ガーソはクソ監督(←結論)「砂の栄冠」

週刊ヤングマガジンで連載中の「砂の栄冠」が面白いです。地元のおじいさんに託された1000万円という大金を中心とした野球物語。ダメな奴らしかいない中で孤軍奮闘する主人公の七嶋に燃える青春?野球漫画です。

最新の4巻ではセンバツ21世紀枠に生き残るべく、県内でも最強と言われる浦和秀学を相手に互角以上の試合を戦っています。エース榎戸・4番郷原は次年のドライチが確実といわれており、ぶっちゃけ七嶋だけでは勝てないような相手でした。それでも互角となったのは、七嶋による”いい子ちゃん作戦”です。



打たれて怒られる榎戸(細眉)

大会を通じて初球に手を出さず、ここぞで初球打ちをした七嶋。さらには眉毛も剃らず、マウンドでも好印象を与えるといういい子ちゃん作戦が功を奏します。完璧に作戦勝ちでした。
それでも、さすがは強豪。ドライチだろうとしっかりと叱れる監督がいるというのは立派です。それを受け止めることのできる土壌があるのも素晴らしい。七嶋によって敗れた浦和秀学ですが、今の七嶋たちのチームには見られない光景です。え、ガーソ?七嶋曰く”お気楽”ですって・・・。





ガーソは地蔵にだってなれるんだぞ!

監督の采配が必要な時に地蔵になって思考を止めます。ガーソはそういう監督です。当たり障りのない采配しかせず、やることなすこと消極的。分かってる人にはダメ監督の烙印が押されています。そんな監督をも引っ張らないといけない七嶋がかわいそう・・・。


仮にも夏の県大会で惜しいところまで行ったチームが、いつのまにか七嶋のみのチームに変わっていました。監督に至っては足を引っ張ります。守備はエラーばかり。何度読み返しても、よくこれで大会を勝ちあがれたなぁと感心してしまいます。



ガーソはノックが下手

おまけにこれですよ。守備が酷いのはガーソのノックが悪すぎるせいです。
いや、別にいいんですよ?下手糞だって采配が悪くたって。それでも自分の力量を理解しているなら全然いいんですよ。それなのに・・・






度胸が必要なんですよ(キリッ

(ノ ゚ρ゚)ノ ┫:・'.::・┻┻:・'.::
ガーソwwwwwお前は何もしていない。何もしていないんだ。・・・是非気付いてください。采配もダメ、ノックもダメ(⇒チームの守備崩壊の原因)、それとあわせて自惚れているダメ監督です。いや、これは本当に七嶋がかわいそうになりました。このチームでよくぞ浦和秀学に勝てたなぁ・・・。





伝説のノックマン登場!

しかし、伝説のノックマンが登場してから風向きが変わります。アメリカでも有名なノッカーとして、どの位置にでも精確にノックが可能。ガーソのノックとは天と地です。
まぁ、そんなスペシャリストが普通に手伝ってくれるわけもなく、1ヶ月で100万円を請求されてしまいました。ただ、七嶋には1000万円があります。使わないでおこうと心に決めていたお金ですが、チームの強化には必要であると判断し、3ヶ月、つまり300万円を支払います。ようやく初期の1000万円が手元にあるという設定が生きてきたなぁと思う出来事でした。最初はもっとお金をめぐってドロドロになると思ってたんですけどね。


変な説得力のある漫画ですが、現状のガーソがクソ監督という足枷をどうにかしていくのが必須だと思います。こいつでは甲子園でも勝てないでしょう。それを覆す何か、負けのイメージから勝つための流れを作り出す伏線が少しずつ出てきているのが非常に楽しみです。まずはノックマンがガーソに睨まれている現状をどうにかしないと・・・。いや、お前がダメだから皆頑張ってるんだよ?本当にガーソはクソ監督だなぁ(←結論)。