え〜っと・・・生存戦略しましょうか?「進撃の巨人・第26話」

進撃の巨人が映画化!?な〜んて言われてるようですが、実際はどうなんでしょうね。よく知りません(白々しい感じで)。どうなるかは分かりませんが・・・多分見ません。漫画原作の映画は基本的に見ないようにしています。進撃の巨人であってもそのポリシーは変わらないはず。あと、映画に出演することもありません(←?

あと、昨年の冬コミに出した進撃の巨人考察本「絶望した?」に引き続き、今年も考察本を出す予定にしています。どこの出版社か忘れましたが商業で考察本が出ていましたね。よく分かりませんが、その本にも負けないように作りたいと思いますので、よろしくお願いします(白々しい感じで)。



さて、今月の進撃の巨人です。先月号までず〜っと女型巨人(仮称:アキ子)に追いかけられていました。あわせてエレンとリヴァイ班のお話が出てます。





○ハンジさんは少し自重したほうがいいよ



エレン対リヴァイ班!?

エレンがゲリオンになれるか練習しようぜと実験したら何故か不発。自傷行為=エレンゲリオンになるためのスイッチだと思っていたんですが、どうやら違うようで・・・。さらには食事中に変身してしまうという不安定さを見せます。そしてエレンへと敵意を剥き出しにするリヴァイ班・・・。
まぁ、そうなりますよね。いくらエレンがトロスト奪還で活躍した半ば英雄気味の存在とはいえ、実際には100年以上続く人類の敵。さらにはミカサを襲ったという事実もあります。いくら仲間とはいえ、同じ屋根の下で住む人間とはいえ、信じられない部分はあるはずです。もっと言えばリヴァイ班はエース班なわけで。危険を察知すれば敵意を出して当たり前ですよね。これも1つの生存戦略ですよ!!


しかし、そんな緊張走る場面の中で救世主が登場!!



ハンジさん登場(よだれ付き)

まぁ、ちょっと空気読むべきではあるけどね。
触りたがりのハンジさんが登場し、エレンをリヴァイ班が囲む状況を少し緩和してくれました。こういった場を和ませる(?)行動を取れるのも強みかもしれません・・・。


生き急ぎすぎです

まぁ、ちょっと空気読むべ(ry




○すごいぞオルオ・ボザド!!
ハンジさんの暴走後、リヴァイ兵長から少し弁明がありました。「生きて帰って一人前」という調査兵団にあって、かなりの猛者を集めていること。そんな人間だからこそちょっとした危険に対しても反応する、できる。少し誇らしげに語っているようにも見えましたが、こういった言葉の節々から仲間を信じていることが伺えました。そういえば、週マガ出張版のリヴァイはとても仲間思いでしたね。冷酷に見えて、実は熱いタイプ。これは人気出るわ・・・。



オルオが超優秀

しかし、話の中に出てきましたが、意外にもオルオが優秀でした。てっきり”うっかり八○衛”キャラで、皆の足を引っ張っているのだとばかり・・・。補佐なしでの単独討伐が多いというのは、エース級と言ってもいいでしょう。いや、これは本当に驚きましたよ。
ところで、討伐数っていちいち報告しなきゃいけないんですねぇ。まぁ、討伐数を覚えているリヴァイも立派ですが・・・。何にせよ、オルオ、ペトラ、エルド、グンタ、彼らの生存戦略は超一流です。




○エレンゲリオンについて



何かしらの目的が必要??

先月号の時にも書きましたが、巨人化するためにはやはり”何らかの目的”がなければ変身できないという結論に至っています。よく分からないんですが、スプーンを取るまでにエレンは”何か”をしなかったんでしょうかね。今回はスプーンを掴んでますが、例えば穴から出るためにロープを掴んだりしたら?とか思ってしまうんですよね。他に理由があってもいいとは思うんですが・・・。



ハンジさんの巨人考察


「これは自然に発生したものではない。道具のようなもの。」
「人を食べる存在でしかない巨人は何にとって都合がいいのか。」

上の発言は、エレンが操る巨人能力、つまり知性がある巨人に対して言っているんだと思います。そして、下の発言は知性のない巨人たちについて言っているはず。ハンジさんが考える知性のある巨人は”何かしらの目的がある”と仮定しています。現時点ではあまり多くは分かりませんが、元々の発生理由が、例えば”壁を造る”ことを目的としていたら面白いなぁと思っています。前々から壁については謎が多いわけですが、人の手で造るには手に余るかと思うわけで。大きな壁を造る目的が巨人に与えられていたとしたら・・・。まぁ、その壁が巨人から身を守る〜というのも不思議な話ですが。
もう1つ。人を食べるだけの巨人の存在意義について。決して食欲を満たすために人を食べているわけではない(と思われる)巨人。奇行種なんかもいるわけですけど、人を減らしているためだけにしか存在していません。何より食べた後に吐いていますからねぇ。ゲロゲロ。実は食べられた人の塊が壁の原材料なんだぜ!とか言われてもやだなぁ。とりあえずは、戦争の道具だった〜という理由が妥当なところでしょうか。諌山先生のことなので、ビックリする理由を考えているに違いないとは思うんですけどね。




○やっぱり仲間って大切ですからー



仲間を信じるって正しいことなんだよって・・・

冒頭にも書いてますが、エレンという存在は実に微妙なバランスに立っています。巨人を駆逐するという夢物語を語り、訓練兵団の頃から少しずれた人間でした。数少ない理解者もいましたが、今では化け物扱いまでされる日々。調査兵団に入り、そこでも邪険に扱われたら辛いはず。
ただ、それでもエレンという人間を信じてあげたのがリヴァイ班。エレンが間違って変身して剣を真っ先に抜いたのもリヴァイ班。死地に赴く仲間として、エレンに対して剣を抜いたのは通過儀礼だったのかもしれませんね。


もうね・・・、ものすごく仲間意識を感じたお話でした。何度も言っていますが、進撃の巨人はただ人類が生き残ろうとするだけの作品ではありません。巨人が壁を壊した、巨人に人が食べられた、巨人を倒した。そんなこと以上に、エレンやミカサたちの関わり合いを描いた作品でもあります。その中で、リヴァイ班がリヴァイ兵長を信頼しているという描写、そして同じ班に加わった英雄・エレンを仲間として信じたい、エレンに信じてほしいと思う”仲間”たちの話。色々と伏線ありの作品ではありますが、キャラ萌えになりがちな作品ではありますが、そこをしっかりと押さえたい作品なんだと思うわけです。OK?



「私たちを信じて」


ペトラのこの一言に感動すら覚えました。もちろんペトラたちは、エレンを信じきれなかった罰として自らを律してます。



ガッ

ペトラたんの傷口ペロペロしてあげたいお( ^ω^)




○アキ子の生け捕り成功!!



とらわれのプリンセス・アキ子

アキ子の話に戻りますが、何と何とアキ子から逃げ回るような行動を取っていたのは全て演技だったようです。もちろんそれまでに数多くの犠牲は出てしまいましたが、生け捕りという最高の結果を生み出しています。これで誰がエレン以外の知性を持つ巨人であったのか、さらには首謀者まで分かれば万々歳です。
ちょっと面白いのが、真っ先にアキ子は首の裏を守っているんですよね。本当の本当に知性を持って行動していたことが分かります。しかも咄嗟の行動で。エレンも頑張ればあそこまで扱えるようになるのかなぁ。できれば変身に必要な条件なんかを教えてもらえたらありがたいですよね!


そういえば変身解除したら逃げることができたりすんじゃないかと心配してます。まぁ、リヴァイがそれを許すとは思えませんが・・・。あと、待ち伏せをしていた=アキ子が来ることを知っていたということになるかと思ったんですがどうでしょう。きっと巨人を生け捕りにするやり方が今回の方法なんでしょうけど、準備がいいなぁとちょっと思いました。






最初の話に戻ってしまいますが、いやまさかの実写化ですか。公式発表らしきものが出ていませんけど、あわせてのアニメ化なんてのもありえるかもしれませんね!そうなったら・・・どうしよう。検証サイトみたいなのがたくさん出てきて、ここで頑張る意味もないかなぁ〜、あはは。別マガも発売日に出ませんしね(←
来月号のアキ子さんがどうなるか・・・。これは本当に重要な話になりそうです。話的にもちょっとした区切りになるかもしれません。実に楽しみです。次回も生存戦略しましょうか。