですよね。マガジン+が隔月誌ですらないため、ほんとたま〜にしか読むことができなくなってしまいました。なんか・・・悲しいです。くそっ、イーノめ(←?)。とはいえ、コラボ漫画ってQ.E.D.C.M.B.好きにとってはかなりのご褒美なので楽しませてもらいました。
先月からの2話目になりますが、某国の前トップが逮捕され、どこで裁くかを国際裁判で話し合うというお話でした。そこでQ.E.D.の燈馬とC.M.B.の森羅が争うという極上のコラボ作品。マガジン+のQ.E.D.もあわせて読めば一層面白いです。
しかし、加藤先生は不思議な人ですねぇ。トリックものなのに原作も絵も担当して。それを2作品やって。しかも漫画としてではないながらも同人まで作って。ただ、俺としては本編であるはずのQ.E.D.がたまにしか読めなくて、半ばスピンオフってるC.M.B.が毎月というのが不思議だったりするんですが。月マガさん、そこんとこどーなんですか??



四月は君の嘘が面白い件



もっとも美しい嘘が生まれる

名探偵を呼んで早くこの嘘を解決させるんだ!!ただ、キドリ以外の探偵にしてね。四月は君の嘘。これが本当に面白いんですよ。かなり良作なボーイミーツガールものです。
ヒロインが音楽をやめた主人公をどうやっても連れもどそうとしているんですけど、ちょっと強引気味なのが気になってます。身体があまりよくない雰囲気があったり、昔から主人公のことを知っていたのに知らないフリをしていたり。すごくシンプルに見えるようで、どこか糸が絡んでいる雰囲気。ヒロインがもしかして主人公のことを・・・?と思いつつ、それと同時進行で主人公が音楽にもう一度突き進むかどうかという話もあったり。超オススメ作品です。
音楽ものといえば、ましろのおともありますね。今月はお休みでしたけど、あちらは絵から音が伝わってくるような作品です。「はっ!」という掛け声から三味線の音まで。全てが羅川先生の絵から聞こえてくるんですよ。一方で、四月〜についてはBECKに近い雰囲気でしょうか。ましろのように絵から音は聞こえてきませんが、雰囲気が音を見せてくれる感じでしょうか。言葉で言うには難しい表現でしたねぇ。一読をオススメします。



○あ、この子いたな〜って場面でした



いい雰囲気

DEAR BOYSの女子バスにいるむつみとまいをどこまでの人がすぐに思い出せるかという話ですよ。ジャンプでやっていた某殺戮テニス漫画のヒロインも消えていますが、それに負けないくらいDEAR BOYSのヒロインズも全然出てきませんよねぇ。せめて応援くらいでもっと出してあげればいいのに。あれ、もしかしてヒロインって杏崎になっているんだろうか・・・。そういえばミュージカルも杏崎しか出てないような?
ああ、でも藤原が今回のようにむつみに優しくしているのを見ると嬉しくなりますね。初期を思い出します、初期を。俺もこんな青春やりたいわぁ・・・って、藤原ってもうアラサーなんじゃないかと思えてきたよ。ぶっちゃけ睦が一番可愛いよ。泣き顔も◎でした。



○すごい新連載が始まった



新連載「ボールルームへようこそ

日テレ?でやっていたウッチャンナンチャンのダンスの番組が好きでよく見ていました。さすがにやろうとは思いませんでしたけど、音楽にのって自分のダンスを表現するっていいですよね。そんなわけで、新連載の「ボールルームへようこそ」が1話目からすごく面白かったんですよ。高校生のダンスといえばアフタの「BUTTER!!!」を思い出しますね。BUTTER!!!がダンス部という中での青春ものなのに対し、こちらはより競技ダンスという舞台の話が近いでしょうか。


ダンスをやらせてください

何もない。学校で先生から、イジメっ子から、そして自分自身が何もないのだと感じる毎日。そんな中で出会ったのがダンス。ボーイミーツ社交ダンス!女性と手を繋ぐ機会のないような少年がまさかの社交ダンス!!主人公が何もない自分を変えようとダンスをやろうとしたこと。そして、足の皮がベロベロになるまで、吐くまで熱中してしまったこと。1話目に青春をものすごい詰め込んでいて・・・とても胸が熱くなりました。さらに、社交ダンス、特に競技としての社交ダンスが魅せる華やかさや勢いを描いた絵にもとても惹かれました。

ふう・・・、俺も初めてみようかなとか言ってみたりして。べっ、別に女の子と手を繋ぎたいとか思ってないんだからねっ!!




手を繋ぎたいからとか思ってないんだからねっ><