ロボット新時代の幕開け「BUSTER DRESS・第1巻」




スパロボOG ムーン・デュエラーズ(以下、OGMD)をクリアしました(現在3周目)。OGシリーズでは、基本的にレオナ(ズィーガー)とエクセレン(ヴァイス)で特攻するスタイルなんですが、今回はスパロボJシリーズの機体が強くて、こいつらだけでいいじゃないか・・・・と思ったりもしました。2周目ラスボスですが、レオナ・エクセレン組、カルヴィナ・ギリアム組、イング・リョウト組だけで倒せました。←当たらなければどうということはない
おそらく古臭いスタイルというか、昔でもレオナ・エクセ特攻なんてやらないと言われそうですが。まぁ、最近のスパロボだと誰を育ててもそれなりなのは良いことなのでしょうね。逆にヒューゴとかタスクとか使わないですし、何気に親分とかも使わない方です。レオエク特攻で蹴散らし、ボスには虎龍王とGコンパチの覚醒熱血祭りが基本路線です。同じことやってるって人がいたら握手しましょう。









鉄の巨人

ふと思ったのですが、ロボット漫画って少なくないですか?人が乗るようなロボットを描いたアニメやゲームは見かけますが、漫画となるとなかなか無いような気がします。昔であればパトレイバーでしょうか。講談社だと、シドニアであったりサクラブリゲイドといった作品が、近年、頑張っているように思います。シドニアはアニメにもなって有名ですが、シリウスで連載しているサクラ〜もかなり良いロボットものなのでオススメです。漫画だからこそできるロボロボしい作品が量産されるといいなと思います。
そして、別冊少年マガジンでは、これまでのマガジン史の中でもかなり稀有なロボ作品を生み出しています。貞松龍壱先生の「BUSTER DRESS」。正直、マガジン編集部を褒めたたえたいです。よくぞこれだけの才能を持ってきたな、と。素直にロボットがかっこいい作品を世に出してくれたな、と。ロボットが超かっこいいです!!!


このロボット漫画がすごい

作品のタイトルにもなっている『バスタードレス』という単語ですが、単純に解釈するとドレスをバスターするというものになります。なんじゃそら、という気にもさせますが、別に変態がドレスを破いてまわるようなお話ではありません。この作品に出てくる知能を持ったロボット兵器を称して『バスタードレス』と呼ぶそうです。一応余談ですが、このバスタードレスという単語は作中でもちょっと意味深では?と思う部分もあります。特にドレスを着たあの子が気になる・・・・。


表紙カバー裏

貞松先生は精力的?にネットを活用しているので、調べれば、わりと設定絵などを見ることができると思います。ちなみに、↑は表紙カバーを外したところで見れるバスタードレスの設定絵。おいおい、かっこよすぎですか?男の子なら、この設定絵を見ただけでもテンションマックス!ですよ。
これは主人公が乗る『ガンホーク』と呼ばれるバスタードレス。作中の設定では、ほとんど同じバスタードレスは無いそうで(多数出てくるバスタードレスを貞松先生は設定作ってるってこと?)、乗り手に合わせたフレームを組んでいるようです。バスタードレスは量産機のようで量産機ではないということです。さらに、それぞれのバスタードレスには特殊なAIが組み込まれており、戦闘のサポートや的確なアドバイスをくれるわけです。さて、そんなAIを皆さんならどう思うでしょうか?やはり道具?もしかすると仲間?家族?主人公の葵晴斗(あおいはると)は、ガンホークを大切な家族のように思っているようですが・・・・。






ガンホーク(銃を持つ鷹)

唯一の家族・兄を失った晴斗。兄が死んでしまった宇宙で働くことを決意し、新しい家族となるガンホークと共に戦います。作中では様々なバスタードレスが出てくるものの、どうもガンホークが特殊なAIなのでは?と思う描写が多々あったりします。晴斗が戦闘で勝てるようなサポートというよりは、晴斗を守ろうとしていると思わせるところがあったり。他のAIが機械的な会話しかしないのに対して、少々人間味のある会話をしてくるなど。そして、これが話の重要な要素となっていきます。


舞台はセカンドアース

晴斗たちバスタードレスを操る部隊は、セカンドアースと呼ばれる太陽系12番目の惑星に向かいます。セカンドアースは、人間が飽和してしまった今の地球から抜け出すべくテラフォーミングされた惑星・・・・のはずだったのですが、謎のテロにより占領されてしまいます。今の地球に住む人たちの暮らしを守るため、晴斗たちはセカンドアースへと向かいます。


まぁ、単なるテロではなかったわけですが・・・・。







待ち構えていた白いバスタードレス

第1話はここ(http://www.shonenmagazine.com/bmaga/busterdress)から読めます。第1話のラストで出てくる白いバスタードレスとの、セカンドアースでの出会いが晴斗の運命を大きく変えていきます。というか、この白いバスタードレス(名前はアストランティア)がかっこいいですね。あと、1巻の中で晴斗がこのアストランティアと話す機会もあるのですが、その場面が可愛いので必見です。


ちなみに、このアストランティアもガンホークと同じく人間味のある会話をしてくれます。他のAIは機械的な言葉しか話さないのに。ガンホークやアストランティアと、それ以外のバスタードレスの違いは何なのでしょうね。さらに、この違いがテロ(と目されているグループ)との戦いに重要な要素となっていくわけですが、ほどよいネタバレになるので読んでほしいところです。









ガンホークと晴斗のこれから

正直言うと、晴斗って頼りないんですよ。精神的に弱い気がします。家族?であるガンホークには強く言えるけど、他の人にはわりと弱気な気がします。いわゆる内弁慶ですね。あと、他人の好意に鈍感なタイプでもあります。まだ1巻ですが、すでにヒロイン候補が2人と1デジタルいるんですけど、うまいこと恋愛話とかになるといいなぁと思っています。もちろんゴリゴリの硬派でもこの作品は面白いでしょう。ただ、女の子たちが可愛いので期待はしています。
とある理由でガンホークが動かなくなる第1巻。謎のテロ組織どころか、国を地球を滅ぼしかねないお姫様がセカンドアースにいたという事実。セカンドアースをテロ組織から解放する目的でやってきた晴斗にとっては、踏んだり蹴ったりの展開が待ち受けます。そこから成長していく姿に期待したいところです。まさかミイラ取りがミイラになるなんてなぁ・・・・。





読感としては、スパロボを“読んで”いるようだ」でした。この感情を理解してもらえれば嬉しいです。ロボット作品を漫画で読める、しかもかっこいいロボットたちが活躍するのを読めるのは至福です。何度も言いますが、よくぞこの才能を連れてきてくれました!別マガに限らず週マガなどは、基本的にSFやファンタジーをやってもロボットはなかなかありませんでしたからね。ここからロボットブームが?なーんて期待したりもしています。機体だけにね。
実のところ、1巻ではまだまだ真相にもたどり着かない状況ですし、晴斗があたふたしているだけと言ってもいいかもしれません。とはいえ、謎の敵が晴斗に固執していたり、仲間の女の子の裸を覗けたり(重要)、バスタードレスたちが超かっこいい作品となっています。特に伏線となりそうなところが見えており、物語としても厚みが出そうなところは期待大。機体だけにね。おそらく2巻以降からもっと面白くなると思います。
それと、何といってもバスタードレスというロボットのかっこよさは素晴らしすぎです。おそらく、ここ最近スパロボをやっていた影響がある気もしますが・・・。というか、スパロボに出てくれないかな???講談社が誇るロボット漫画たちがスパロボに出たりしたら面白いと思いますけどね〜。



この素晴らしい風俗に祝福を「匿名の彼女たち・第4巻」

※風俗を描いた漫画です。そういったことを毛嫌いしている方はそのままお帰りください。このブログの好感度のためにもお引き取りください >□< ウヒャー






風俗〜♪あるある言いたい〜♪




風俗あるあるはやく言いたい〜♪





(中略)





風俗あるある言いたい〜♪





・・・・・。






お絵かきしてる女性が出てくると男のテンション下がりがち〜♪
※お好きなメロディでお楽しみください
※このあるあるは人によります
※風俗嬢はタバコ吸いがち〜ってのも思いつきました











たそがれ風俗叙情詩

ヤンマガで連載している「匿名の彼女たち」
風俗版・孤独のグルメとはよくいったもので、そのままテレ東でドラマ化してもらいたいと思うこともあります。というか、風俗雑誌で連載してそうな作品が、天下のヤンマガにいるというこの奇跡。さえないサラリーマンが、土地土地の風俗に行ってはいろんな女性と出会う、いろんな風俗嬢と一期一会する作品。
この作品には男のロマンが詰まっています。
読む楽しみとしては、日本全国津々浦々の風俗タウンを訪れる主人公を見つつ、へ〜こんなところにも風俗街があるんだというのを知る。風俗に行ったことがない人にとっては、風俗ってこんな感じなんだと知る。男女の一期一会物語として“何気に”完成されている漫画としての楽しみ。
とりあえずエロ漫画に類するものとは一線を画すものがあります。







裏表紙の女の子で吟味

例えばこちらは匿名の彼女たちの裏表紙です。彼女たちの後ろ姿を見て何を思うでしょうか。ぶっちゃけ女性なんてだいたいこんなもんです。中肉中背。いい感じの大きさの胸。エロ漫画にはいませんが、現実には存在する。超の付く美少女なんていない。モデルのような体系の女の子なんていない。だからこそ、そそる。この微妙なライン・・・・分かるでしょうか?



しかしながら、この漫画で抜けるかと言われたらそうでもないのが玉に瑕。








沖縄にて

主人公はサラリーマンの山下貴大(33歳・独身)。趣味は風俗。彼が行く先々で息抜きに風俗に行っています。このあたり食欲を満たすために活動している彼を思い出しますね。
例えば4巻冒頭は沖縄。沖縄は昔もお盛んだったそうですが、今では風俗街と呼べる場所も減っているそうです。ちなみに、主人公の山下が行った場所は沖縄の辻。どうでもいいですが、沖縄に行ったことないので一度くらい行ってみたいものです。せっかくの沖縄で風俗行くかと言われたら絶妙に何とも言えませんが。観光とかしなよ・・・・。
沖縄でお世話になったのはヒカルさん(24歳)。沖縄の女の子らしく日焼けした肌が素敵ですね。プレイ後に発覚してますが2児の母親だったそうです。このオチを引き当てたり、あえて沖縄の女の子を選ぶ(内地から出稼ぎ?で来ている女の子も多いようですが)あたり、主人公らしいなと思います。なお、可愛い女の子を引き当てる“風俗勘”や“風俗運”を持っていると宣っていますが、ヒカルさんを引き当てる時にウエストを判断基準にしているあたり、無難という声が聞こえ・・・(ry


はぁ〜おっぱいおっぱい

1〜3巻だけでも相当色んな土地に行っていますが、4巻では沖縄の辻、滋賀の雄琴、札幌のすすきの、新宿の歌舞伎町、池袋西口、埼玉西川口、茨城天王町などなど。個人的には都内某所のあくどい振替店話が好きです(漫画として)。あえて都内某所とするあたり気を使ってるなと思いましたが、とりあえずHPで見た女の子を呼んだら、全く違う女の子が来たというお話。胸の大きさどころか顔すら違うというね。山下は胸の大きさに憤慨していましたけど、一生懸命な女の子に対してはそれなりに優しいのでそのままプレイという流れになっています。こういったところもまぁ醍醐味なのかなとも思いますが、自分だったら勘弁願いたいものです。
とりあえずまぁ、おっぱいがあればいいや。←極論


NK流とは

さて、全員紹介してもいいですが、この作品の面白いところは風俗街の昔と今を描いたりするところも見どころだったりもするわけで、そういう意味では西川口のお話などは興味を持って読めました。昔はNK流=西川口流と呼ばれるゴニョゴニョなサービスを受けることができたそうですが、今では下火とのことで。そんな昔から働いているオネーサンが山下のお相手をしてくれています。プロフィールでは23歳だったのに、実際は35歳というのもご愛敬。これもまた風俗の醍醐味ということで。


この作品は風俗に通うオッサンの漫画、にもかかわらず物語を読ませにくるのがなんか卑怯(褒め言葉)。女の子にも、その土地土地にも、色々と歴史があるのだな〜となぜか感慨深く読めてしまうわけです。まぁ、結局は抜けないわけですけど。







会社の後輩

4巻最大の見せ場となったのは、やはり山下の後輩とのお話でしょうか。仕事を応援してあげたり、逆に励まされたり。そういった良い関係を築いてきた後輩ちゃんがいたんですけど・・・・・。










エッチなことに興味あるんですぅ

夜のお仕事やってました。
↑の台詞だけだと本心まで伝わらないのが残念ですが、彼女も色々とあるようなんです。そう、色々と・・・・。とりあえず色んな女性が夜の蝶になっているということです。もしかしたらアナタの・・・。
なお、山下は偶然後輩ちゃんを見つけたようで、わざわざ確認のために彼女を呼んだ(いわゆるデリヘルとして)流れになってます。ただし、彼女を抱くことはしておらず、お金どうなったんだろう?という疑問だけが残るばかりです。結局は彼女は会社を辞めてしまいますが、会社の噂ではお金が必要だったようなことも言われています。真相は闇の中ですが・・・・。風俗を趣味になどせず、真っ当に彼女とぶつかっていればまた違った結末もあったかもしれません。
それはそれとして、ただでさえ抜けない漫画なのに、“抜いてないオチ”だった場合どうしろという気もしなくもないですね。








はじめの方でも言っていますが、やはり風俗版・孤独のグルメというに相応しい漫画だな〜と思います。その土地の風俗(食べ物)がある。その土地で出会った風俗嬢(街の人やお店の人)がいる。ちょっとした人情話だったり、性的に満足(お腹が満足)できたり、色々と類似点が多いといえるでしょう。思いのほか読み応えがあるというのも加えたいところですかね。風俗に興味がなくても面白い漫画だと思います。まぁ、嫁さんや彼女のいる人の本棚にこれがあったら何を思われるかは何とも言えませんが。
けっして風俗を推奨している漫画というわけでもないのがミソかもしれません。男性はもちろんですが、女性でも意外と読める作品かもなぁと思ってます。←むしろ女性の意見を聞いてみたいですね。




あと、ここまで書いといてなんですが、風俗とか行きませんからね?お金もないですし、真実の愛を見つけるのに精いっぱいですよほんと(好感度対策)。キャバクラで精いっぱいです。まぁ、仮に行くことがあるとすれば、作者の五十嵐先生にでも誘ってもらって取材に行くという流れになれば・・・・。五十嵐先生、ヤンマガ編集部の皆さん!お誘いお待ちしております。

君のことが好きだから、そう叫んだ声を僕は聞いていた「AKB49〜恋愛禁止条例〜」




AKB49〜恋愛禁止条例〜が終わり、すでに“みのロス”に陥ってます。日曜から?だったかのマガポケでの全話無料という奇跡的なイベントも乗り越えつつ、やはりAKB49は神作品だったなと思わされるわけです。特に終盤での盛り上がりは漫画史に残るものだったように思います。

251:ひこうき雲
252:汚れている真実
253:大声ダイヤモンド
254:会いたかった
255:最終ベルが鳴る
256:放課後☆下剋上
257:RIVER
258:初日
259:ヘビーローテーション
260:桜の花びらたち
261:シアターの女神
262:AKB49

ラスト10話くらいのサブタイトルをまとめました。←最終巻に向けて全話サブタイトルをチェックしてありますが、使い道が・・・・。
今さら言う必要もありませんが、AKB49というラストを除いて、正確には放課後☆下剋上というタイトルを除いて、AKB48の実際の楽曲が使われています。28巻の巻末コメントで宮島先生も言っていますが、実際に曲を聴きながら読んでほしいと言わしめるほどにリンクした物語を描いています。そう考えると「放課後☆下剋上って結構異質だなぁと思ったりもするわけで。




有栖莉空が初めてみのりを知った曲

ちなみに「放課後☆下剋上という曲は、みのり、寛子、愛ちゃんのGEKOKU嬢時代の楽曲です。もっと言うと、アリスがみのりに出会った時の曲であり、第199話10年桜でみのりが手話った曲でもあります。余談ですが、この10年桜も実際の楽曲になりますし、いなくなるアリスに対してまた会おうというメッセージめいたものでもありました。残念ながら今回そのあたりは余談になりますので、是非是非199話(23巻)を読んでもらいつつ10年桜を聴いてもらえればと思います。
でまぁ、放課後☆下剋上はみのりにとっても、特にアリスにとっても重要な楽曲になります。その上で、第256話でアリスがファンからの批判を受けることを理解しつつ踊った仮想の楽曲となります。実は全く音が聞こえていないのに、メトロノームでリズムを取り、それでもファンを夢中にさせたという神がかったパフォーマンスを見せたアリス。もし彼女が、天才と言っても過言ではない彼女が、あのままアイドルをやれていたら・・・・と思うとちょっとだけ寂しくもなります。








好きってだけじゃダメなの?

圧倒的な成績を叩きだしたうえでAKBの研究生になった彼女は、泣きながらAKBに入りたいと願いました(第187話、22巻)。それは大好きなみのりの近くにいたいという願い、聞こえなくなる前に声を少しでも多く聞きたいという彼女のわがままでもあります。いや、これから続く彼女の長い長い人生の中で、ほんの少しだけでも素敵な人生にするための願いだったと言えるでしょうか。
まさかあんな抜け方になってしまうとは思いもしませんでしたけど、みのりの近くにという願いで入ったAKB48ではなく、いつの間にか本当にAKB48の一員になっていたことは・・・・とても嬉しくなりますよね。








君のことが好きだから

でまぁ、ようやく本題になりますが、耳が聞こえないことを独白するアリス回が第187話君のことが好きだからとなります。アリスがみのりに出会ったこと、好きだけじゃダメなの?と願いAKB48に入ったこと、自分の神席はみのりの右側だと、そういったことを語ったお話となります。
ここまで言うと、大体言いたいことも分かってくれてる人もいそうですし、分からない人もいるかもしれませんが、この君のことが好きだからもAKB楽曲になっています。もっと言えば、「256話:放課後☆下剋上」の次の話である第257話のサブタイにもなっている「RIVER」のB面曲でもあります。もっともっと言えば、RIVERのB面曲にはひこうき雲があり、ひこうき雲の第251話はみのりがいなくなった回でもあります。後述しますが、この「君のことがすきだから」はアリスのテーマ曲みたいなものだと思うわけです。そしてひこうき雲は去っていく人の歌でもあります。さらに「RIVER」は困難は多々あれど、まっすぐ、まっすぐ、進め進めと歌った楽曲。
ひこうき雲でみのりがいなくなり、君のことが好きだからと踊ったアリス、そしてRIVERで覚悟を決めたみのりが舞台に戻る。もうちょい言うと、実際のひこうき雲が、実際のAKB48の公演5th Stage「恋愛禁止条例」での一曲だったというのも何ともすごいリンクですよね。どこまで狙っているのかは分かりませんが、とにかく神がかっているとしか言いようがありません。


さてさて、さらに超本題へとようやくやってきますが、君のことが好きだからという楽曲。知らない人は歌詞を読んでみてほしいなと思います。もちろん歌も聞いてもらいたい。歌っているのはアンダーガールズという、いわゆる総選挙の選抜メンバーのちょい下くらいで選ばれた子たちによるものです。
個人的にも超好きなアンダー曲だったりします。というか君好き嫌いな奴っているんか?まぁ、歌詞は何かが怖いので載せませんが、是非是非読んでもらいたいなと思います(参考:http://j-lyric.net/artist/a04cb7c/l01c2e8.html)。そんな歌詞を読んでいると、やはりアリスのテーマ曲みたいなものだなと思ったりする部分もあります。そう考えると、本当は256話のサブタイって君好きが入ってもおかしくなかったなと思いつつ、もうすでに187話でアリスのために使ったのだから、放課後☆下剋上で正しいのだろうなと思ったりもするわけです。




・・・・とりあえずまぁ泣いちゃうよね。神作品だよ、ホント。



サウナ中毒者たちからの金言「マンガ サ道〜マンガで読むサウナ道〜・第1巻」




ちはやふるもようやく最後の全国大会となっています。どうなるかは雑誌でだいたい把握していますが、やはり横に太一がいてくれたらなぁと思ったりもします。とはいえ、今まで皆のために色々と犠牲になってきた太一が成長しようとしている姿は応援したくなります。太一がいなくなって、今まで背中を見せることで皆を引っ張ってきた千早が、皆の背中を押す役割になっているのも見逃せません。もうすぐ映画もありますし、今年はかなりのちはやふるな一年になるだろうなと予想。そういや個人戦ってあるんだっけ??











ちはやふるといえば、漫画で学ぶかるた入門書と言っても過言はないでしょう。近年だと漫画で学ぶラグビーといえばALL OUT!!を挙げるでしょうか。風俗を学びたければ「匿名の彼女たち」を読め、となるわけです。
とにかく漫画で新しいことを学べることはとても素晴らしいことだと思います。というか、“自分の知らなかった様々な事象を教えてくれる漫画”というだけで評価は相当に高くなります。個人的にめちゃんこ好きなタイプの作品となるわけですよ。というわけで、今回は“サウナ”のハウツー本を紹介。




サウナって、サウナって・・・・・結構奥深いんだね!!







中毒者1000万人

「マンガ サ道〜マンガで読むサウナ道〜」という作品ですが、これを描いているのが謎の“サウナ大使”ことタナカカツキ先生。ちなみに表紙の右上にいる方です。そもそもサウナ協会ってあるんだという驚きと、そのサウナ協会から認定されたサウナ大使が描くサウナハウツー本というだけで興味を引くではありませんか。
公益社団法人日本サウナ・スパ協会http://www.sauna.or.jp


お風呂は好きなんです、お風呂は。出張でホテルに泊まるときも、できるだけ大浴場のあるホテルを選んだりもしますし、スポーツジム後の風呂も長湯が多いですね。旅行なんか行った日には風呂>食事>観光くらいの位置づけで生きています。でも、サウナはどこか敬遠していたんですよ。だって何もせず熱い部屋にいるだけでしょ?何が楽しくているんだ?何で辛い思いをするんだ?と思っていたわけですよ、この本を読むまでは。








ととのいました!

“ととのう”という概念がサウナにはあります。
サウナ中毒者、いわゆるサウナーの方々は、この“ととのう”という感覚に包まれているようです。それは、サウナに入るだけではない、サウナと水風呂と休憩の繰り返しによって紡がれる魂の開放。気持ちいという感情ではなく、ととのうという心情が身体を包むのだとこの漫画は説いています。うーん、なんかすげえ。


サウナのハウツー

サウナ→水風呂→小休憩→サウナ→水風呂→小休憩→サウナ→水風呂→大休憩

基本は上記の流れによってととのうことが可能になるそうです。もちろん個人差もあるようです。とはいえ、よくよく思い出してみると、風呂場で小休憩しているオッサンが結構いるんですよね。もしかすると彼らもととのう途中だったのかもしれません。
余談ですが、例えば水風呂一つとっても色々と流儀があるようです。入り方とかではなく、温度などもととのうためには重要な要素になるようです。作中では名古屋の「ウェルビー:http://www.wellbe.co.jp/event/morinosauna/推していましたが、水温が14℃(←水風呂としては冷たい部類)なのがとにかく良いそうです。さすがにそこまで極めるには至っていませんが、そんな概念もあるのだなということが作中で描かれます。



ロウリュ

そして、サウナ自体にも色々とあるようです。近年、どうやらサウナブームが来ていたようですが、それを牽引しているのが「ロウリュ」というものです。そういや聞いたことあるな〜程度でしたが、サウナの中で水蒸気を発生させ、スタッフさんが風をおこすことで熱風を楽しむものだそうです。ちなみに、フィンランド発祥のサウナ風呂とのことで、作中では大阪の「ニュージャパンスパプラザ:http://newjapan.co.jp/spa_plaza/が紹介されていました。
あ、この本の巻末には各都道府県のオススメサウナが載っているので一読をオススメします。残念ながら近場にはなかったですが、2巻以降の情報に期待したいところです。←トッププロサウナーが選んでいるので間違いないと思います


というわけで、サウナに入ったことはありますが、ロウリュはないんですよね。いきなりロウリュに突入してもいいものなのでしょうか?できればロウリュのない普通のサウナでととのう感覚を得てからの方がいいのでしょうか?いきなり熱風に当たったら倒れそう??うーん、それでもロウリュで頑張る熱波師さん(タオルなどで風を作る人)を見てみたいし、ロウリュ後の熱波師さんへの拍手ってのも見てみたいものですが。







偶然さんという要素

作中では基本的に、サウナ大使であるタナカカツキ先生と、偶然さんと呼ばれるオジサンが登場します。もちろんサウナ大使も博識ですが、この偶然さんという人もなかなかすごく、サウナを楽しむだけではなくてサウナの提供側を育てることを無自覚にやっている人だったりします。偶然さんの家の近くのサウナ屋さんでは、偶然さんによる独り言にも近いアドバイスにより、居心地の良いサウナが出来上がっているそうです。そのあたりはサウナ大使ではできない部分。
それ以外にも、偶然さんのサウナの楽しみ方がサウナ大使とはまた違うもののため、いろんな角度からのサウナを見て取ることができます。この手のハウツー本で陥りがちな知らない人“だけ”向けではなく、サウナを知っている者同士の会話があることでハウツー本としての深みを与えているな・・・・と勝手に思っています。そういう意味でも、偶然さんは重要ですね。←匿名の彼女たちで言う滑方先輩みたいなものです


他にも、ちょっと変わったサウナーさん、サウナーと熱波師さんとの関係、良いサウナとは、女性サウナー物語、マナー(タトゥー)問題などなど。サウナだけでこんなにも話が作れるのか??と本当に驚くばかりな作品です。







水風呂は重要

でまぁ、ちょっと自分の話になりますが、そもそも行ってるスポーツジムだと水風呂がないんですよねぇ。というか、小休憩もしづらいですし。本当のサウナを堪能するためには、サウナの基本を押さえたうえで、サウナに突入する必要があるのだなと思います。それでなければ、ととのうことって難しいのでしょう。そういう意味では、大前提たるサウナの基本を学ぶために、この作品を読んでおくことは重要なのでしょうね。







漫画的な面白さもありつつ、今まで知らなかったサウナを知ることのできる良い漫画だと思います。だてにサウナ協会が推奨していませんよ。
昨今の現代人は、暇があればスマホを見て時間をつぶしますが、サウナに入ったらそんなことはできません。というか、スマホなどに時間を取られすぎなのかもしれません。そういう意味でも、スマホを手から離し、じっくりとじりじりとサウナを堪能する時間を作ってみるのもいいかもしれません。そもそも“ととのう”というものを体験してみたいですしね。
本当のサウナを堪能できていない人向けに。サウナを知らずに生きている人向けに。まずはこのハウツー本を読んでみてはいかがでしょうか。サウナの世界へようこそ!!←まずは自分からですけどね



江川タクマと書いてピエロと読む「ベイビーステップ・第38巻」




週マガで絶好調連載中のリアルアカウント。ネット社会であるからこその漫画として、スマホを駆使したりな物語を描いています。今回からはわりと動いているなぁという印象ですが、それ以上に女の子たちが脱ぎまくってますね。いやぁ、いいじゃないですか〜。その分、ころっと死ぬ場面なんかもありますけどね。個人的にはあやめちゃんと兄の話とか好きです。
そういえば、今回の表紙でマーブルが出てきてますけど、何気に表紙初登場ですね。この顔で血みどろとか本当に勘弁してもらいたいものです。なお、今回から鬼ごっこな展開になっています。そろそろ謎に近づいている気もしますが。そうそう。余談ですけど、今回収録されているお話の中で実は私が登場しています。いえ〜い。公式のイベント的なものですけど、マーブルコスプレしてるキャラたちを追いかけまわす役をしています。作中ではマーブルマークを写メすると1億もらえるみたいですが、残念ながら作中に登場したといっても1億円は貰えませんでした(笑)。


・・・・という話を友人にしたのですが、↓と勘違いされました。




いや〜ん♥

そんなわけねーだろ!!
まぁ、わりと良い位置にしてもらえてます。是非是非探してみてください。知り合いはあの特徴を知ってるから分かるかもしれませんね。ほら、あの取り外しできるやつですよ。・・・・ヅラじゃねーからな!!!














リアアカでも表紙の話になりましたが、ベイビーステップの最新刊ではエーちゃんとナツが二人で表紙を飾っています。何気にこの二人のツーショットはそう多くないです。通算38巻の中で、今回を含めて4回目。もうちょっと言うと恋人同士になってからは初めてだったような気がします。ちなみに38巻の前が13巻。そのあたりの表紙だとまだまだ友人ぽい雰囲気ですけど、今ではどこか隣にいるのが当然のような雰囲気になっています。


圧倒的テニス漫画

しかしまぁ、テニス漫画としてここまで成長しようとは思いしま、・・・・思ってました。某ジャンプのアレがテニスをやめたおかげ?で、今ではテニス漫画=ベイビーと言っても過言ではなくなりました。真っ当にテニスを描いてきた実績がありますからね。必殺技とかなくてもテニスはできるんですよ!!!(力説)
さて、現在はエーちゃんがプロになるための実績を残すため、全日本に挑んでいるところです。37巻ではタクマとの死闘決着であったり、細目で太めの種村選手とのベスト32戦をやったりしていました。そのあたりの苦難を乗り越えて38巻ではなんと準決勝をやっています。まぁ、準々決勝が不戦勝というラッキーもありましたが、あのタクマとの死闘を考慮すると、実力と言っても過言ではないでしょう。全日本でのタクマ戦、浅野戦はかなりベストバウトだったと思っています。




プレゼン資料

それはそれとして、自分を売り込むプレゼン資料を作る主人公ってどうなんだろうね。とはいえ、そこがエーちゃんの良いところだと思います。タクマ戦などを踏まえた上で、一度はあきらめたプロへの道を再度目指し、現実的な?プロテニス選手としての路線を進みつつあるようです。ちなみにエーちゃんはテニスに出会わなかったら何を目指していたのでしょうね。無難に公務員とかになってそうな気はします。意外と営業もいけそうな気もします。
仮に、の話でいくとエーちゃんって本当に真面目だけが取り柄の人間に成長していたでしょう。真面目だけな人間とならなかったのは、やはりナツの影響も大きいでしょうか。


エーちゃんとナツの関係

こちらも37巻の話になりますが、エーちゃんがナツを応援してから、ナツがギアチェンジしています。彼氏が応援してくれることで変化するあたりナツらしいですね。残念ながらその試合では負けてしまいますが、エーちゃんが一声かけるだけで全く違う試合をしていたり。
なお、このあとナツの部屋に初めて行くことになります。








何で困るの?

あー可愛い。ナツ超可愛い。
流れでナツの家に行ったところ、なぜか家には二人きり。なんてことだ、なんてことだ、ってわけです。エーちゃんが「変な気分になったら困るだろ」からの↑になるわけですけど、天然なのか計算でやっているのかナツの場合どっちなんだ。このあたりナツは魔性ですよね。付き合う前の話とかも含めてナツはどう考えているんだ!?ってのはドキドキしましたっけ。まぁ、ナツのことなので天然だとは思いますが・・・・。
それにしても、ナツと付き合えるとかエーちゃん羨ましすぎますよね。しかも天然娘のこのアプローチですよ。普通の男の子ならイチコロですし、薄い本案件じゃ!!!とか思ったりもします。ふふふ、エーちゃんは性の予習はしたのかな?




あっ、あ・・・・・


・・・・とまぁ、この後は是非読んでくださいということで。
うーん、テニスも絶好調。恋愛も絶好調。本当に言うことなしです。まだまだエーちゃんの未来は不透明ですけ・・・・って、何か重要なことを忘れているような気がする。







あ、










江川タクマ

とんでもねぇピエロがいた。
テニスを頑張らねばと張り切っていた裏で、好きだったナツをエーちゃんに取られ、しかも頑張っていたはずのテニスでも負けた男。負け犬と呼べばいいのか、ピエロと呼んでしまっていいのか。ナツ自身のことはしょうがないとしても、ナツを犠牲にして召喚したテニスへの努力をエーちゃんに粉砕されてしまったという。さすがにちょっとこれは・・・・。何故か男に人気があるというのも明らかになり、ますますピエロ化が進んでいるような気がします。ほんとご愁傷さまです。





あなたの好きだった女の子は、好きな男(エーちゃん)の前で女の顔をするようになったよ。
タクマには見せない顔なんだなあ。くぅ〜泣ける。








準決勝

そういえば38巻でのメインの話を忘れていました。日本を代表するテニスプレーヤーである門馬さんとの準決勝が始まりましたよ。浅野さんは得意にしていた門馬さんですが、エーちゃんのスキルだと一筋縄ではいかなさそうな雰囲気。というか、門馬さんからの期待度が高すぎてエーちゃんが戸惑っているようです。
門馬さんは若手に期待しているというか、次の日本を背負ってくれそうな人を発掘している感じがしますね。エーちゃんがその御眼鏡に適うかどうか。おっと、門馬さんの場合はサングラスでしたね。個人的には、礼儀のしっかりした後輩への面倒見のいいお兄ちゃんって感じで見ています。舌打ちとかしていますが、悪い人ではない・・・・・はず。エーちゃんは勝てるんでしょうかね?なお、これに勝ったら決勝で池くんが待ってますが・・・・。






テニス漫画としても恋愛漫画としても抜きんでて面白いですよね。しかもついに、ベイビーステップでベイビー(を作る)ステップが始まりましたからねー。←いつも言ってるけどいいのだろうか?
次巻は40巻手前の39巻。余談ですが、某テニヌな漫画が無印で42巻出ています。さすがにこの巻数は超えそうだなぁと思いますが、そうなるとテニス漫画最長作品となるわけですよ(多分)。長ければいいってもんでもないですけど、長く長く楽しませてくれると嬉しいな、って。ついでにそろそろタクマにも良い思いをさせてあげたいですね!!まぁ、無理だろうけど(遠い目)。



この世界の全ての人が「AKB49」を読んでくれることを祈りつつ感謝

週マガで連載している「AKB49」がついに今週で最終回を迎えました。あまりにも感動的、あまりにも完璧すぎる最終話を読んで、我が人生に悔いなしの状態です。
一番わかりやすい最終話の話をしているのは、ご存じヤマカムさんでしょうか。この記事などは非常に秀逸で、ほとんど言うことはないなと思った次第です。本当に強いて挙げるとすれば、寛子を応援する謎のTwitterアカウントの黒神様の話なんかもあったらなぁとか思いました。とりあえずは、個人的にも大満足の最終話となりました。3月には最終巻が出るはずなので、また読み返したらボロボロと泣きそうな予感。良い・・・・。非常に良い・・・・。
そんなことを含め、今回はAKB49を簡単に振り返っておこうかなと思います。


(2009年7月第1回選抜総選挙:1位、前田敦子
(2010年6月第2回選抜総選挙:1位、大島優子
1巻:前田敦子、2010/10/17、研究生編
2巻:大島優子、2011/3/17
(2011年6月第3回選抜総選挙:1位、前田敦子
3巻:渡辺麻友、2011/6/17
(AKB49総選挙)
4巻:高橋みなみ、2011/9/16
5巻:柏木由紀、2011/11/17
6巻:篠田麻里子、2012/1/17、第3回総選挙
7巻:板野友美、2012/3/16、GEKOKU嬢編
8巻:小嶋陽菜、2012/5/17
(2012年6月第4回選抜総選挙:1位、大島優子
9巻:指原莉乃、2012/7/17、&Jewel編
前田敦子引退)
10巻:宮澤佐江、2012/9/14
11巻:峯岸みなみ、2012/11/16
12巻:松井珠理奈、2013/2/15
13巻:松井玲奈、2013/4/17、第4回総選挙(重要)
(2013年6月第5回選抜総選挙:1位、指原莉乃
14巻:北原里英、2013/6/17、チームのぞみSKE編
15巻:島崎遥香、2013/8/16
16巻:横山由依、2013/10/17
17巻:山本彩、2013/12/17、チームのぞみNMB
18巻:渡辺美優紀、2014/2/17
19巻:小笠原茉由、2014/4/17
(2014年6月第6回選抜総選挙:1位、渡辺麻友
大島優子引退)
20巻:山田菜々、2014/6/17
21巻:須田亜香里、2014/9/17、チームのぞみHKT編
22巻:兒玉遥、2014/11/17、莉空スキャンダル
23巻:川栄李奈、2015/2/17、寛子スキャンダル
24巻:宮脇咲良、2015/4/17、歌ステ&第5回総選挙
(2015年6月第7回選抜総選挙:1位、指原莉乃
25巻:有栖莉空、2015/6/17
26巻:水野春子、2015/9/17アフロディーテ
27巻:岡部愛、2015/11/17、おかえり岡部編
28巻:吉永寛子、2016/1/15、ラストスパート


○最終巻の表紙は・・・・
予定では今年の3月に最終巻が出る予定になっています。どう考えても表紙は浦川みのり・・・・と言いたいところですが、意外と浦山実と浦川みのりの2ショットかな〜?とか思っています。25巻以降のオリキャラ表紙だと単独表紙(それ以外はAKBメンバーとみのりの表紙)になっているので、もちろんみのり単独表紙も捨てがたいところです。



第1巻表紙に合わせてくるのも面白いか?あっちゃん→みのり

作中で神崩しだ!と燃えに燃えていた時期もあったので知っているかと思いますが、AKB48には神8と呼ばれる人たちがおり、第1巻〜第8巻まではその神8が表紙に登場していますね。その後、現実世界のAKB48にも影響を受けつつ、SKEやNMBといった他のグループだったり若いメンバーなどが表紙を飾っています。似ていたかどうかは(もごもご)。雰囲気は掴めていたと勝手に思っています。ははは。






○あっちゃんの話題



普通の女の子でした

終盤になってくるにつれて印象が非常に薄れていきますが、そもそもの話として、AKB49はあっちゃんがいてこその物語でした。あっちゃんがいなければ、みのりも寛子もAKBにはいなかったでしょう。あっちゃんからは、アイドルの凄さというものを作中で学ばせてもらったように思います。また、時折みのりを奮い立たせるために出てきたりもしていますし、本当に本当に重要キャラだったと言わざるを得ません。


AKB48=あっちゃん

何気にAKB48のメンバー単独で話を描いてもらったのってあっちゃんだけだったような?という気がします。あっちゃんこそがAKB48であり、あっちゃんがセンターで努力していたからこそ今のAKB48も存在できるのではないでしょうか。そんな彼女の卒業のために、AKB49でも思いっきりあっちゃんのためだけの話を描いています。


圧倒的な人気を誇りながらも
AKB史上最も多くの人に嫌われたその少女は
誰よりもAKBを愛し
AKBのため 不器用に笑っていた

このようにAKB49内でも評されて作中から消えていきました。いまだにこの文章を見ると泣けてきますね。いや、別にあっちゃんが好きだったというわけでもないですが、アイドルとしての生き様が本当にすごかった、素晴らしかったなと思うわけで・・・・。そのあたりは、みのりたちにも引き継がれたように思います。




○総選挙の話
そういえば、じゃんけん大会なかったですねね。一方、総選挙の方はわりとしっかりやっていた印象があります。単行本の1巻が出るまでに、すでに2回ほどリアルの総選挙をやっていました。この時点であっちゃんと優子の熱い熱い争いがあったのですが、AKB49側にはそれほど関係なかったです。総選挙と卒業の話は切っても切れない話となりますが、あっちゃんのリアル卒業に合わせて作中でも卒業させていますし、優子引退はさすがに伸ばし伸ばしになっていますが、色々と言及されていました。



作中での総選挙1回目

でまぁ、総選挙の話はAKB49という作品にとっても重要な話題となります。3回ほどやっていたかと思いますが、特に1回目(6巻)と2回目(13巻)は非常に重要なものとなりました。
まず、1回目のAKB49作中の総選挙ではみのりたちはランキングに入っていません。↑のとおりの結果ではありますが、この頃では愛ちゃんから下はリアルAKB48の総選挙では公開されていません。つまり、1〜40位までは公開される=41以下の順位だとリアルの総選挙にも影響を与えないことになります。一方で、2回目のAKB49作中総選挙ではみのりたちもランキングに入ってきます。


第21位!浦川みのり!!

この時から、AKB49はAKB48とは袂を分かつことになります。もうちょっと言えば、64位で春子が呼ばれた時からAKB48のリアルとは完全に別の物語となりました。逆に、ここからAKB49で何をやってもいいぞ!となり、チームのぞみ編なんてものが始まるわけです。あまり理解しきれない人もいるかと思いますが、GEKOKU嬢編はあくまでもみのりたちは研究生という扱いなわけです。つまりは、テレビで輝かしく活躍するメンバー(=AKB48のリアル)に絡むことはありませんでした。それが、総選挙でランクインすることで色々と崩れていく、もとい、色々と創造されていくことになります。ちなみに、リアルの第5回総選挙では指原が1位を取っていますが、AKB49の第5回では・・・・・。
もうちょい余談をいれるなら、64位で春子が呼ばれたことで全てが変わったと考えると、やはり春子という存在は大きかったよなぁと思うわけで。何気に表紙に登場できるだけの存在だったと思います。少し最終話付近の話をするのであれば、春子が声を上げることで動いた部分もあります。そもそも、みのりというか実に下着姿とかをバッチリ見せていたのは春子ですよ。普通の女の子なら、一番怒っても仕方のないポジションなんですけど・・・・。アイドル性がみのりや寛子に適わないと、一番AKB48の等身大な部分を体現したかのような彼女が、一番重要な部分を任されていたなぁと回想してみたり。読み返すと春子の場面がかなり多いです。

・・・・というわけで、2回目のAKB49作中の総選挙を踏まえて、ようやく?AKB49らしさが出てくることになります。
あと、めっちゃ余談なのですが、3巻発売以降にマガジンの誌上でキャラ投票をやっています。詳しくはこちら(http://d.hatena.ne.jp/toldo13/20110804/p1)なのですが、1位がたかみなというね。たかみなはAKB49の最初から最後まで重要キャラとして描かれてますし、今やっても1位を取るんじゃないか?と思ってみたり。この時で一番納得できないのは、やはり愛ちゃんの順位か・・・・。




○これは・・・・



柏木さん「アイドルだって恋するんだよ?」

8巻でのお話ですが、柏木さんがこんなことを言ってましたね。もちろん「ファン」に、という話題です。しかしまさか、数年たった後でこんなことになろうとは・・・・・。







○研究生編



アイドルみのりが生まれた日

寛子をAKBのセンターにしたいという謎の不純な動機によりAKB49は始まります。その謎の動機により、ある意味、みのりという存在は寛子のファンでしかなかったわけです。そんなみのりが、寛子のファンではなく、アイドルとして生まれたのは奥平先生による生誕祭のお祝いからでした(3巻)。最終話付近で奥平先生がみのりの秘密を守ろうと力説したのも、何気にみのりの生誕祭。うーん、いい話だ。
序盤では、愛ちゃんの妨害とかありつつも輝いて見せたみのり、上述のアイドルみのり爆誕、1万円公演、そして1万円公演での寛子とみのりの関係性、裏方さんの話、寛子の家のお話などもありました。今思うと、助走だけでかなり激アツな作品だったんですね。





○GEKOKU嬢編



愛ちゃん可愛い

えーっと、GEKOKU嬢と&J編は個人的にも一番お気に入りのシリーズだったりします。ただ、どうしても愛ちゃんの61話〜65話がかなり神がかっててですね・・・・。可愛すぎて、何度も何度も読んでしまいます。はぁ・・・・愛ちゃん可愛い。
さて、GEKOKU嬢編ですけど、研究生とは思えない勢いがありました。某テニプリではありませんけど、GEKOKU嬢のこの勢いですらAKB48の神メンバーの足元にも及びませんとか言われたら、ガクブルものでしたね。そんなGEKOKU嬢のライバルとして描かれたのが&Jでした。のぶ子、じゃなかったMAYAが愛ちゃんに逆恨みしてたというのは何とも(苦笑)。愛ちゃん神がかってるからしょうがないと言えばしょうがないけど。とはいえ、のぶ子ママの財布からお金取ったり〜あたりの話は涙涙でした。
どうでもいいですが、物語終盤でAKBのトップメンバーたちと戦った歌ステですが、何気にGEKOKU嬢編で&Jと一緒に出てたりします。やっぱりGEKOKU嬢って有名なんじゃないか???まぁ、みのり、寛子、愛ちゃんの3人のアンバランスでバランスのとれたチームワークが磨かれたのも歌ステだったりしますし、いい仕事してますね。さすがはタモさん。







○チームのぞみ編



莉空という存在

そして、研究生から各チームに配属されるか?と思いきや、新キャラの莉空が登場し、みのりと寛子と一緒に全兼任になります。その裏で愛ちゃんがチームBに行きつつ、チームBを圧倒してたりするのもこのシリーズ。
全兼任では、SKE、NMB、HKTと西へ西へと突き進んでいきました。個人的にはSKE編が一番好きですかね〜。成長した姿もそうですが、SKEの熱さがとてもよかったと思います。今のSKEは・・・・・まぁいいや。NMBでの某師匠との対決も熱かったですね。あと、HKT編は前の2チームに比べてたいしたことない?と思いきやの莉空からのどんでん返し。ぶっちゃけ泣きましたね、ええ。莉空についてはこのシリーズ、そしてスキャンダル編まで含めてトラブルメイカーだったり、奇跡の子すぎたり、重要キャラでしたなあ。
この作品って波が大きいような気がします。雑誌で読んでいると、うーん?と思うことは多々あるんですけど、そこからの加速によるまとめ方が本当にすごい。どの編も総じて、終盤力による魅力がすごすぎると思うわけです。SKE編もNMB編もHKT編も、終わる頃には涙が流れてしまいます。
あと、このシリーズが一番長かったですね。何度も何度も読み返すと面白いシリーズだったと個人的には思っています。みんな・・・・みんな・・・・AKBのこと好きすぎんよ・・・・。





○そして終盤へ・・・・
AKB48の話からさらに羽ばたいて、みのりは世界へと旅立ったりしていますね。実は重要なシリーズになっていたわけですが、とりあえず愛ちゃんの家族問題だったり、みのりの正体の話題が火をつけていきました。愛ちゃんが最終シリーズへの捨て石になったのは見逃せませんが、まあ、この辺りまで来ると語ることも減ってしまいますね、なぜか。
それはそうと、最終話手前で奥平先生の頑張りによって秘密は守られました。ふと、今さらながら思ったのは、みのりの正体がバレるとしたら、何のこだわりもない浦山妹ではないかと思います。ははは。









最終シリーズはまた最終巻が出たあたりにでも。

深い深い愛の物語「深海少女・第1巻」




マガジンR、面白いですね。いわゆる月マガの姉妹誌となりますが、レベルが高いです。代表作を挙げるなら「虚構推理」でしょうか。看板作品として立派に役割を果たしていると思います。かなり面白いです。第1話では全く予想もしていませんでしたが、妖怪の類を扱った作品でした。あと、TVCMでも紹介されているとおり、ちょっと小さな可愛い女の子が出てくるお話。
片足が義足、片目が義眼の女の子。片足で一つ目の妖怪がいた気もしますが、そんな女の子を中心としたお話。原作小説も面白いのだろうと漫画でも伝わってきますが、漫画だからこその面白みもあるのかなと思ったり。なんにせよ、オススメです。










ちなみに「虚構推理」は推理モノであり、妖怪モノであり、恋愛モノでもあるようです。話はガラリ?と変わりますが、同じくマガジンRでは漢字4文字で恋愛モノな作品があります。「深海少女」という作品ですが、これまた一風変わった作品になっています。


深感覚ラブコメディ!

「深海少女」ですが、普通のラブコメではありません。そもそも冒頭でヒロインが海に消える(=死亡)という展開ですからね。
ヒロイン死亡・・・・というのはちょっとしたお約束かもしれません。そこから普通とは違う存在として出てくるわけです。死亡とは違いますが、虚構推理も義足義眼な女の子が出てきますね。例を挙げるなら、手がヒロインになった作品もありましたっけ。他には小さくなるヒロインとか、PCから出てくるヒロインもいましたね。最後の最後で消えてしまうヴァイオリン少女なんてのもいましたっけ。

まぁ、そのあたりを挙げればキリがありませんが、「深海少女」ではタイトルの通り






深海生物になりました

( д)     ゚ ゚
えええ・・・・・(動揺)。むろみさんのような人魚のお話でもなく、凪のあすからのように海中での物語とかではありません。ヒロインが深海生物として復活しました。
主人公の山田タケル、そして死んだと思ったら深海生物として甦った?田中ヒカリ。彼らのラブコメディなんですけど、ヒロインが深海生物(見た目は人間)というのはなんともまた・・・・。ちなみに、ヒロイン・ヒカリが死んだと思った日から1年間、タケルは海を見続けました。もちろんヒカリが好きだったから。一方、ヒカリは深海の王と出会い、深海の力を手に入れています。1年間深海で自堕落な生活を送ったのち、地上に戻りますが




人と深海生物ってラブいことできるんですかね??







猫には好かれる

猫って深海生物を食べる文化はあるんですかね?ヒカリが猫好きなので、ある意味win-winな関係ともいえますが、命がけになっているのが何とも言えません。




深海生物としてのサガ

人としての理性がそこまで残ってないような気もしますが、それ以前にあらゆる深海生物の特徴を有しています。光りますし、大きな口を有してますし、透明にだってなれます。海水がないと生きれませんし、お風呂は水風呂じゃないとダメです。まぁ、お湯に入ったらお鍋になりそうですしね。
とりあえずまぁ、可愛げのあったアホ毛が提灯になってたらどうするのかって話ですよ。可愛がれますか?大好きな幼馴染のアホ毛が提灯になって光っていたら愛せますか?っつー話ですよ。個人的にはかなり微妙なラインでNGな気がしますw そういう意味では、主人公・タケルの我慢がどこまで?というのを楽しむ作品かもしれません。


クリオネも登場

もちろん二人だけで物語は進みません。タケルの親(ラブくなることを願う親)、不可思議現象にのめりこむ女の子(厄介)、そして深海からやってきたクリオネ(深海のアイドルの座を奪ったヒカリに嫉妬)だって出てきてます。クリオネについては2巻以降のお話になるようですが、まぁ、わりとこの手の作品ではお馴染みのロクでもない雰囲気はプンプンしてます。





愛は深さを超えるか?そんな作品になってます。まぁ、さすがに深海生物なヒロインだとは想像できませんでしたけど。しかも、物理的な距離(いわゆる遠距離恋愛)を超えよう!という話ではなく、生物的な壁を超えなければいけませんし、人魚とかですらなく深海生物という深みある生き物とのラブコメディ。元に戻ってくれるといいんですが、深海の王を含めた相当なドタバタになりそうな予感ありです。
それと、重要な情報でもないような気もしますが、深海生物のことに詳しくなれる漫画だと思います。メリットかどうかは非常に悩む部分ですけどねww 可愛い女の子と学べる深海生物、というテーマの作品だと思えば色々理解しやすいと思います。