レイス!森へお帰り!ここはおまえの住む世界じゃないのよ!「進撃の巨人・第67話」※ネタバレ注意

○やんごとなき話題



16巻が出ます

来月は進撃の巨人の16巻が出ますね。というよりは、ドキッ!進撃だらけの陳列祭りが始まりますね。スピンオフから本編から色んな進撃が進撃してきます。壮観ではありますが、他の別マガ系作品を探すのが大変になるというのがネックですよね。しょうがないですけど。
あと、最近別マガ編集部がニコ生をやっているようです。先月行った第0回ではバック先輩も登場したりと、進撃好きも?別マガ好きも?楽しめる内容になっていたと思います。まぁ、ほとんどが“とある二人の編集者”による漫才だったような気もしますが。とりあえず質問してあって、回答も返ってきてますが、基本的には別マガ発売日以降の次の月曜日が放送日とのこと。今月で言うと16日ですね。長く続くかは分かりませんけど、楽しみなイベントだと思います。




・・・・というわけで、今月の進撃の巨人。サブタイトルはオルブド区外壁。そういや結構多くの○○区の名前が出てきてますね。どこかで一度まとめられたらと思いますが・・・・。あと、今月のアレを見て、まるでジブリ映画に出てきそうだなぁとか思ってしまったのは内緒。オームとかカオナシ暴走版とかシシ神暴走版とか。ジブリではないですけど漂流教室の未来人類にも見えたなぁ〜とか思いました。諫山先生のことなので、何かを意識していることも考えられますが、何なのかは謎。




○エレン生きてた!



冷たい目線・・・・

エレンが生きてました!パパトリアが超超大型になったあと、エレンが“ヨロイ”の薬を口にすることで、おいおいどんな戦いになるんだ!?と思ってたのですが、特に戦闘シーンもなく今月のお話を向かえています。とりあえずエレン変身後、特に問題もなく全員が生きていたようです。何気にハンジさんも生きていたのは安心しました。
なお、↑は生きていたエレンに対してのサシャからの冷たい一言。エレンの後ろにいるミカサから殺気を放たれてますけどね。おばんげねぇ、しゃんとしないというのはサシャの田舎の言葉でしょうか?どういう意味なのか・・・はわかりませんが、あまり良い意味ではなさそうですねw


エレンゲ硬化

ちなみにエレンが硬化することで助かったようです。エレンはほとんど覚えていないようですけど、崩落する地下空間を抑える形で柱なんかを形成しています。そのおかげで崩落や超超大型巨人の熱風から助かったとのこと。ただし、エレンを巨人の中から取り出すのは相当大変だったみたいですけどね。
しかし、これで壁を塞ぐ方法も見えてきたかもしれません。あくまでも“ヨロイ”の薬があればという前提みたいですが・・・・。ちなみにその場にあった薬は全滅だったようです。パパトリアがまだどこかで保管していればいいですが。逆にエレンもこれを機に硬化能力を身につけることができたらいいんですけどね〜。
あと、前から言っていますが、注射による薬の注入と、経口摂取はやはり違うのでしょうかね。エレンもちょっと暴走気味だった結果なのでは?と思うところもありますし、あの超超大型巨人を見ていると、あまり良い薬の摂取方法じゃないかもしれないな〜とか思いました。薬の正体が脊髄液かも?という描写もありますが、いちいち脊髄液を取り出すのもまた大変ですよね。例えば血とかで他の人も変身できないのだろうか?なーんて思ってみたり。






○超超大型巨人



なんですかこれは

さて超超大型巨人となったパパトリアですが、完全に奇行種扱いとなってます。顔がない状態なのと、皮膚周りが相当高温な模様。歩く、というよりは這いずりまわるという状態ですが、コレが動いたあとは火事になってるみたいです。とんだ大災害ですね。
向かっている先はサブタイトルにもなっているオルブド区。人がたくさんいる方向へと向かっているようで、どうやったら止めることが可能なのか。かなり四苦八苦しています。近づけないどころか、大きすぎて対処しようがない気もします。やはりエレンの力に期待するしかないみたいですね。・・・・・ようやく主人公らしいことできるってことか←
このあたりの場面で気になったことは2つ。1つは地下空間がめっちゃ広大だということです。超超大型が動いたあとに地下空間が完全に開けた状態になってるんですけど、ぱっと見で相当広いんですよね。どこまで続いているんでしょう?例えば壁の下もこうなってたら面白いかも?ずっと言ってますが、氷爆石っぽいですね〜というの気になります。
あと1つは、結局奇行種って何なのだろう?という進撃の巨人の根本課題。通常種と奇行種という分けはありますが、明確な定義はありません。奇行種はとにかく行動が謎ってくらいです。まぁこの超超大型が奇行種だというのには納得しますけど、パパトリアみたいな暴走変身をすると奇行種になる?・・・・というほど簡単ではなさそうですが。






○これまでの整理



始祖の巨人

というわけで、これまでの整理をハンジさんがしてくれてます。時折、ハンジさんの整理が入るあたり、この作品は優しいなぁと思います。

・「始祖の巨人」はレイス家じゃないと扱えない
・レイス家が始祖の巨人の能力を持っても「初代王の思想」に支配される
・今が平和だと初代王は思っている
現状の解決策1:エレンがパパトリアに食べられる&正気を取り戻したパパトリアを説得

というのが、とりあえずのハンジたちのまとめ。解決策については、エレンが自分とグリシャの罪を償うために提案しているフシもありますが。まぁ、妥当な解決方法ではないかと思います。余談ですが、初代王の思想って何なのでしょうね?フリーダの取り乱し方を見るに相当な内容だとは思いますし、例えば始祖の巨人を扱うと家族に何かあるせいで使えないという線もありかな〜とか思ったり。



ヒストリアの反論

ヒストリアは本当に変わりましたね。ユミルとの別れで自暴自棄になってたかな〜と思いましたが、パパトリアと出会ってから意見を言える子になったと思います。
そんなヒストリアが言うには、エレンを食べさせるということに反対みたいです。というのもパパトリアを正気に戻したとして、パパトリアを説得できるかわからない(初代王の思想縛り)ということですよ。むしろ、パパトリアが記憶をなんやかんやしてきたら即終了だろうということです。むしろレイス家と関係のないエレンが「始祖の巨人」を有している今こそが一番のチャンスだと言っています。
・・・・確かにその通りだわ。
そういえばエレンって初代王縛りがないように見えますよね。むしろ駆逐してやる!系男子になってますし。初代王なんて知りませんという状態なのは大きいです。ヒストリア推理では、グリシャはそこまで分かった上で行動したと語ってます。仮にそうであるならば、エレンの償いたいという気持ちも和らぐ・・・・はず?




ただし、ヒストリアの提案する方法は・・・・パパトリアを殺すことになるんですけどね。この世界は残酷だ。






○だっさ!!!



止まれ巨人!

この程度のことで進撃が止まるわけないっしょ!
高く上げたその拳がなんとも虚しい・・・・。かめ○め波を練習する子供のようだ。






○エルヴィンの決断



オルブド区の皆さん、頑張れ頑張れ

今回の超超大型に対する決断魔のエルヴィンが下したのは、オルブド区で戦うというもの。つまりオルブドの皆さんを避難させないそうです。仮に避難させた場合、超超大型がそちらに向かう可能性もあるので・・・・ということですけど、知らされないオルブドさんたちがちょっと可哀想ですよね。なお、避難訓練とか言われてるオルブドさんたちですが、避難訓練どころか本当は避難しなければいけない状況だったりします。バレたら非難轟々でしょう。本当は避難GO!GO!なんですけど。

・・・・・。




まぁ、へたに壁を突破されて平地で戦うより、壁ありで戦ったほうがまだいいかもしれません。仮に、本当に仮にの話ですが、例えばエレンが巨人能力で壁に埋まってる巨人たちを動かして戦うとかって展開ならそれはそれで面白いかもと思ってます。今のエレンでは難しいかもしれませんが。
なお、ヒストリアも超超大型と戦うそうです。ユミルを守ったという前科もありますが、今回は流石にガスガス戦ってくれるでしょう。むしろ、今月号の最後のページのワクワク感がすごいです。久しぶりにここまでワクワクしましたよ。やっぱり人間vs巨人は熱いね!






○どうしたサシャ



地下室?

さて、今月のサシャが何かおかしかったですよね。お腹が空いてないという描写、そして地下室って?という発言。


地下室は前にエルヴィンが説明してる

何のために壁の外に行くのか。それはグリシャの地下室があるから。これって結構な大前提だと思うわけですよ。もちろん調査兵団にとってね。それなのにいきなりサシャが忘れた?ただのすっとぼけならいいんですけど、例えばこいつはサシャじゃないとか・・・・はさすがにないよね。変なフラグじゃないといいのですが。
コニーも「?」マーク出してますけど、コニーも知らないってことはないと思うので、サシャ何言ってんの?ということだと思ってます。








というわけで、不穏な部分もありますが、来月は超超大型との対決になります。そもそもあんなのと戦えるのでしょうかね。あと、パパトリアはどうなっているんでしょうね。来月も楽しみです。